『リーダーとは人の上に立つ勝者ではなく、人の役に立つ勇者のことだ』
誰の言葉かは知らない。
以前、オンラインゲーム内の組織でリーダーを務めていたときに、メンバーから私を評するにぴったりの言葉ですと送ってもらった。
“私たちにとって、あなたは真のリーダーですよ”という想いを込めた、とのこと。
7年以上前、たかがゲームでの出来事だが、嬉しかったことを今でも覚えている。
私は他人(ひと)が喜ぶ顔を見るのが好きだ。
特に私自身の振る舞いや行いによって、他人が喜んでくれることは大好物だ。
以前、会社の仲間でボウリング大会を企画したことがある。
まだコロナが猛威を振るう前。
ボウリングを2ゲームやった後に、イタリアンを食べながら親睦を図った。
総勢、40名以上が参加するビッグイベントになったのだが、みんなものすごく楽しそうにボウリングに興じ、おいしそうにイタリアンを食べ、イベントが終了して帰る際には口々に楽しかったと言ってくれた。
そういうイベントを主催できたこと、そしてそのイベントでみんながものすごく楽しんでくれたことが心から嬉しかったのを覚えている。
もちろん、1円たりとも儲けていないばかりか、300円程度の赤字を補填したのを覚えている。
オンラインゲームでも同じようにリーダーとして正面から向き合っていたので、メンバーはそれを感じ取ってくれたのだろう、冒頭の言葉を贈ってくれたのだと思う。
今、思い出してもニヤけてしまうほど嬉しかったりする。
ひとくちにリーダーと言っても、リーダーの人数分だけリーダーのタイプはある。
人間的にはリーダーと呼べないような人が、組織的なリーダーを務めている会社も、不幸なことだがちらほら見受けられる。
私は、これからも、この言葉を贈ってもらえるタイプのリーダーでありたいと思う。
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