夏の家族旅行記 ~沖縄1日目2/4~

2011-09-29 22:28:49 | お出かけ

沖縄での食事といえば、ソーキそばですよねぇ。

特に事前調査したわけではないので、
レンタカーショップに置いてあったチラシに載っているお店で、
おいしそうなソーキそばの写真を載せてある店に行きました。

そんなことなんで店の名前は忘れてしまいましたが、
ソーキそばはおいしかった。
ダシがいいですよね、ダシが。
全体的に言えると思うのですが、麺は太めです。
きっと麺自体の味はシンプルなので、
おいしいダシを一緒に味わうための太麺なのでしょう。
ソーキももちろん、時間をかけてゆっくりと煮込まれているようで、
やわらかくってジューシーで、でもしつこくなくて。
ジューシーといえば、この店には『ジューシー』という料理がありました。
沖縄風かやくご飯だそうです。
食べてないですけど。

さて。
まだ時間は13時過ぎ。
ソーキそばで胃袋も気持ちも満足したmercy一家。
一路、ホテルへと向かいます。
宿泊するホテルはリザンシーパークホテル谷茶(たんちゃ)ベイ
那覇よりも北、沖縄本島の中ほどに位置するリゾートホテルです。
そこで3泊してから、那覇で1泊する予定。
沖縄自動車道で風景を楽しみながら北へ向かいます。

沖縄は景色も本島とはまったく違います。
最初に気付くのは明るい色の屋根が多いこと。
オレンジから赤色の瓦がほとんどなんです。
赤瓦と呼ばれています。
現代ではそれを伝統文化及び美として捉え、
積極的に赤瓦を使われるようですが、
その普及の歴史的な経緯を調べてみたところ、
決して赤である必要はなく、仕方なしに採用されたもののようですね。
ま、そんなことはどうでもいいとして、
この赤瓦と、高速道路の植樹帯に植えられたヤシの木、
山と呼べるような山のないのっぺりした地形が、
異国情緒を漂わせてくれます。
木造の家が少なく、ほとんどがコンクリートかコンクリートブロック造り。
山がないので流通する木材も高額なのだとか。
杉やヒノキといった木造家屋に使用される針葉樹は、
沖縄の気候では育たないのでしょう。
コンクリートの構造ではほとんどの屋根が陸屋根で、
屋根の上には貯水タンクが備えられています。
こちらは川が少ないゆえの貯水タンクだそうです。
海は四方八方にあるのにね。
これら、本島では見られない景色が、
いやがおうにも“旅行に来た感”を高めてくれます。

そんな景色を楽しみながら走ること1時間ちょっと。
ホテルの近所にある万座毛という絶景ポイントにやってきました。
この日のコースは何年か前のるるぶ沖縄に載っていて、
我が家も忠実に同じコースを辿っています。

駐車場周辺にはたくさんの土産物屋さん。
南国だけあって、商品もとってもカラフルです。
ちらっとのぞくと、すぐに店番のおばちゃんが寄ってきて、
商品の説明を始めます。
個人的に、あまり得意じゃないんですよね。
ほっといてくれたほうが買うのに、と思うこともしばしば。

並ぶシーサー。
旅行中、何度もこんな店先を見かけました。

お土産物色中の2号。
姉妹はそれぞれ10個ずつくらいのお土産が必要だとか。
子どもの沖縄土産で便利なのは、やはり星の砂でしょうか。
旅行後に聞いているところによると、
星の砂をもらった子ども達はみんな、たいそう喜んでくれるそうです。
嫁さんと1号が旅行中にしきりに調査した結果、
最もリーズナブルとうかお得な星の砂を販売されていたのは、
国際通りのお店でした。
1個30円程度で売ってます。

さて、土産物屋ばかりで時間をつぶすわけにはいきません。
立ち寄った目的である万座毛を堪能しましょう。

万座毛は長年の海水による浸食により、
海岸が崖状に削り取られてできた景勝地です。
海もめっちゃきれい。

こちらのほうが有名な崖ですかね。
象の鼻のように形作られています。
反り立つ崖と広がる海のキレイさ。
それらすべてがこの景勝地を形成するために存在するかのようです。

子ども達は崖の先端ギリギリまで歩きました。
とっても危険なのですが、私も子どもの頃は危険が好きでした。
崖の上から海を見下ろすと、吸い込まれるような気持ちになります。
それがまた、魅力的だったりするんですよねぇ。
今は昔ですけど。

いやぁ、きれいな海です。
こんなところで一日ゆっくりできれば、
きっと休み明けの仕事は、今までの10倍ははかどるやろなぁ。
と思ったのは一瞬で、
すぐに仕事のことなんて、頭から追い出しました。

さて。すでに時計の針は午後3時をまわりました。
そそくさとホテルにチェックインすることにします。

続きは次回に。
では。


夏の家族旅行記 ~沖縄1日目1/4~

2011-09-24 22:27:28 | お出かけ
行ってきましたよぉ。
4泊5日の夏の沖縄。
8月24日からの5日間の楽園。

南の島大好き夫婦にとって、沖縄は一度は行きたい日本です。
私は2度ほど行ったことあるのですが、
嫁さんはファーストタイムでした。
もちろん、子ども達も初めての訪問。
2号とジャリ男は飛行機自体が初めての経験。
初モノづくしの記念すべき大イベントです。

出発日は9:15伊丹空港発那覇空港行きの飛行機に乗るため、
5:30起きとなりました。
前日から仕事を中途退席させていただいたので、準備は万端。
起きて身支度して出発するだけです。
子ども達も興奮してるものですから、
起こせばすぐに飛び起きました。
いかにも大イベントの朝って感じで、胸が高鳴ります。

伊丹空港に着いたのが8:00過ぎ。
朝早いのにたくさんの利用客で賑わっています。
国際線の手荷物預かり所なんて、長蛇の列。
手早くチェックインを済ますと、
比較的空いていた国内線でスーツケースを預けて、
ロビーでおにぎりとサンドウィッチの朝食をとります。

たくさん並ぶ飛行機に、ジャリ男は大コーフン・・・するかと思っていたのですが、
それほどでもなかったですな(汗)
強肉食系男子ジャリ男には飛行機よりも、
腰の入ったパンチに興味があるようです。

不詳mercy、空港が大好きです。
というか出発ロビーが大好きです。
というか往路の出発ロビー限定ですが。
とにかくもう、今から待ち受けるであろう楽しい体験を思うと、
出発ロビーの景色を底抜けに明るく変えてくれますよね。
どんなに期待はずれの旅行でも、
出発前から期待はずれだなんてことはないハズです。
ま、家族で行くんだから楽しいに決まってますが。

ちなみに、この時点での週間天気予報によると、
ずっと曇り時々雨。
前日までの天気予報は晴れだったんですが。
ま、雨でも楽しい家族旅行ということで我慢我慢。

飛行機の窓際に座ったのは1号とジャリ男。
潤滑油2号はここでもケンカを嫌って、一歩引いてくれました。
帰りは優先的に窓際という条件で。

飛び立つ直前から雲の上まで、
1号もジャリ男も夢中で外を眺めていました。
飛び立った瞬間とか、雲に突入する瞬間とか、
1号と2号はキャーとか言いながら、黄色い声を上げていましたっけ。
田舎モノの旅行丸出しですが、
2人の歓声は、私達夫婦にとってかけがえのない栄養剤です。

 

しかし・・・アレですな。
若い頃にはたいして思わなかったのですが、
飛行機って怖いですな。
トラブル=大事故ですから。
何だか歳をとると命が大事になるんでしょうか、
離着陸時には恐怖のあまり、ジットリと手に汗をにぎってしまいます。
何だか想像が楽観的でなくて、悪い方向に行っちゃうことが多いんです。
守るべきものが多くなったということでしょうか。

さて。
那覇空港に到着したのが11時。

たまたまのポケモンジェット@出発前。
ポケモンジェットって、サービスもポケモンをモチーフにしているのでしょうか?
客室乗務員がピカチューのギザギザ尻尾をつけてるとか。
機長と副機長がいきなりバトルを始めるとか。
機内食はポケモンフーズかな?
こんなサービスでもないと、乗ったらどれも同じ飛行機ですよね。

手荷物受取所では沖縄らしくシーサーのお出迎え。
沖縄旅行中はシーサーを見ない日はなかったですね。
民家にもお土産屋さんにも、溢れかえらんばかりのシーサー。
きっと沖縄県民人口よりも多いことでしょう。

空港からレンタカーショップのバスに乗って、
室内がタバコ臭いポンコツのデミオを借りたのが12時過ぎ。
最初に目指すは・・・そう、沖縄そば屋さん。
もちろん、沖縄最初の食事はソーキそば、ですよね~。

次回へ続きます。
では。


家族でお出かけ ~混雑回避USJ~

2011-09-16 21:34:13 | お出かけ

平成22年11月11日の記録記事。

 

1号の土曜参観の振替休日に伴い、家族でUSJへ行ってきました。
最近はUSJも結構混んでいることが多いんですよね。
さらに1号が小学生になったので、保育園時代のように平日には行けません。
一方では2号とジャリ男が大きくなって、
色々な乗り物が楽しめるようになったのですが、
行けば混雑の繰り返しなので、
なかなか“今日はいっぱい遊んだな!”と言えるようなUSJ体験がなかったのです。
なので、両親も仕事を休んで、2号とジャリ男も保育園を休んで、
空いてるUSJを求めたということです。

でね。
そりゃもう楽しみましたよ。
さすがに平日だけあって、園内の人はまばら。
アトラクションはほとんど待ち時間なし!
精も根も尽きるまで、遊びまくりました。
当日は9:50に入場。
ちなみに、園内駐車場の駐車料金が2千円から2千2百円に値上げされてました。
マネー、マネー、マネー!

以下が楽しんだアトラクションです。
①スペースファンタジーザライド
②スパイダーマンザライド
③ジュラシックパークザライド
昼食(12:30~13:20)
④スヌーピーのグレートレース
⑤スヌーピーのグレートレース(2号のアンコール)
⑥ウォーターワールド
⑦シュレック4Dアドベンチャー
⑧スペースファンタジーザライド
⑨ターミネーター2 3D
休憩
⑩バックトゥザフューチャーザライド
⑪ジュラシックパークザライド
⑫セサミストリート4Dムービーマジック
⑬スペースファンタジーザライド
⑭マジカルスターライトパレード

十二分以上に楽しんだといえるでしょう。
初めて乗れるようになったのがスペースファンタジーザライドです。
座席のクルクル回るジェットコースター。
これまで体験したことのないような感覚を味わえます。
例えば、ジェットコースターの急降下を後ろ向きとか横向きで降下する感覚。
なかなかにおもしろい。
さらに屋内型ジェットコースターなので、
たくさんのイルミネーションが視覚を楽しませてくれます。
子どもたちはとっても楽しかったようで、
都合3回も乗ることになってしまいました。

もうひとつ乗れるようになったアトラクションは、
期待通りに楽しめたスパイダーマンザライド。
取材用の特別車両『スクープ』号に乗り込んで、
スパイダーマンvsゴブリン・ドクターオクトパス・エレクトロンの闘いを、
命を懸けて追跡していきます。
全編が3Dですが、水しぶきがかかったり熱風にさらされたりと、
たくさんの仕掛けがあって、めちゃめちゃコーフンしてしまいました。
個人的にはもう一度乗りたかったのですが、
子どもたちがスペースファンタジーザライドに傾倒してしまったので、
残念ながら一度だけです。

散々、乗って遊んで、お土産を買ってパークを出たのが20:20。
それからユニバーサルウォークのモスバーガーで食事して、駐車場を出たのが21:15。
家に着いたのが22:30。
いやはや。激しい一日でした。
子ども達は帰りの車の中で寝てしまい、そのまま朝まで目を覚ますことはなし。
お風呂も歯磨きもブッ飛ばして翌日(金曜)の小学校&保育園に備えたのでした。

マネー、マネー、マネーなファーストパスも必要にならず、
乗りたいアトラクションを十分に堪能して、
100%の満足感で帰宅した平日USJ。
おなかいっぱいになれました。

にもかかわらず、この秋にもUSJへ行くことが家内決定されました。
もちろん、私は反対はおろか、意見の一つも言っていません。
嫁さんが行きたいと言い出すと、止まらないですから(汗)
流されるままに流れるのです。
では。


映画覚書38 ~パッセンジャーズ~

2011-09-06 23:01:49 | 映画

最近、めっきり映画鑑賞できてないんですよねぇ。
時間ができれば読書ばかりです。

以降、ネタばれ満載のレビューなのでご注意を。

たまたま1号の帰宅時間の関係で、
午前中で仕事を切り上げたことがあって、
ちょっと時間があったのでつけたCSでやっていた映画。
作品自体の存在を知らなかったので、
そのため、一切の予備知識なしで鑑賞しました。

結論から言うと、なかなかいい映画だと思います。
ミステリーといえばミステリーとも受取れますが、
どちらかというと、ラブストーリーというかヒューマンストーリーというか。

オチがね。
シックスセンスやアザーズと同じなんですよ。
自分が死んでいることに気付いていない主人公。
作品終盤で自分の死に気付く。
何のヒネりもなく、そのまんまです。
そのため、受け入れられ難くなってしまうと思うのですが、
観終わった後に、やさしい気持ちになれるというのが、
他の作品との違いです。

自分の死に気付いてそれを受け入れた主人公アン・ハサウェイの見せる、
穏やかで優しい表情。
気付いていない死を自覚させようと、
彼女の周りに現れる、彼女が好きだった人々。
穏やかに優しく、死を自覚するアン・ハサウェイ。
死って、ひょっとするとそんなに恐れることではないのかも、
と思えるようなラストに仕上げられています。

2番煎じ、3番煎じだと酷評されがちですが、
個人的にはこの作品にはまた別の良さがあると思います。
ハートウォーミングなラストのため、
ミステリーにカテゴライズされることに抵抗を感じるんですよね。
ミステリーとしてはおっしゃるとおりなのかも知れませんが。

ただ、主人公とその彼氏のベッドシーンは必要だったのか。
そこをとっても疑問に思います。
そりゃ、一男性としては嬉しいのですが、
脚本としてはほのめかすだけで十分だったと思います。
全てを描くことによって、作品が陳腐になってしまいました。

まぁ、作品どうのこうのもいいのですが、
アン・ハサウェイはキュートですねぇ。
そう、キュートという言葉がぴったりなんですよねぇ。
機会があれば、彼女の他の作品を見てみようと思います。
では。


カブトムシ捕りのススメ

2011-09-01 21:03:14 | 子育て

この夏は、もうすぐ6歳のジャリ男くんと、毎晩のように繰り出しました。
カブトムシ捕り。

おかげさまで住んでいる場所が田舎なもので、
車で10分から15分も走れば、
カブトムシやクワガタが捕れる雑木林があるんですよ。
mercy家の超肉食系男子ジャリ男は虫捕りも大好き。
6月末から8月上旬まで、ずっとカブトムシ捕りに精を出しとりました。

成果も上々で、カブトムシはもちろん、
ミヤマクワガタ、ノコギリクワガタ、コクワガタと、
ジャリ男が小躍りするような虫達が捕れます。
さらに、カブトムシやクワガタだけでなく、
でっかいムカデとか、
でっかいスズメバチとか、
でっかいナメクジとか、
でっかいヘビトンボとか、
そりゃもう住宅地に住んでいると出会えないような虫達に出会えます。
そんな規格外の虫達に出会うたびに、
ジャリ男も私も、大コーフンしながら楽しんでいます。

子どもの頃の虫捕りの記憶って、
私の脳裏には今も強烈に焼きついています。
親に連れて行ってもらったことは1度しかありませんが、
あのワクワク感は忘れていません。
何度も行くと、そのありがたみは薄れてしまうでしょうが、
ジャリ男にもそんな思い出を残してほしいと思っています。

カブトムシ捕りには1号や2号も頻繁についてきます。
そのおかげかどうかわかりませんが、
2人ともほとんど虫を恐がることはなく、
たいがいの虫を触ることができます。
せっかく田舎に育ってるんですから、
田舎者の父親からすると、
虫くらい平気で触れるままで育ってほしいなと。

夕食後のカブトムシ捕りに悪いことはないんじゃないかと思います。
外に出て虫探しをするのは、家でテレビを見ているよりも健康的です。
セミが成虫へ羽化する瞬間の美しさとか、
カエルが蛾をバクッと食べる瞬間の残酷さとか、
夜にしか見られない生命の神秘的な営みは、
子ども達の情操教育にも役立つかも知れません。
あえて言うなら、危険生物との遭遇が恐かったり、
ちょっとしたガケで足を滑らせたりすることもあるのですが、
これらもある意味、危機回避のための勉強でもあるのでね。
何にもまして、これらの経験をするためにかかる費用は、
虫捕り網やカゴ、といった安価なものです。

唯一、カブトムシ捕りで困るのは、
晩酌ができないことですかね(汗)
雑木林への移動には車は必須なので、
晩酌すると飲酒運転になってしまいます。
子どもにとっては関係のないことですが、
暑い日の晩ご飯にビールが飲めないのは、キツいです。
どうしてもビールが飲みたいので、
カブトムシ捕りは中止にしてくれとジャリ男に頼み込むこともしばしば。

ビールを我慢した成果です。

女性にはなかなか理解できないかも知れませんが、
多くの男は、いくつになってもカブトムシやクワガタが好きなものです。
なかなか捕れないクワガタを捕ったときの感動はひとしおです。
興奮してジャリ男と一緒に“よっしゃー!”と叫んだこともあります。

その季節にしかできないことってありますよね。
冬のスキーや雪遊びもそう。
夏のキャンプや海水浴もそう。
そういう子ども達が子どもでいる貴重な季節を、
親としても一緒に楽しめるといいですね。
では。