入居から6日が経過したわけですが、いきなりネガティブな記事を書くところが天邪鬼の僕らしいです。
とはいえ、やはり新居での生活は極上なので、重箱の隅を突っつくような記事になるかもですが、
どうぞお付き合いください。
○エコキュート
まずはこれ。
mercy邸はオール電化住宅です。
室内で灯油やガスコンロを燃焼させることが向いていない高気密住宅との相性は抜群なんですが、
個人的にオール電化の肝心要のエコキュートに感じている不満点があるんです。
とにかく、お湯の出る勢いが物足りません。
特に風呂のシャワー。
借家ではガス給湯器を使って、シャワーから出るお湯の量は豊富でした。
僕は勢いよく出るお湯でシャワーするのが好きなんです。
たまに安っぽいホテル、特に外国のホテルに多いんですが、
そんなホテルではシャワーの湯量が貧弱で、ストレスがたまることがあるんですよね。
そんな僕にとって、新居に移ってからのシャワーの湯量は寂しい限りです。
460Lという限られた湯量で運用しようと、機械はがんばっているのかも知れませんが、
そんな気をまわしてくれなくていいんです。
残湯が足りなくなったら、昼間でも夜間でも湧き増ししたらいいんです。
シャワーをひねればすぐに大量のお湯が出てくる!
これが僕にとっては大切です。
エコな生活とは程遠いことを言ってますね(汗)
このへんの考え方については、また後日記事にしたいと思います。
また、蛇口をひねってからお湯が出てくるまでのタイムラグってありますよね。
これはガス給湯器の場合もあるんですが、そのタイムラグが長すぎです。
エコキュートって設定した温度のお湯を貯めているわけですよね?
ならばそのお湯をすぐに供給してくれれば、お湯が出てくるまで時間がかかるということはないのではと思うのですが・・・・
朝イチで蛇口をひねって、温かいお湯がでてくるまで1分くらいかかってるかも知れません。
水道管に溜まった水が先に出てくるという理屈はわかるのですが、
ちょっと時間かかりすぎじゃない?エコキュート君。
エコキュートの設定方法によって、これら問題は避けることができるのかも知れません。
でも、ここ数日の間に色々やってはみたのですが、
どれも満足いくシャワー湯量が出てきたことはありませんでした。
エコキュート君、もっとがんばりましょう。
が・ん・ば・れエーコキュート(イケナイルージュマジック風)
○庇
庇がね、短いんですよ。
庇についてはたいしたこだわりもなく、工務店からの提案どおりなんですが、
この提案が軒出が50㎝なんですね。
でもって50㎝外壁から出ればそれでいいんかなと気に留めてなかったのですが、
この50㎝は柱芯(だったと思うのですが)から50㎝なんです。
落とし穴なのは、mercy邸のような外断熱住宅の場合は外壁厚が大きいんですよ。
通常の充填断熱住宅よりも10㎝程度厚くなると思います。
つまりそのぶん、庇が短くなるってことなんですね。
いや、これは嫁さんがインターネットで調べてくれたことの受け売りなんですけどね。
建築中から思っていたのですが、やはり軒出が短いです。
なのでちょっとした雨でも、1F掃き出し窓にはかかってしまいます。
少し風が出てくると、腰窓はおろか2Fの窓にもバンバンかかります。
“雨がかかるくらいどってことないんじゃ?”
いえいえ。そんなことないんです。
とにかく雨がかかると汚れますからねぇ。
我が家なんてすでに窓掃除したほうがいいんちゃう?ってくらいに汚れてます。
よく見なきゃ気付かないですが、気になりだすと・・・ってやつです。
そういえば借家は平屋で、しかも昔の建物なので庇が90㎝くらい出ていました。
窓を開けっ放しにしていても、よっぽどの風雨じゃない限りは入ってこなかったです。
当たり前のように暮らしていたのですが、失って初めてそのありがたさがわかりました。
庇をあと20㎝長く出しておけば、まったく違ったと思います。
ま、それをやるとそれだけ屋根や軒天の施工量が増えるので、値段も上がってしまいますが、
こんなに簡単に雨がかかるのは、ちょっと悲しい結果ですね。
み・じ・か・いヒーサーシー(イケナイルージュマジック風)
○階段
mercy邸の階段はリビング階段と決めていて、
丈夫でデザインのいいやつをチョイスしました。
結果、手摺りと階段の間はアクリルパネルにしたんですけどね。
2号とジャリ男が手摺りに手が届かないものですから、
このアクリルパネルを手摺り代わりにして上り下りするんです。
もちろん、ガンガン指紋や手垢がつきますが、そんなことはどうでもいいんです。
拭きゃあ済む話ですから。
それよりも、とにかく危ないんです。
考えてみてください。アクリルパネルが手摺り代わりなんですよ。
手摺りとしての機能を果たすと思います?
果たすわけありません。
つるつる滑るものを頼りにして階段を下りているわけですから、危なっかしくて。。。
もちろん、検討段階でこの危惧はありました。
でも子どもはすぐに大きくなるので、そこまでの考慮は必要ないんじゃないかと封印してしまったのです。
考え方が甘かった。。。。。
子どもが小さい今だからこそ、そういうことにも気をつかうべきだったのです。
また困ったことに、今まで平屋に住んでいたからだと思うのですが、
階段が遊びに使われることが、非常に多いです。
遊びだけでは飽き足らず、フルーツを食べたり絵本を読んだり・・・・
やられましたわ。
大人からすると上り下りする通路でしかない階段ですが、
子ども達にとっては、リビングにあることも相まって、
あるときは楽しいアトラクション、あるときは眺めのいいダイニング、またあるときは落ち着く読書スペース。。。
キューティーハニーかと誤解するような存在になっているんですね。
するかいっ!
手摺りだけではなく、段差部分の立ち上がりもないので、これまた見ていてこわいです。
足を滑らせて踏板の間から落ちてくるんじゃないかとか、踏板挟まって骨を折るんじゃないかとか・・・
心配性の嫁さんはもちろん、のんきな僕まで心配しています。
手摺りは、本気で対策を考えているところです。
あ・ぶ・な・いカーイダーン(イケナイルージュマジック風)
○玄関アプローチ
これはなかなか言葉では表現しにくいんですが、つまるところ玄関の段差が見えないんです。
なんのこっちゃ???
夜にね、駐車場に行くときには玄関から出て門柱の間を通って歩いていくわけです。
で、玄関ドアを閉めるとポーチからアプローチへ降りるのに2段の段差があります。
この段差はポーチライトで問題なく見えています。
よく見える
ところがアプローチを進むと門柱があって、その門柱の間にも2段の段差があります。
この段差が見えないんです。
どの程度見えないかと言うと・・・・
み・え・な・いダーンサー(イケナイルージュマジック風)
ちょうど段差の向こう側が門灯に照らされていて明るく、
その明るさとのコントラストが強いため、この段差が余計に見難くなっているんでしょうね。
デザインを良くするために2段の段差を黒くしたのですが、
段差を黒にしたことにより余計に見難くなったと考えられるかも知れません。
う~ん。。。。困ったな。
これは何が何でも解消しなければなりません。
子ども達は間違いなく足を踏み外して前面道路にヘッドスライディングをかますことでしょう。
今考えているのは、太陽電池式のポーチライトで手頃なものがないかなと。
門灯とセットで点灯できるライトがあれば一番いいのですが、それは無理ですよねぇ。
機能とデザインを兼ね備えた屋外用ライトをご存知でしたら教えてください!
○ネクタイの行き場
これはそのまんまなんですがね。
平屋生活に慣れてしまった僕は、仕事に行く日の朝に2Fに着替えに行くってのはしたくなかったんです。
なので、嫁さんが強く希望した玄関クローゼットに相乗りして、
そこにスーツやシャツを吊ってしまえるだけのスペースにして、
朝から2Fへ上がる機会をなくしてやろうと思ったんです。
これはこれで大成功だったんです。
朝の支度はすべて1Fで済ませることができます。
でも、ひとつ考慮すべきことを忘れていたことがあるんです。
それが小見出しのネクタイというわけでして。
つまりネクタイをかけておく場所のことを考えられていなかったんです。
いざスーツ類を吊っていって、最後にネクタイを手にした瞬間に“あ。やってもた”でした。
しばらく思案してみたのですが、特効薬をみつけることはできず、
今は応急処置としてハンガーにまとめて吊ってます。
でも、当然ながらバランスが悪くて、あっちに傾きこっちに傾き、
ネクタイを取るためにわざわざハンガーを外さないといけないというじじ臭い状態でございます。
じ・じ・く・さネークターイ(イケナイルージュマジック風)
ふぅ~・・・・・・
今日はこれくらいにしといたるゎ(メダカ風)
皆さんがおっしゃることですが、住み始めて初めて気付くこともたくさんあります。
こういう細部までこと細かにイメージしながら家づくりできるといいですね。
家づくりは想像力と細部に気付く注意力があると、より良くなると思います。
検討中の方々、がんばってください!
では。
嫁さんにまでナナメ読みされてしまう長文派に“全部読んだでー”のひと押し、お願いします(泣)