我が家にまつわるエトセトラ5(梁)

2007-07-05 20:29:25 | こだわり

間取りハイライト1でご紹介したように、mercy邸の2Fはほとんどすべて勾配天井です。
吹き抜け、階段、ユーティリティスペースには大胆に梁を露出させることになります。

梁には化粧を施し、そこにオイルステンを塗装することになります。
ダーク色のオイルステンです。
これにより、1Fから吹き抜けを見たときに、
ダーク色の梁が白の天井クロスをバックにして見えることになるため、
ウォルナット床との色彩的バランスを図っています。

我が家の場合はこの写真のように母屋は表しません。
また、梁から上へ伸びる束が必要だとのことで、
3本の束が天井と梁を結ぶことになります。

梁の掛け方には迷いました。
4本の梁が必要なので、単純に2Fホールを4等分すると
吹き抜け中央からちょっと外れたところに梁がきます。

悪くないんですが、天井にシーリングファンを取り付けた場合、
ファンの羽と前述の束が干渉してしまう可能性が高いんですよね。
それは困ったちゃんなので、思い切って割り切りました。

吹き抜けの中央を梁が走ることになります。
で、シーリングファンを梁に取り付ける。
そうすると、1Fから吹き抜けを見上げたときのバランスもよく、
2Fホールにいても梁のバランスが悪いとは感じないでしょう。
これに決まりです。

梁を露出させるのはいいです。
梁を利用して遊び心いっぱいの照明プランとなります。
これについては、また別の機会に。
では。