食後平10

2011-07-31 22:24:17 | 子育て

前回は食後漢10の記事でしたが。。。。

今回は【食後平10】です。
“平”は平仮名の略。
つまり2号ちゃんの平仮名問題のことです。

1号が漢字で苦労していることから開催されるようになった食後漢10。
最初の頃は、1号ちゃんが泣きながら漢字問題を解いている最中、
2号とジャリ男の下2人は何をしているかというと、
食後漢10真っ最中の1号と私のテーブルで座って、
お絵描きしていることが多かったのです。
ところが、2号も1年生になったこともあり、
食後漢10の傍らで食後平仮名10問が開催されるようになりました。
もちろん、ジャリ男も一緒に平仮名の練習です。

2号は保育園時代から平仮名を書いているので、
今更勉強?ってスタンスで始めてみたのですが、
書けるのは書けるものの、書き順がダメダメだったりするんですよね。
“け”と書くのに、左側の縦線を最後に書いたりします。
そのため、平仮名書き順矯正を行いました。
さらに難しいのは“しゅうしゅう”とか“すてぃっく”とか、
小さい“ゅ”や“っ”が入っている、又は連続している言葉、
それから発音では伸ばすものの、表記すると“う”になる言葉。
これらはやはり“慣れ”が必要になるので、
反復練習しかありません。

そんなある日、1号と2号の共通の問題として、
“短編集”を出題しました。
もちろん、1号は漢字での、2号は平仮名での表記です。
1号はヒントをもらいながらも書けました。
2号もできたというので答えを見てみると・・・。

“たんぺえ”

これにはコケました。
みんなで大爆笑です。
すかさず得意の突っ込みを入れます。

“たんぺえ君ってどこの誰や?男前か?”
“今度、うちに子どもが産まれたら、たんぺえって名前にするわ!”

どうも2号は途中で問題を忘れてしまったようです。
短編集という言葉も知らないので、無理はないですよね。
で、何となく“え”で締めてしまったのでしょう。
めっちゃおもしろかったのでOKです。

ちなみにジャリ男はというと、
平仮名は何とか読めるものの、ほとんど書けない状態です。
“つ”を逆から書いたりします。
私たちが象形文字を書いているような程度ですな。
これからゆっくりとがんばりましょう。

夕食後に開催される食後漢10兼食後平10は、
涙あり、笑いありのとってもドラマチックなものになります。
こうやって子どもたちの勉強に付き合えるのも、あと数年。
積極的に楽しみたいと思います。
では。


食後漢10

2011-07-25 00:27:48 | 子育て

1号も5年生になりました。

小学校高学年ともなると、学ぶ漢字も難しいですねぇ。
彼女達はゆとり世代のおゆとりさんのはずなのに、
“観察”とか“鏡”とか。
私も小学生の頃は、こんなに難しい漢字を学んでいたんでしたっけねぇ。
すっかり忘れてしまいましたが。

で、1号ちゃんは漢字がとっても苦手です。
それは努力が足りないとかじゃなく、
脳が漢字を覚えるのに適していないからじゃないかと思います。
未だに3年生の漢字を書けないこともあるくらいです。
私は漢字で苦労した覚えがないのですが、
嫁さんは漢字が苦手だったとのこと。
得手、不得手の世界ですね。

これから先、難しい数学の問題は解けなくてもかまいませんが、
漢字が書けないと、恥ずかしい思いをすることもあるでしょう。
ラブレターに数式は書かないですが、漢字は書きます。
大一番の文書で、へんてこりんな誤字なんてあれば大変です。
嫁さんも漢字が苦手だったとか。
漢字を覚えるのが苦手な脳にとって必要なのは、
何度も書くことだと思っています。
繰り返し、繰り返し書く。
緊張感のある中でね。

で、昨年の11月から、1号の漢字苦手対策として、
夕食後に漢字を10問出題することにしました。
ただし、何の緊張感もなければ効率はよくない。
だから、漢字を間違えれば残りの出題数が1題増える形式にしたのです。
つまり、連続で正解すれば10問で終わりますが、
1問でも間違えれば11問以上の問題が出ます。
ヘタするといつまでも終われないなんて可能性も。
ちなみに【食後漢10】ってのは、
【食後に漢字10問やる】の略です。
って、わざわざ書かなくても明白ですかね。

4年生の1学期の漢字からやり直したのですが、
最初はまともに進みませんでした。
ほとんど正解ゆーてるやろ!と突っ込みたくなるほどのヒントを、
何度も何度も繰り返して、
それでも何問も何問も間違えてましたから。
不憫な1号ちゃんは、毎日泣いてました。
“そんな漢字も覚えていないのか?”と言われる悔しさ、
正解できない、思い出せない自分へのイラ立ち、
不正解時に残問題が1問増える理不尽への腹立たしさ、
自信のない漢字が正解だったときの安心。
そんなこんなで涙が止まらず、
ほんと、毎日泣いてました。
出題するこちらも、
たいがいかわいそうになってオマケしちゃいそうになりますが、
そこは心を鬼にして、耐え続けていたのです。

でも、がんばれば何とかなるものです。
何度も繰り返し書いているうちに、
さすがの1号も覚えるものですね。
少しずつ。極端に少しずつですが、
食後漢10がスムーズに進むようになってきたのです。
それと同時に、直視できなかったような1号の漢字テストの点数が、
一気にハネ上がりました。
子どもの頃って、がんばればがんばるほど実を結ぶことが多いので、
うらやましくなることがよくあります。
私の歳になると、がんばっても実を結ぶことなんて、
そう多くはありません。
悪い性格を良くしようとがんばったところで、
表面的な“いいひと”にしかなれないですから(汗)

ところで、食後漢10は外食時には実施されません。
私が勝手にそんなルールをつけました。
だから、1号は外食が決まるととっても喜びます。
外食が嬉しいんじゃなくて、食後漢10がないから。
また、私が晩酌で酔っぱらってしまって、
漢字問題を出すのがおっくうになってしまった時にも、
中止されることがあります。
だから、1号は私が飲みだすと、
めっちゃビールを勧めてお酌をしてくれたりして、
スナックのママみたいになります。
それもこれも、すべては食後漢10を中止にするためです。
現金なヤツめ。

漢字力がちょっとマシになったからと安心は禁物です。
現に、ここしばらく、私が残業で食後漢10が実施できないと、
確実に1号の漢字テストの点数が下がっています。
またビシバシと鍛えたらなあかんな。
だから、残業したくありません、とは上司には言えませんが(汗)

また、この食後漢10は思わぬ相乗効果を生みました。
それについてはまた、次回にでも。
では。


家族でお出かけ ~東京ディズニーリゾート3日目:最終日前編~

2011-07-17 22:36:00 | お出かけ

3日目は31日。
この日は昼で切り上げる予定です。

家族でお出かけ ~東京ディズニーリゾート前夜祭~

家族でお出かけ ~東京ディズニーリゾート1日目:前編~

家族でお出かけ ~東京ディズニーリゾート1日目:後編~

家族でお出かけ ~東京ディズニーリゾート2日目~

夏休みの最終日。
子どもの頃は、この日には一抹の寂しさと、
独特のけだるさを感じたものですが、
ディズニーランドは別世界!
勇猛果敢な猛者たちが、この日も開門を待つ長蛇の列を形成します。

前日、乗りたいアトラクションはひととおりこなしていたので、
この日は場当たり的に、以下のアトラクションを堪能しました。

カリブの海賊

ビッグサンダーマウンテン

ウェスタンリバー鉄道

スプラッシュマウンテン

ビッグサンダーマウンテン

前2日と同じように、私はファーストパス獲得のため走ります。
最終日には最もリクエストの多かったビッグサンダーマウンテン。
意外とすんなりとパスも取れて、午前10時半に搭乗できることになりました。
嫁さんと子ども達はゆっくり歩いてカリブの海賊へ。
こちらも待ち時間5分だけ。
私がファーストパスゲットからカリブの海賊に着いたときには、
待ち時間はなく、こっちが家族を待たせていたくらいです。

スプラッシュマウンテンに乗ったときには、
事前に急流で写真撮影があると聞いていたので、
ジャリ男と2人で写真に写るポーズを決めておきました。
ウルトラマンのスペシウム光線のポーズ。
搭乗後に写真を確認してみると、
見事にうれしそうなバカ顔でポーズを取っていたのは父でございます。
ジャリ男は少し恥ずかしそうに控え目でした。
こらジャリ男、マジメにやらんか!

この日のディズニーランドは朝10時くらいが混雑の頂点だったようで、
時間の経過につれて人が減っていく感じでした。
そりゃそうですわね。
明日から子ども達は学校ですもん。
我が家も後ろ髪を引かれながらもビッグサンダーマウンテンを最後に、
ディズニーランドを後にしようと思っていたのですが・・・・。

次回、東京ディズニーリゾート最終回に続きます。
では。


ごしきのたんざく

2011-07-12 20:38:29 | 家族

七夕だというのに、7月7日は一日、雨でした。

七夕って雨が多いですよね。
梅雨時なので当たり前ですよね。
織姫さまも彦星さまも、
気の毒な時期を、一年に一回のデートの日に指定されてしまったものですね。

今年もジャリ男は保育園で短冊に願い事を書きました。
昨年は“かめんらいだーあくせるあかになりたい”という願いでした。
その微妙さに違和感を禁じ得なかったのを記憶しています。

お星さまきらきら

さて、今年はどんな願いなのか。
七夕の前日までは家族内のうわさで聞いていたんです。
その願いとは。

カブトムシやクワガタをたくさんとれるようになりたい

最近ね。よく行くんですよ。
カブトムシ捕り。
子ども達3人を連れて、車で行ける範囲の雑木林なんかに。
で、やっぱり私は捕れるのですが、
5歳のジャリ男には、見つけるのも難しければ、
捕ることなんて、もっと難しい状況です。
だから“カブトムシやクワガタを独りで捕りたい”と思ったのでしょう。
若干、小さめですが、
現実的で好感の持てる、いかにも少年的なお願いだと思ってました。
少なくとも去年よりはね。

でも、先日。
そう、7月7日のことでした。
保育園のお迎えに行ったときに、
笹につけられたたくさんの短冊の中から、
ジャリ男の短冊を見つけて、読んでみました。
かわいらしいお願いが書いているんだろうなと思いながら。

で、裏切られました。

おおがねもちになりたいです

!!!!!
なんじゃその夢も希望もない、
でも極めて現実的なお願い。
普段からそんなこと言ったことないのに、
なんでいきなりお金が出てくるのか・・・・。

わたしゃね、失望しましたよ。
よくわからないままに書いているのかも知れませんが、
“おおがねもち”なんて言葉が出てくることに対してね。
夢っちゃあ夢なんでしょうが、
生きていくためにはなくてはならないものであることは確かなんですが、
5歳からそんなことを考える必要は一切、ございません。
もっと少年らしい願いを書けへんたんかいな。

おとうちゃん なさけなくって なみだでる

一句読めちゃいましたよ。
だいぶパクリっぽいですけど。

一方、家に帰ってから1号と2号のお願いも聞いてみました。
1号はさすがの貫禄。

家族みんなが幸せでいられますように

2号も“らしい”お願いです。

ピアノが上手になりますように

ほ~ら。
2人とも子どもらしくて素敵なお願いじゃないですか。
めっちゃカワイイ
それに比べて、ジャリ男の情けなさといったら・・・ヨヨヨ。


ここは気を取り直して、得意の、超ポジティブ思考で行きましょう。
そう。こんなことお願いされるよりはマシやな、と考えるのです。

おんなのこになれますように

これは困ります。
女になりたい男を否定するわけじゃなく、
私的に、ジャリ男には男として育ってほしいので。

6さいになれますように

5歳のジャリ男にとって、
これはあまりにもお願いとして小さすぎる!
3ヵ月後には、自然に6歳になれるハズやん。

むぎちゃがのみたいです

これを見た保護者の方々は、きっと言うでしょう。
“むぎちゃくらい買ってあげればいいのに”
そして私達両親は、麦茶も買い与えないセコ親の烙印を押されるのです。

あんていしたしごとについて、へいぼんなかていをきずけますように

そりゃそうなんやけど。
それが幸せの真髄であったりもするんやけど。
ただそれを短冊にお願いごととして書かれると、抵抗感あるな。

こじまよしおみたいになりたい

どこに憧れてる!?
何を目指してる!?

おんなをはべらせたい

どんだけマセとんねん!!

おにゃんこクラブにはいりたい

大昔に解散しとるがな!
チラホラ再集結したりCM出たりしてるけど。

おとうさんがかしこくなりますように

こんなことお願いされたら、父親の面目丸つぶれですな(汗)
子どもにかしこくなれとお願いされる父親って、
困るよなぁと思いながらも、私のことだったりするんですけど。

1ごうねえちゃんがすてきなおとこのひととけっこんしますように

それはそれで大切なことやけど、
おまえがお願いすることではないで。
人のことをお願いする余裕があるほど、
君に何もかも揃ってるわけやないで。

2ごうねえちゃんがだれかの2ごうになりませんように

ちょっと待て!
なんでそんなネガティブなお願いやねん!!
まるで“2ごう”になることが自然な流れのようやないか。

おかあさんとけっこんできますように

マザコン野郎!


・・・・・・・・・・。
いつの間にかネタ記事になっちゃった。
けど、こんなお願いされるよりは・・・マシ・・・かなぁ・・・・

ま、いつもマジメな私にこんなアホ記事を書かせてしまうほど、
ジャリ男のお願いがショックだったということですわ。
では。


家族でお出かけ ~東京ディズニーリゾート2日目~

2011-07-08 23:24:56 | お出かけ

まだまだ続く、昨年の夏休みの記録記事。
さて、ディズニーリゾート2日目は8月30日。
夏休みの終焉はすぐそこです。

家族でお出かけ ~東京ディズニーリゾート前夜祭~

家族でお出かけ ~東京ディズニーリゾート1日目:前編~

家族でお出かけ ~東京ディズニーリゾート1日目:後編~

にもかかわらず、ディズニーランド開園30分前でも、
門の前には黒山の長蛇の列。
という表現は文法的には適切でないとは思いますが、
それくらいの表現をしたくなるほどの人・ひと・ヒト。
ディズニーリゾートに開店休業なんて言葉はないんでしょうね。

でも、こちらも睡眠充分、気力充実、白目充血!
元気いっぱいなので、30分や1時間の間くらいなら、
炎天下にさらされようともへっちゃらです。

この日も前日と同じ作戦で、入場と同時に人気アトラクションである
トイストーリーのファーストパスを入手するために家族と別れて走ります。
嫁さんと子ども達はプーさんのハニーハントへ徒歩でGO。
いやぁ、父親ってのは大変ですねぇ。

この日、体験したアトラクションは以下のとおりです。

プーさんのハニーハント

ガジェットのゴーコースター

スペースマウンテン

バズライトイヤーのアストロブラスター

ジャングルクルーズ

ビッグサンダーマウンテン

昼寝

イッツ・ア・スモールワールド

エレクトリカルパレード

ガジェットのゴーコースター

モンスターズインク ライド&ゴーシーク

スペースマウンテン

最後のスペースマウンテンは閉園時間ギリギリでした。
こうやって並べると、たくさん乗りましたねぇ。
そりゃもう歩き回って並びまくって、
体力のない子ども達は、本当にがんばったと思います。
というか、一番体力がないのは嫁さんですね。
嫁さんも、よくがんばりました。

ファーストパスって制度は好感が持てますね。
“効率よく乗りたいなら頭と体を使って戦え!”的な発想で、
貧富の差がアトラクションの優先順位に出ないですから。
それに比べて、USJは・・・ナニがアレ、ですからねぇ。。。
今回は初めてのディズニーだったので、
要領が悪かったところもあったかもですが、
制度も理解できたことですし、
次回にはもっと要領よくアトラクションをこなしたいと思います。

この日のアトラクションで子ども達に人気があったのは、
やはりスペースマウンテンやビッグサンダーマウンテンといった、
ジェットコースター系ですね。
みんなビッグサンダーマウンテンの動物探しに興じておりました。

個人的に興味を持ったのはプーさんのハニーハント。
ハニーポッドなる乗り物に乗って、
プーさんと一緒にはちみつさがしに出かけるのですが、
このハニーポッド、自走式なんですよね。
レールもなければコースもない。
ある程度の広さのスペースを同時に3台のハニーポッドが、
入り乱れるようになりながら進んでいきます。
時にはその場でクルリと回転することも。
恐らくハニーポッドが頭脳を持っていて、
3台それぞれの動きをプログラムされているのでしょう。
あれだけ複雑な動きをしながら、
よくぞお互い接触するような事故なしに運営されているなぁと。
ひょっとして中に7人の小人が入っていて、
当たらないように注意しながら一生懸命走ってるんやろか。

残念ながら、モンスターズインクとバズライトイヤーは、
ちょっと期待外れでしたねぇ。
一般的な受動型アトラクションではなく、
銃を打ったりスポットライトを当てたりといった、
ちょっとスパイスを使った能動型アトラクションだったのですが、
大人が楽しめるようなものではありませんでした。
かといって、子ども達がとっても楽しんだかというとそうでもないようで、
“今日、乗った中で一番楽しかったのは?”
というお題でも、両者の名前は出てきませんでした。
ファーストパスを提供する機械にできた列の長さは、
他のアトラクションを圧倒していたんですけどね。
個人的な感想として、能動型アトラクションって外れが多いです。
ってか、当たりの記憶がありません。
ディズニーをもってしてもこんな調子なので、
私の好みではないということなのでしょう。

2日目も充分に疲れた東京ディズニーリゾート。
にもかかわらず、帰りのモノレールでもはしゃいでいた子ども達。
あやつらのパワーは無尽蔵ですな。
そのパワーを勉強や習い事に発揮してくれたら、
どんなに優秀な子どもになるか、考えただけでも末恐ろしいのですが、
いかんせん、カエルの子はカエル。
そんなパワーを遊び以外で発揮することはないんですよねぇ。

次回、東京ディズニーリゾート最終日(前編)に続きます。
迷惑なんて顧みず、まだまだ続きまっせ~。
では。