低反発枕ハンター

2006-09-30 21:22:26 | 家のこと(土地決定まで)
先週の日曜には住宅展示場へ家族で行ってきました。先日、チラシが入っていて、そのチラシを持っていくだけで低反発枕がもらえるということだったのです。しかも、景品のあたるくじ引きやホットドッグ、輪投げ、ガチャガチャ、ジュースが無料でもらえるのです。鉢植えの花は10円で買えますし、コンテンツ満載で家の建築を考えている者のはしくれとして、参加しないわけにはいかないでしょう。もちろんモデルハウスにも一箇所だけ入ってきましたよ。スウェーデンハウス。
現地につくと、人影はまばらでした。まだ午前中なので仕方ないですね。今までハウスメーカーで家を建てた人たちのおかげで、このような無料イベントが開催されていることに感謝しながら低反発枕を配っている案内センターへGO。ひとしきりもらうものをもらって車に置きにいって食べるものを食べて飲むものを飲むと、モデルハウスに入れてもらいました。ちょうど2組のご家族が打合せをされていてにぎわっていました。スウェーデンハウスは2×4かと思っていたのですが、ちょっとサイズの違う壁枠組工法のようですね。ご多分に漏れず構造部の模型が展示してあったのですが、壁体内にはグラスウールがぎっしり詰まっています。羊毛を着た家って表現があったのですが、まさしくそのとおりです。全棟の建築後にC値測定してくれ、C値=2を上回る場合は1から建築をやり直す!と鼻息荒くおっしゃってました。なかなかのご覚悟で。モデルハウスは当然のことながら豪華絢爛たるもので、ヨーロッパテイストをふんだんに取り入れて、パインの無垢材を方々にあらわしてあります。好きな人はたまらないんでしょうねぇ。僕個人的にはデザインについては可もなく不可もなくって感じです。サッシはすべて木製サッシなんですね。これはちょっと驚きました。木製サッシは断熱性能が高いですから、3層ガラスと相まって強力な断熱性能を発揮してくれるでしょう。聞かなかったのですが、木製サッシってメンテナンスはどうなんでしょうか。手垢がついたりしやすそうに思えるのですがね。また、無垢材なので暴れたりしたときに機密性能が落ちたりはしないのでしょうか。細かい話ですけど。あと、驚いたのは壁パネルなどの駆体部分はすべてスウェーデンで加工されているのですね。
営業マンの説明は丁寧でわかりやすく、さすが国内の木造住宅建築数で5本の指に入る業者です。滋賀県(大津市?)でも年間30棟ほど手がけられているとのこと。家の定期点検も50年間無料で、さすがスウェーデン“ゆりかごから墓場まで”ですね。
ところで住宅展示場でもらった低反発枕ですが、娘に独占されていてまだ使わせてもらってません。娘はもっぱら抱き枕として使っています。僕を抱き枕がわりに抱いてくれたらうれしいんですけどねぇ。。。
では。

映画雑記5

2006-09-29 22:42:00 | 映画
映画雑記第5弾です。
今回は『ハリーポッターとアズガバンの囚人』です。おなじみハリーポッターシリーズの3作目で、相変わらずの大ヒットを記録しました。でも・・・つまらないです。正直、ハリーポッターって何が面白いのかよくわかりません。大きなストーリーとしてはハリーの両親を死においやった何とかという悪の枢軸を倒すってのがあるんでしょうね。裕福な家でこき使われていたハリーがホグワーツに通うようになって成長する過程を描いているのでしょうね。映画では毎回違う悪の主人公が出てきてヤンヤヤンヤとやっているんですが、勝手にやっときーって感じです。なんだか中途半端なんですよ、映画は。原作を読んでいないのでそう感じるだけかもしれませんが、色々なキャラクターを出したいのか、内容を盛りだくさんにしようとしすぎてわけがわからなくなった冒険物語としか思えません。悪の枢軸を倒すんなら早く倒してくれぃって感じです。
この映画でものっけから不愉快なシーンがあります。ハリーに意地悪をするおばさんをハリーが風船のように膨らませるんです。そしたらおばさんはふわふわと夜空に飛んでいってしまう。なーんだろねぇ。人間界で魔法を使うことを禁じられているハリーが感情に任せてこんなオバカなことするんですからねぇ。成長してるんでしょうか。悪の枢軸は倒せるんでしょうか。人事ながら心配です。 また、空飛ぶほうきに最新式とかあるのもいただけませんね。早く飛べるかどうかは魔法使いの能力によるべきであって、ほうきの能力によるべきではないでしょう。その他、色々と思うことがあったのですが忘れてしまいました。ストーリーを忘れたからなんですね。というかストーリーなんてないんです。だから記憶が断片的になってしまって一場面一場面は思い出せますが、全体で結局なんだったのかわからないんですよね。こういう映画にゲイリーオールドマンが出演してしまったことが悲しいです。
全世界で何百万部というベストセラーになっている原作を読めば、きっともっと楽しく見られるのでしょう。でもこれは映画なんです。映画を見て面白さを理解できるように作ってもらわなければ意味ありません。そういう意味で作り手の失敗と言わざるをえないでしょうね。それともそれだけのベストセラーになっている小説を読まずに映画を見ている僕がわるいのでしょうか。
僕は単純に映画鑑賞が好きな一個人です。さらに映画を批判することに興味はありません。映画なんてつっこみどころ満載です。つっこむことを楽しむ見方もあるでしょう。僕の場合はつっこむことよりもストーリーや映像、音楽なんかを感覚的に楽しむことが好きです。この映画も決して悪いものとは思いませんが、すべてにおいて不親切、不丁寧(こんな言葉ないでしょうけど)なのでこんな感想になってしまいました。全国1千万のハリーポッターファンの皆様、お気を悪くされたらすみません。お口直しに次回は僕のお気に入りの一作をご紹介します。
では。

権威主義者、こう考えてる

2006-09-28 22:39:51 | 家のこと(土地決定まで)
僕は何年か前まで権威主義者でした。つまり、権威のある人の言うことはあまり考え、納得することもせず(考えることは苦手です)正しいものだと思い込む人だったのです。その道のえらい人の言うことは正しい。そう疑わなかったのです。なんやわからんけど、えらい人がゆーてはるからそうなんやろう、なんやわからんけどな。って感じです。頭の固い人間でもあるので、新しい発想とか工夫とかできません。頭が固いのはおそらく一生治らないと思われますので、せめて権威主義の自分を見直すことができればと考えていました。今も権威主義の一面があることは否めません。自分が精通している分野ならそんなことはない(誰もがそうでしょうけど)のですが、知らない分野についてはやはり権威ある人にハハーッとなってしまいがちです。
今回、家を建てるために勉強を始めてからは、できるだけそのような権威主義にならず、自分で理解して納得して行動を決めたいと考えています。この分野は特に何が正しいか、何が間違っているのかを見極めることは難しいと考えています。自分で実験するわけにはいきませんし、メーカーは自分に有利な実験結果しか公表しません。だから、わかりやすく教えてもらえる業者や人に色々話を聞いて、様々な工法や資材のメリット・デメリットを知った上で判断したいんです。そのために、いいことばかり言う営業や業者はハナから信用せず、問題点も素直に明かしていただける人たちの話を信用しています。極端な情報の氾濫で、住宅に関して調べれば調べるほど正しい判断ができなくなっています。あっちの本ではA工法が№1だと書いてあって、こっちのホームページにはB工法が最も優れていると宣伝されている時代です、素人がそれらの情報だけで判断するのは極めて困難です。
権威主義によって僕自身の正しい判断ができなくならないよう、がんばって知識を身に付け、信頼できる人の話、実際に住まわれている方の話を聞くように努力しています。どうかこの努力が無駄にならないことを願ってやみません。
では。

オクレさんのモデルハウス

2006-09-26 22:35:07 | 家のこと(土地決定まで)
先週の土曜に、地元で外張り断熱を施工されているH工務店のモデルハウスに行ってきました。滋賀県のローカル局であるびわこ放送(BBCと略します。イギリスのBBCとは無関係のようです)で宣伝されていて、前からちょっと気になっていた工務店です。僕の実家から歩いて3分のところにモデルハウスがあり、実家に帰ったついでに見学してきました。
玄関に立つと、さすが外断熱住宅、モデルハウスであるというのに玄関も閉めっぱなしで、手書きの張り紙に“ご自由にお入りください”と書いてあります。期待に胸を膨らませて玄関ドアを開けました。一歩入りました。さすが!ひんやりしています。時刻は午後2時で天気も快晴、うちのボロ借家なら暑くて窓を開けずにはいられない時間帯です。すべての窓を締め切ってなおもなかなかのひんやり感があります。でも営業マンが出てきません。もちろんお客もいません。玄関でモジモジすること2分、すんませ~んと叫ぶとそそくさとMrオクレに似た営業マンが出てきました。もうおじいちゃんに手をかけようかという年齢に見えます。恐らくそのモデルハウスに来る客は少ないのでしょう、びっくりした表情で対応しています。間取りは普通。特に参考になる間取りではありません。全体的な雰囲気も普通。嫁さんが喜ぶようなおしゃれさはありません。パインの無垢材をあちらこちらにあらわしてあります。リビングに外壁の構造について模型があったので興味深く見入ってしまいました。断熱材はネオマフォームの30㎜でその内側に気密シートを貼ってあります。これはピタットハウスと同じやり方なんですが、ピタットの気密シートは堅くていかにも丈夫って感じですが、こちらはなんやペラペラしていてほんまにこれで耐久性は大丈夫かいなと感じました。断熱材は30㎜と50㎜どちらか選べるそうです。また外張りと充填の断熱が選べ、充填の場合はグラスウールを使用するとのこと。基礎は内断熱。基礎には通気ダンパーがあり冬はクローズ、夏は開放するそうです。24時間の集中換気システムが家の空気を入れ替えます。第1種換気を採用しています。2Fに上がって西側の部屋へ行きます。さすがに暑いです。樹脂サッシとLow-eガラスだそうですが、さすがに西日の直射には暑くなってしまうようですね。このへんのプランにはやはり気をつける必要がありますね。
他に気付いたのは、現場は国道1号線のすぐ脇に建てられたモデルハウスなのですが、1号線を走る車の音はまったくと言っていいほど気になりませんでした。休日とはいえひっきりなしの交通量があるんですよ。トラックも多いし。なのに騒々しい感じはまったくしなかったですね。さすがです。ただやはり室内の音は響きます。オクレさんと僕2人きりで話していたのですが、吹き抜けがあるため家全体に声が響いている感じです。これを少しでも軽減する策を考えなくてはいけません。無理かもですが。また、一番気になっていた24時間換気システムの騒音ですが、なんとこのモデルハウスでは換気システムは動いていませんでしたー!なんじゃそりゃ。モデルハウスちゃうんかいな。だから動かしてくれるよう頼んでみたのですが、大変だから今は勘弁してくれと言われてしまいました。あわわわ。換気システムの音がどれだけ気になるかを知りたかったのに。。。まぁローカル限定の業者ですから無理は言えません。オクレさんに小屋裏の換気システム動かさせて、背伸びしたときにぎっくり腰でも起こされたら大変ですから。
なかなかユニークな営業(ひょっとしたら営業じゃないかも)でした。素人が付け焼刃を振りかざすように質問するのはいやなので、当り障りのない範囲で質問してみました。例えば冬の過乾燥はどうですかとか。それに対する回答は“ピタットさんは外壁が一重通気なのでそういうことがあるかも知れませんが、うちは二重通気なのでそんなことはありません”ですって。誰もピタットと比べてませんから。しかも二重通気だとどうして乾燥しないんですか?って聞いても、なんやゆーてはりましたがよくわからなかったので何をゆーてはったのか忘れました。入れ歯が外れかけたんでしょうかね。まぁこれ以上聞いても参考になることはないかなと思ったのでモデルハウスを後にしました。タイプとして家の問題を認めず、わけのわからない説明をしてやりすごし型の営業マン(違うかもしれません)なのでそういう人の話はあまり参考にならないですし、もっと深く質問して困らせるのは申し訳ないですから。うちの家にはこういう問題があります、それに対してはこういう対策が考えられますとか、なかなか対策がないのが現状ですと答えていただいたほうが信頼できるんですがね。ところでさすがはオクレさん、帰り際に何かあったら電話オクレってゆーてはりました・・・・あ。
でもパンフレットなどを見ているとローカルの工務店にもかかわらず、熱意を持って建築に携わられているなと思います。また、ずっと締め切り+換気システムを動かしていない外張り断熱を体感できたのは逆の意味で収穫でした。
日曜日には近くの住宅展示場へ行ってきました。ハウスメーカーの絢爛たるモデルハウスが建ち並ぶ展示場です。何をしに行ったかというと、枕です。詳細はまた次回。
では。

小食1号、肉食2号

2006-09-25 22:15:22 | 子育て
朝晩は冷え込みますね。でも気候なんてお構いなしに、娘2人は毎日元気に保育園へ行っています。2人ともぽっちゃり型の体型で、足の形なんかは嫁さんにそっくりの大根足です。足首もキュッと締まってるというのとは程遠いものです。保育園で一日中遊んでるのになんで痩せないのか不思議です。娘2号のおなかなんて見事にぽっこりとふくらんでいて、妊娠6ヶ月ってありさまです。一体、あの中にあかちゃんが入っていないのなら何が入っているのか不思議でなりません。ひょっとして、今はやりのメタボリックシンドロームなんじゃないかと心配になったりもします。肉がすきなんですよね。ソーセージやら唐揚げやらが晩御飯に出てくると、小食の僕より食べますね。今日もとんかつを1枚以上食べました。もう2歳になったのにスプーンもフォークも使わずに(最初は使ってるんですが、だんだん面倒になるようです)素手でわしづかみにしてひたすら肉を口へ運ぶ姿は、人間ってやっぱり動物なんだなぁと思い出させてくれます。娘1号は対照的に小食で、はじめてみる食べ物は食べようとしません。なのにぽっちゃりなので、一体こいつの栄養はどこから取っているのかが不思議です。便通がよくないので、大便が溜まっているんじゃないかと心配になったりもします。ほんと子どもは不思議でいっぱいです。2人とも同じように育ててるはずなんですが、まったく違う性格になってます。やっぱり人間って先天的に遺伝子レベルで性格まで決まっているものなんでしょうね。そこに後天的要素が加わってくる。でも、基本的な部分は変わらないものなんでしょう。先日、2人の娘を持つ職場の先輩が“子どもの性格は3歳から変わってない”と言ってたのを横で聞いていました。この子はこんな子になるやろなぁと想像したとおりになりよった!とも言ってはりました。そうなんでしょうね。なんかものすごくわかる気がします。上の子はおっとりしてて、下の子はキーキーしてるのですが、後天的な環境で社会順応していくでしょうけど、およそそういう性格の大人になるんでしょうね。子どもの成長が楽しみであり、今のかわいい姿が見られなくなると思うと悲しくもあります。
なんだか感傷的になってしまいました。あいつらは僕に今まで感じたこともなかった色々な感情を教えてくれます。
では。