水上コテージの景色がある家

2010-05-30 18:28:13 | 雑記
先日、琵琶湖へ行きました。

日本で最も広い湖。
湖の向こうには比良山系が連なる緑。
空は快晴。
どこかの公園に出かけてきたような景色でしょう?
でも、写真の右下。
公園のベンチではなく、ウッドデッキなんです。

実はこれ、後輩Kが家を新築したのでお呼ばれしたときの写真です。
Kの家の南側はすぐに琵琶湖。
掃き出し窓からつながるウッドデッキは10畳くらいあって、
琵琶湖岸ぎりぎりまで迫っています。
これ以上ないほどのロケーションです。
どこまでも広がる琵琶湖には、底抜けの開放感があります。

そして、そんな極上の開放感の中でバーベキューをいただきました。
どうですか、この写真。
最高でしょ。
まるでタヒチかモルディブの水上コテージのようです。
K夫婦は毎日毎日、この景色を見ながら過ごせるんです。
週末になれば、ここでゆっくりビールを飲めるのです。
これ以上の贅沢なんてあるのでしょうか。

以前住んでいた借家での景色はよかったんです。
住宅地の外れで田んぼや山に隣接した土地でした。
でも、mercy邸の景色は・・・・寂しいものです。
隣家しか見えません(涙)
土地を探しているときに、家にばかり目が行ってしまって、
景色のことを軽んじてしまいました。
失って初めて、無意識に見る田んぼや山が癒してくれていたことに気付きました。
Kは入居してから3ヶ月が過ぎた今となっては、
景色のありがたみを感じなくなったと言っています。
僕は自分の体験談を元に、
無意識に見る景色のありがたさを忘れたらアカン、
とありがた迷惑な持論を説いておきました。
きっと、酔いに任せて話したので、酔いに任されているKには届いてないことでしょう。

Kは新築検討中に夫婦でmercy邸へ来たことがあります。
そのときにmercy邸をかなり参考にしてくれて、
色んなところをmercy邸から“パクった”と言ってくれます。
例えばこの画像。
各種リモコンを壁に埋め込んで機器の凹凸をなくしてあります。
これはパクってくれたそうです。
玄関に複数個の正方形ニッチを作ったのもパクりだとか。

室内の色配色も似ています。
明るい色のフローリング、白い巾木、白い室内ドア、
回り縁のない天井、窓の枠は白で下枠のみ、アルミサッシも白。
これらはすべてmercy邸からパクってくれたそうです。
嬉しいことですね。


水上コテージ気分で口にするバーベキューもビールも最高でした。
これからは四半期に1度はバーベキューを開催しろ、
とKに命じておいたのですが、
酔うと僕以上に記憶をなくすKは覚えてないことでしょう。
では。


虫歯ショック以上のショックと小さな安心

2010-05-26 19:37:45 | 家族
頭は悪いけど、歯だけは良いってのがうちの3姉妹弟の自慢だったのですが。。。

1ヶ月ほど前、1号に虫歯が見つかったのです。
下の奥から2番目の歯。
「なんだか、ざらざらする」というので、
口を大きく開かせてよく見てみると、虫歯でした。

“目と歯はことさら大切に”

我が家のスローガンです。
このスローガンに忠実に、毎晩の歯磨きを励行していました。
朝は、あんまりしてなかったですが(汗)
小学校4年生になった1号も、仕上げ磨きは欠かしたことがありません。
それでも虫歯。
とっても残念です。

しかも、1号を歯医者で診てもらったついでに、
2号とジャリ男も検査してもらったところ、
ジャリ男にも、初期段階ですが虫歯が見つかりました。
チクショー、チクショー。

ところが、コトはこれで終わってくれませんで。
1号の永久歯の数が足りないというのです。
ひょっとすると3本くらい生えてこない可能性があるとか。。。
さらに1号、6歳臼歯がまだ生えていませんでした。
その診察で、歯茎には埋まっているが歯茎を切ってやらないと出てこないかも知れない、
とか言われてしまいました。
ゆゆしき事態です(涙)
これだけ歯を大切にしてきたつもりなのに、
永久歯が絶対的に足りないというのですから。

永久歯が生えなかったので、乳歯を大人になっても使っている、
というのは少ないことではないようです。
でも、1本ならまだしも3本って・・・・。
さらに噛み合わせの基準となる6際臼歯も生えないかもなんて・・・・。
ショックが大きすぎます。

当の1号は、その事態の重大さを理解できていないのか、
今、生えてる歯を大切に使うわ~、とかのん気なことを言っていますが、
親としては気が気でなりません。

永久歯の数が足りなくとも、
せめて6歳臼歯がしっかりと生え揃ってほしい、と思っていた矢先の先週。
1号が嬉しそうに“一番奥に歯が生えてきた~”と報告してくれました。
そのときの喜びと安心感といったらなかったですね。
今週になって2本目も生えてきたそうです。
やっと、ちょっと一息です。

とはいえ、これからも1号の歯からは目が離せません。
もちろん他の2人もですけど。
こればかりは親がいくらがんばろうとがんばりようがなく、
心配しながら見守るしかないのですが、
せめて、これまでよりも慎重に、
子ども達の口の中をチェックしたいと思います。
では。


イサットスタイル掲載

2010-05-23 22:22:29 | 雑誌掲載
先日はイサットハウスの総合カタログにmercy邸が掲載された記事でしたが、
何の前触れもなく5冊まとめてイサット本部からカタログとは別の冊子が届きました。

それが【イサットスタイル】という冊子。
位置づけ的には、イサットハウスの建築事例集になります。
これまでにも何度か製本されています。
僕らが家づくりの検討をしている時期にも出回っていて、
素敵なお家の数々に、感嘆のため息をついていたものです。

そんなイサットスタイルの3軒目の家としてご紹介いただきました。
キャッチコピーは、

開放感あふれる心地よさが
家族をやさしく包み込む家

これは雑誌で使われたコピーと同じですね。
サブコピーとして、

吹き抜けのあるリビングを中心に広がるダイナミックな快適空間

と表現していただいています。
もったいないほどのお言葉ですな。

さらに次のページに渡っても、ご紹介いただいています。
施主へのインタビュー形式でレポートを載せていただいているのですが、
これってやっぱり、読んでいると恥ずかしくなっちゃいます。

にしても・・・・またやってくれていますイサット本部。
画像の下あたりにmercy邸の間取りを掲載していただいているのですが、
これがひどい!
【新しい住まいの設計】に掲載していただいた際には、
誤って最終決定間取りの前のバージョンが掲載されました。
今回は、最終決定の2バージョン前の間取りが掲載されています。
いくらなんでも間違いすぎです(涙)
水回り部分がボコッと出っ張っているのですが、
mercy邸には、こんな出っ張りはありません。
ご丁寧にバージョンを変えて、お間違いいただいてます。
その気になれば、間取り検討の過程までバレちゃいますね。
誰もそんな気にはならないでしょうが。。。


と、そんなことは置いておいて。
今回、イサットスタイルを送っていただいて、
とっても驚いたことがあるのです。
それはこれ。

何と、mercy邸がイサットスタイルの表紙になっているじゃないですか!
しかも絵本を読む1号まで写ってます。
いや、どちらかと言うと、1号が表紙になったと表現するべきか!?
・・・・・どっちでもいいか。
1号、これを見て恥ずかしがりながらも喜び、
“私、太いな”というとってもおちゃめな感想を口にしました。
確かにちょっと、お腹が出てるな。

この表紙、写真を絵のように加工してあります。
写真そのものよりもいい家に見えますね。

今回、たくさんいただいたのですが我が家もそんなに必要ないので、
ご希望の方がいらっしゃいましたら、その旨をメールください。
送料当方負担で差し上げます。
・・・・・・って、以前、ポスターで周知したことがあるのですが、
希望者は0人でしたっけ(涙)
まぁ、お近くのイサットハウスに行けばもらえるものですしね。

さて。
イサットスタイルの表紙にmercy邸を抜擢したイサット本部。
イメージ写真集の表紙は大切ですよぉ。
mercy邸と一蓮托生。
知りませんよぉ。
せめて、何が原因かわからないが、
冊子をばら撒いたら売上げが落ちてしまった、
なんてことにならないよう、心から祈っています。
では。


読書感想文18 ~それでも、警官は微笑(わら)う~

2010-05-21 20:51:57 | 
久々の読書感想文。
このタイトルもまた、ソソられるんですよね。

日明恩氏のメフィスト賞受賞作。
たちもりめぐみ、と読むそうです。
日本語は難しいですね。

この作品は本格的な警察小説に属しています。
主人公とその相棒は典型的な凸凹コンビ。
無口で感情表現がヘタ、鬼のような外見から【キチク】とあだ名のついた巡査部長武本。
その武本とコンビを組むのは有名茶道の家元の次男で、博学、
思ったことをポンポンと口に出してしゃべりまくる潮崎警部補。
潮崎が年下ですが階級が上なので上司という関係です。

文句なしに面白い作品です。
ミステリー色は弱く、
警察と警察を取り巻く現状を描いています。
厚生労働省麻薬取締部との関係をわかりやすく解説してくれたり、
潮崎のセリフを通して、様々な雑学を学ぶこともできます。
驚いたのは中国の描き方。
事実かどうかはわかりませんが、
中国を“悪”として登場させていることにびっくりしました。

作品の冒頭。
通常、ここで作者は読者の心を掴むのですが、
この作品の冒頭は、読者が離れてしまいそうなものです。
あまりにも非現実的というか、
もう少し違う方法があるんじゃないの?と突っ込みたくなります。
でも、それを我慢して読み進めると夢中になれるんですけどね。

武本と潮崎は出所の不明な銃について捜査しています。
その銃は中国で生産されており、
食品輸入業を営む中国人の林が本国からの指令を受けて、
日本人に格安で販売しているのです。
その目的は。。。
日本にもっと銃を普及させて、事件を起こさせ、
それを受けた日本政府が一般人にも銃の所持を認めた暁には、
中国産の銃をバンバン販売して金儲けをすること。

この設定、違和感を禁じ得ません。
中国当局の指令ですよ。
これを読んだ中国人の方々は怒りますよ。
しかも、あまりにも気長な計画ですし、
どれだけ銃絡みの事件が増えようとも、
日本政府が自衛のための銃所持を認めるかどうか、
一般人の僕らが考えても甚だ疑問です。
なのに犯人の林は、当局からの命令を忠実に実行し、
日本人の、しかも一般人に格安の銃販売を繰り返します。

作品は主に武本と潮崎の視点で描かれます。
が、途中から犯人である林の視点で描かれることも多いんです。
なので、林が追い詰められていく様子もわかります。
ミステリーじゃないと感じるのは、その辺なのでしょう。
ミステリーが読みたい方にはオススメできません。
むしろ正統な警察小説です。

警察小説が好きな読み手にはうれしい小ネタが散見します。
高村薫氏の小説にたびたび登場する“合田雄一郎”や、
柴田よしき氏の小説に登場する“リコ(村上緑子)”を想像させる会話があるんですねぇ。

物語のラスト。
武本と犯人の林による、麻薬取締官の宮田を巻き込みながら、
埠頭でのドンパチで大団円を迎えます。
この辺も非現実的な気がしますが、
将来の映像化を意識してのラストでしょうか。
映画化するといいラストができそうです。
処女作なので、そこまで見越されているとも考えにくいのですが。

特筆すべきは、やはり主人公の武本と潮崎のデコボココンビが、
はじめはお互いに疑心暗鬼で相棒を見ていたのが、
次第にお互いの良さに気付き、
それを認めて尊敬して、最高のコンビに変わっていく。
そんな変化を丁寧に互いの心境を表現しながら描かれています。
読み終わってすがすがしい気持ちになれます。
ただ、タイトルの意味は・・・
読み終わって色々考えてみたのですが、イマイチわかりません。

ミステリーとしての迫力はありませんが、
警察小説としてはめちゃめちゃ楽しく読ませていただきました。
この小説には続編があって“そして、警官は奔る”というタイトルで発表されています。
もう読み終わったのですが、こちらも良いですねぇ。
では。


ルンバの稼動音

2010-05-19 21:29:14 | 家電
さて、自動お掃除ロボット“ルンバ”の発する音についてです。

と、意気込んで記事にしようと思ったのですが、
音の大きさを形容するって難しいですね~。
色々考えてはみるのですが、最適な表現方法が見つかりません(汗)
ブロガー失格でございます。

数字で表すと、カタログ数字では58db。
とりあえず、10年使っている掃除機よりはうるさくありません。
そりゃ、通常の掃除機のような吸引力はないので、当たり前ですわね。
どうでしょう。。。
1000ワットのドライヤー程度の音、でしょうか。

と、わかったようなわからないような中途半端なことを書いてしまいましたが、
音に関するレポートはこれがメインのようでメインではありません。
はっきり言って、ブィーンという音なんて気になるほどのものではないのです。
それよりも気になるのは、
ルンバがテーブルの足に当たってガツン、
段差を乗り越えるときにガシャドカとする音のほうが気になるんです。
掃除機が動いているときに吸引音がするのは当たり前ですよね。
だから、ブィーンはたいして気にならないのですが、
掃除機に不似合いなガシャドカに驚くことが多いのです。
ことさら、室内に音が響く家ですから、
2階でルンバが何かにぶつかったとき、
リビングでテレビを見ていても“あ、当たったな”とわかるくらいです。

派手な音がする割には、今のところ、家具や床を傷つけることはありませんが、
聞きなれないガシャドカという音がすると、
一瞬、何事かと驚くことが多いのです。
最初はね。
でも、もう慣れてきました。
ルンバが掃除するときは、
ガシャドカと音がするものだと受け入れることができたようです。
最近は衝突音がしても、
“おぉ~。ルンちゃんがんばっとるな”程度のものです。

ただ、リビングでテレビを見ているときに、
リビングで動かれるとさすがにうるさいですねぇ。
稼動音もガシャドカも。
テレビの音が聞きづらくなりますから。
ま、それはどんな掃除機でも一緒ですかね。

何でもそうですが、慣れれば体が順応して、
気になることも気にならなくなるものですね。
だからこそ、危機管理が大変だということでしょう。
天災は忘れた頃にやってくる。
って、話がそれちゃいましたが、
ルンバの稼動音自体はうるさいと言えるようなものではない、
という記事でございます。
では。