いつも心に

2021-02-05 07:56:40 | リーダー
『いつも心にユーモアを』
私の座右の銘である。

リーダーに必要な資質は多い。
ユーモアもあるに越したことはない。

ユーモアは自分を救うと信じている。
例えば、自分がとてつもない困難に直面し極度のプレッシャーを感じているとき。
例えば、何か大きな失敗や失態をやらかして深く傷つき、落ち込んでいるとき。
自分にとって、今、自分を支配しているプレッシャーや落ち込みがすべてであり、これと向き合うことに必死にならなきゃいけない。
忘れたい、でも考えてしまう、落ち込む。
無駄だとわかっていても、気がつけばこれを繰り返していたりする。

しかし、赤の他人がそんな自分を見ればどう思うだろう。
自分が直面する困難は、赤の他人にとってはこれっぽっちも困難ではない。
そんなことに必死に向き合う努力をして気の毒にな、と笑うだろう。
その第三者的な視点を持つことが、いついかなるときも必要だ。

もがき苦しむ自分がいる。
思いっきりもがき苦しめばいい。
それも身の種だ。
しかし、頭の中は冷静に、もがき苦しむ自分をネタにしてユーモアに変えられるくらいじゃなきゃいけない。
“おれ、こんな他人から見たらどうでもいいようなことで悩み苦しんで、馬鹿だな、笑っちゃうよな”
こんな風に客観視できれば、苦しみから解放される。
つまり、ユーモアを思いつくというのは心に余裕があるということだ。
心に余裕があれば、精神的に潰されずに生きていくことができる。
精神的な健康を維持することができる。

今度、大きな困難と向き合ったとき、ちょっと思い出して客観的に自分を見てみるといい。
そして自分を笑いに変えられるネタを探してみるといい。
“あれ?おれって、何でこの程度のことにこんなに苦しんでるのかな?”と思えて、フッと心が軽くなる瞬間があるはずだ。

これができれば、それは大きな強みになってお前を助けるだろう。

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