今年のバレンタインの記録記事です。
バレンタイン・キッスって歌ありましたね。
国生氏があっちを向いたりこっちを向いたりしながら歌ってましたっけ。
今でもバレンタインの定番ソングですね。
個人的におニャン子世代でありながら、
おニャン子には一切興味のなかった硬派mercyです。
周りのみんなが“国生が・・・”“新田って・・・”と話していた横で、
その日のNHK-FMの“クロスオーバー11”でかかる曲をチェックしていたものです。
う~ん、ストイック。
『今日と明日が出会うとき、クロスオーバーイレブン』
津嘉山正種氏のテノールが懐かしいなぁ。
毎年のことですが、1号と2号は友チョコを作りました。
さすがは器用な1号。
細かな粒々を、器用に根気よく、チョコレートに飾ります。
こちらは既製品のチョコレートに飾りをしただけ。
飾りだけとはいえ、不器用な私には到底真似できない器用さです。
1号と2号はいつものバレンタインと同じようにオリジナルチョコを作り、
お友達に配ったわけなんですが、
事件というかボム!はジャリ男に起こったんです。
2月14日は月曜日で、保育園のお迎えは私が行きました。
すると先生が満面の笑みで寄ってこられたのです。
何事かと思って話を聞くと・・・。
“今日、ジャリ男くん、バレンタインのチョコレートを
同じクラスの女の子からもらったんです。
しかも、2人ですよ。
他に誰も2つもチョコをもらった子、いませんよ。
でも私、あげたくなる気持ち、わかります~。
だってジャリ男君、めっちゃ優しいですもん”
ええーーっ!
そ・・・・そうだったの?
ジャリ男ってモテ男なの?
家までの車でジャリ男に聞いてみました。
でも、あまり興味がないのか、
チョコをもらったことは認めますが、
感想とかは何も言ってくれません。
なんだかよくわからないままに、家に帰ってジャリ男のカバンを開けると。。。
ハートマークのパイに乗せられたチョコ。
つたないながらも飾りがされています。
ハート型に切取られたメッセージカードには、
たくさんのハートと、
その女の子とジャリ男と思われる似顔絵。
ジャリ男よりも自分を大きく書くのはご愛嬌。
こ・・・これは・・・・・本命じゃないか?
だってハートだらけやん。
“ジャリ男、スゴいな。ハートだらけやん。やるなぁ”
とひやかすと、
“だって○○ちゃん(チョコくれた女の子)、僕のこと好きやもん”
とどこ吹く風で平然とした答え。
やっぱりモテる男は余裕があるなぁ。
かっこいいなぁ。
うらやましいなぁ。
ただ、本人はイマイチ意味を理解していないのか、
本命(と思われる)チョコをもらったことに対して喜んでもいないし、
何食わぬ顔で淡々としています。
恋愛のレの字も知らないジャリ男のことなので、
ナゼだかわららないけどチョコレートをもらった、程度の認識なのでしょう。
それはそれでまた、かっこいいなぁ。
その日のお風呂。
1号と2号に事件の感想を聞いてみました。
“その女の子、ジャリ男のどこが好きなんか、さっぱりわからへん。
暴れるしうるさいし、まったくいいとこないのに・・・・”
と1号が辛辣な言葉で訴えると、
“ほんまやほんまや。ジャリ男なんて絶対好きにならへんわ!”
と2号が救いようのない同調。
でも、ジャリ男はそんな会話に興味なしで無反応。
いやぁ、ほんまに子どもっておもしろいなぁ。
ちなみにその女の子。
お誕生日会のインタビューをされたときに、
公衆の面前で堂々と、
“好きな人はジャリ男君で、結婚したい人もジャリ男君”
と言い放ったそうな。
そのことを先生から聞いた夜、ジャリ男に感想を求めると、
“別にどってことないわ!”
と、ナゼか切れ気味に怒鳴ってました。
ジャリ男、あんた、本物だよ。
そんなこんなで個人的に大事件が勃発したバレンタイン。
なんだか、モテるクセにモテることに興味がないジャリ男のかっこよさが、
妙にうらやましくって、ちょっと憧れてしまった夜でした。
では。