一戸建新築劇場、閉館

2007-12-31 16:35:04 | 雑記
家作りに本腰を入れるようになった頃に始めたこのブログ。
スタートから1年半が経過しました。

はじめは一向に進まない家作りに、ほとんど家族の記録や趣味ブログと化していた時期もあったかと思います。
アクセス数も、今でこそ一日500件を超える日もありますが、
最初の頃は一日のアクセスが5件とかで、その数字の不自然なくらいの少なさによく嫁さんと大笑いしていたものです。
それでも自己満足だけで続けてきて、今読み返すと楽しい記録となっています。

細々と零細経営していたこのブログも、家作りが本格化するにつれて、
ランキングに参加し、たくさんの方々に見ていただけるブログになりました。
生意気ですが、家づくりブログとして“おもしろいものを書いている”という自負があったので、
多くの方に見ていただきたいと思ってランキングに参加したわけですが、
そのために、ご訪問いただいた方々にクリックをお願いするという、
およそ本意ではないことをお願いすることになってしまいました。
でも、それも今日で終わりです。

ランキングについてはこれまで言及したことなかったのですが、
住まいブログというカテゴリーではベスト10に食い込むという、およそ考えられない快挙を成し遂げられ、
一戸建住宅のカテゴリーに限ると最高順位5位まで上げていただいたこともありました。

すごいことですよ

記念に残しておいたんです。恥ずかし。
ほんと、皆さんのお陰以外の何でもありません。
わざわざランキングボタンをクリックいただいた方々、ほんとうにありがとうございました。
そして、押しつけてすみませんでした。
今回の記事を最後に悪の根源ボタンは撤去、ランキングともさようならです。
ランキングに参加していると、書きたいことを書くのに躊躇してしまうことがあるので、ブログ的な小回りが利きません。
家づくりを終えた今、いつまでも家づくりブログとして縛られるのも困りものです。
というと、ランキングに参加することが悪のように聞こえるかも知れませんが、
あれはあれで、ブログに対するモチベーションを高めてくれる効果も絶大ですし、
新規読者を獲得する手っ取り早い手段でもありますし、
ひいては新たなお友達が増える効果もあります。
なので、否定しているわけではありません。誤解しないでください。
僕もお世話になりましたから。

 

ブログをやめるわけではありませんし、ブログに対するモチベーションは高いまんまです。
思えば、更新のモチベーションが下がったことはなかったな(苦笑)。。。
ネタも尽きたことはなかったな。
引越し期間中も更新を途切れさせなかったことは、自画自賛に値するでしょう(苦笑)
これからも住み心地や家具・家電・建材の使い勝手やインテリアなど、記事にしていきたいことは山ほどあります。
家族の記録と合わせて、のーんびり続けていきますので、よろしくお願いします。

施工が始まってからは記事にしたいことが多すぎて、
一日2更新、ひどいときには3更新ってのもありました。
これからは負担にならない程度に、ブログと付き合っていくつもりなので、
週2~3更新を目標にやっていきたいと思います。
何と言っても僕の本業は“子どもと遊ぶこと”と“料理を除く家事全般”ですから。
本業の邪魔になってはいけません。

ブログのタイトルは変えなきゃならないですねぇ。
一戸建新築劇場はこの記事をもって幕を降ろします。
たいして続かないやろなぁと思っていたので、適当につけた名称なんです。
今も決して気に入ってはいないのですが、
長文かつマルサンカクシカクな僕の文章には、わりと合っている題名なのかなと思います。
ある意味、劇場でもあったことですし。

新しいタイトルは未定です。
“一戸建新築劇場エピソード2レボリューションおかわり”はどうかな。
これって、パクり過ぎやな。
“著名建築家ATと建てたデザイン住宅での洗練された日々”にしようかな。
あ、それって嘘つきやん!
“イタい人のイタタブログ”・・・・
う~ん、これはこれで正解なんやけど。。。そこまで自分を卑下するんもなぁ。。。
いいタイトルがあれば、ご提案ください!

変えるのは題名だけなので、今後もお付き合いいただける方は、URLだけメモっておいてください。

今までご訪問いただいた方々、心から感謝しています。
そして今後とも、よろしくお願いします。
一戸建新築劇場はこれにて閉館です。

にほんブログ村 住まいブログへ 今まで面倒をお願いしてすみませんでした。本当にありがとうございました。

 

さて、2007年も今日が最後の日となりました。

1号が小学校に入学し、
2号は相変わらずヒステリックに過ごし、
ジャリ男はどんどん言葉を話すようになり、
家を新築した思い出深い年として、我が家の1ページに残っていくことでしょう。

それにしても今年はお金を使いました。
人生で最も使った1年となることでしょう。
言い換えると、人生で最も金銭感覚の麻痺した一年。
やりたい放題でしたね。
でも、1月からはローンの支払も開始。
イヤでも、現実的な金銭感覚が戻ってきます。
小遣い、減ってしまうかなぁ。。。

家を建てる。
人それぞれ、そこに注ぐパワーは異なりますが、
僕は間違いなく全力を注いだ部類のひとりだと思います。
全力を注いだからといって、100%満足のいく家が建つわけじゃないわけですが、
愛着は強いですねぇ。
満足と後悔が入り混じる家で、今は落ち着いて新居の生活を満喫しています。

今夜ももちろん、家族全員で一緒に過ごします。
新年は家族全員で迎えます。
当たり前です。
当たり前と思っていることを、当たり前に過ごせる幸せ。
そんなことを感謝しながら過ごせればと思います。
1号はきっとぺちゃくちゃおしゃべりしながら新しい年を迎えることでしょう。
2号はヒステリックな悪魔か、ご機嫌のいい天使か?
ジャリ男はおねぇちゃん2人に邪魔にされながら。
それぞれの新年を一緒に迎えます。

年の瀬というのは、何となく感傷に浸りたくなる時期です。
それと同時に昔を思い出して懐かしむ気持ちにもなってしまいます。
子ども達には、将来、僕と同じようにノスタルジックな気持ちになれる年末年始を過ごして欲しいものです。

 

改めましてご挨拶を。

今年もたくさんの方々にご訪問やコメントをいただき、本当にありがとうございました。
誰かに喜んでもらうために書いているブログではないので、
ひとりよがり丸出しでやってきましたが、
それでも遠方から完成見学会に来ていただいたり、直接、メールで仲良くさせてもらったり、
いくら感謝しても足りません。
ありがとうございました。

来年もどうぞ、よろしくお願いします!


フィナーレ! ~オンライン見学会 1F編~

2007-12-29 22:27:28 | オンライン見学会
3日に渡って実施してきたオンライン見学会も最終日を迎えました。
今回はこれまでにも増して、とんでもない画像数になりそうで恐縮ですが、
ひとの迷惑をかえりみず、行ってみましょう!

玄関

 

和室(昼)

 

和室(夜)

 

風呂

 

洗面室

トイレ

 

玄関クローゼット

詳細はご勘弁を!

LDK(昼)

 

LDK(夜)

食傷気味ですよね。。。。(苦笑)
すんません!!
とってつけたように置いてあるNYチェアーは、気にしないでくださいね(笑)

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新居にまつわるエトセトラ(湿度)

2007-12-29 17:46:33 | 空気環境
湿度コントロールはmercy邸のキーワードのひとつでした。

高気密高断熱住宅=冬の過乾燥
これは住宅の性能に関心を持った人なら誰もが目にする公式です。
もともと日本の冬は乾燥します。
さらに換気システムで取り込んだ乾燥した空気を、空調で暖めるわけですから余計に乾燥します。
第3種換気を採用している家の場合は、室内が多かれ少なかれ負圧になるので、
その傾向は余計に強くなりますよね。

ただ、いったいどれほど乾燥するのか、乾燥した家で暮らしたら家族の体はどうなるのか。
さっぱりわかっていませんでした。
ジャリ男はかなりの乾燥肌で、借家でも冬場は痒くて仕方ないという感じでしたし、
僕も冬場は向うズネやウェスト周りがカユくて仕方ありません。
嫁さんもアカギレがひどくなりますし。。。。
なので、建築前から加湿についての意識は高かったといえるでしょう。
意識が高すぎたのか、mercy邸には加湿器が4台もあってしまうのですが。。。。(汗)

また、湿度は体感温度に大きく影響します。
同じ20度の温度でも、湿度が30%の場合と60%の場合とでは、体感温度がまったく異なります。
僕個人の体感で恐縮ですが、
30%では“ちょっと寒い”とまで感じるのですが、60%なら“わりと暖かい”に変わるのです。
同じ温度でこの違いは大きいですよ。

こんなことで、湿度コントロールを心がけているわけです。
基本的にはちょこちょこと湿度計を見て確認します。
この時期に目安にしているのは50%です。
リビングで50%をキープできていればOKとしています。

住んでからずっと温湿度計とにらめっこしていますが、
加湿器を点けていなくても、40~45%程度の湿度はあります。
雨が降っていれば50%を超えることもあります。
mercy邸はリビング~ダイニング~キッチン~洗面室~トイレをひとつの空間として、
基本的に扉はすべて閉めずに生活しています。
湿気は高い場所から低い場所へ流れる性質があるので、
洗面室やトイレといった湿度の高い場所の湿気が、リビングへ流れているのではないかなと思います。
また、生活のほとんどを家族5人がLDKで過ごしているので、
ヒトが発生させる水蒸気もかなりあるのでしょう。

とはいえ、乾燥気味なのは否定できないので、ハイブリッド加湿器1台はリビングで24時間運転です。
湿度を50%に設定しての常時運転ですが、ほとんどハイパワーでは運転していません。
設定湿度を60%に上げると、慌ててウィーンと動き出したりします。
その他の加湿器は今のところ、あまり活躍の場がありません。
入居後、一度だけ数字に表れるくらい(35%)に乾燥したときに、役立たず±0の加湿器を稼動させました。
コポコポと煮沸音を立てながら、彼なりに一生懸命動いてました。
2F子ども部屋に設置した無印の加湿器も、意外と子ども部屋の湿度が高いのでほとんど使う機会はありません。
ほぼ快適な湿度コントロールができているんじゃないかと思います。

さっき、抜き打ちで確認してきました
今日は雨なので加湿器をつけていなくても快適湿度です。


ところで水周りの湿度は、やはりというか異様に高いですね。
特にトイレ。
1・2Fトイレともに常時60~70%程度の湿度があります。
便器にずっと水が溜まっている、リビングで加湿された空気が換気により流れてくる、
こんなところが原因でしょうか。
それにしても高すぎる湿度だと感じます。
この季節でこれだけの湿度があると、梅雨時期にどうなるのかが恐いですね。
かなりジメついた空気になりそうです。

まだまだ高性能住宅での住まい方は試行錯誤です。
“こんな工夫をしたら、住みやすくなったよ”という情報があれば教えてください。
では。

にほんブログ村 住まいブログへ こういう話題は、あまり人気ないですよねぇ。。。


フィナーレ! ~オンライン見学会 2階編~

2007-12-28 21:28:50 | オンライン見学会
昨日に引き続き、オンライン見学会第2弾です。
今日は順当に行けば1階のご紹介、と思っていたのですが、ちょっとまだ準備ができていません。
なので、先に2階の見学会を実施させていただきます。

寝室(昼)



 

寝室(夜)

 

寝室クローゼット

よく見ちゃイヤ

寝室ロフト

よく見ちゃイヤ

 

子ども部屋

子ども部屋ロフト


2F廊下・フリースペース

 

 

吹き抜け

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イームズプライウッドエレファント 見参

2007-12-28 00:48:16 | インテリア
以前、記事にしていたプライウッドエレファントが納品されました!

1月中旬納品予定だったのですが、他で納品前のキャンセルが出たそうで我が家にお話をいただきました。
もちろん納品が早いに越したことはないので、すぐに送ってくださいとお願いしたのです。

ただし。
正直、購入したときは盛り上がりまくってましたが、家が完成した今となっては旬を外した感があります。
たっかい買い物でしたし、お金を振り込むときにはちょっと緊張したほどなんですが、
新居に届いた梱包を玄関からリビングに運ぶ際の、その軽さが妙に虚しかったりします。



高価なものだけあって、さすがに梱包は頑丈です。
めちゃめちゃ丈夫なプチプチにダンボール自体がくるまれていました。
ダンボール箱も必要以上にデカいです。
『HAPPY BIRTHDAY CHARLES』って書いてます。
RAYの生誕100年にも、このような企画があるのでしょうか。。。

ダンボールの蓋を開けると、専用の布袋に入った状態です。
たかが置物のくせに17万8千円もするだけあり、仰々しいというか物々しい梱包でした。
で、専用の袋から取り出してみると・・・・

出ました!
これが実物のイームズプライウッドエレファントです。
我が家に初のイームズデザインが加わったわけです。
え?アップすぎてよくわからない?
これはこれは失礼しました。



これが欲しかったんです・・・・・けどね。

・・・・・・・。
・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・。

何でこの象を、あんなに欲しがってたんやったっけ?

あーっ。言ってしまいました(汗)

象の背中の裏にはちゃんとシリアルナンバーまで入っているんです。

うちのは1000体のうちの№363です。
ありがたや、ありがたや・・・・のはずなんですが、あまりありがたい気がしないのでございます。


こないだアントチェアーが来たときには、もっと興奮してしまったのですが、
さらに高価で喉から手が出るほど欲しかったプライウッドエレファントなのに、それほどの感動はありません。
きっと、期待が大きすぎたんでしょうね。

気を取り直して、この合板象ですが確かにデカくてカワイイです。
でも軽いので、持ち運びもそんなに苦になりません。
これは得意の色んなところで写真撮影がやりやすい。
ということで、まずは色んな角度からご覧ください。

正面から

横から

後ろから

上から

デカさは伝わりませんが、確かにかわいいでしょう?

さて、これを置く場所なんですが。。。。
買ったときは玄関に置くことを想定していたのです。
“象の迎える家”ってキャッチコピーでもつけようかなと。
で、置いてみましたが、イマイチしっくりきません。
というか、期待度が高すぎたんでしょうね。

なんとなく、SANAAチェアーのほうがうちの玄関には合っている気がするのです。
見慣れたからでしょうかね。

う~ん。困ったな。どこへ持っていこうか。
やっぱりとりあえずは子ども部屋、かなぁ。

3ショット

無理のある3ショットですな(汗)
しっくり来ないというか何というか。

あ、そうそう、寝室のダークカラーの床になら合うかも知れないと思い。。。。

ダーク×ナチュラル

まぁ・・・・。う~ん。まぁ。こんなものなのかな。
落ち着くほどじゃあ、ないな。
しかも寝室にこんなカワイイもの要らないし。

続いては2Fのフリースペースへ。

また本棚の前面扉が開きません

ここが一番しっくり来るかなぁ。
象を抱えてえっちらおっちら、家の中を移動する僕を想像しないでくださいね。

この象は単なる置物じゃなくて、ニューヨーク近代美術館に所蔵されているオリジナルは椅子なんですね。
だから子どもが座ってもびくともしないくらいに丈夫です。
モデルは2号
大人でも座れそうです。
おしりが腫れそうなので、決して座れませんが・・・
なので、こういう自由に使える空間に置いておくのが、使い方としては合っています。

ということで、という接続詞はおかしいですが、まだ合板象の落ち着き先は決まっていません。
ヘタすると、普段はロフトに収納されて、
人が来たときだけ自慢するために駆り出されるという運命になってしまうかも知れません。

それにしても、HPでよだれを垂らせながら見ていたプライウッドエレファントと、
実際に我が家にやってきたプライウッドエレファント、
なんだかありがたみが違うような違和感がして仕方ありません。
欲しい!と思っている間はすっごく素敵に見えるのでしょうが、
自分の手に収まってみると興味がなくなってしまう、そんな感覚でしょうかねぇ・・・
そんなことってありませんか?
新築に際して、色んなものを買いましたが、こんな風に感じたものは初めてです。
うぅむ。。。。。
なんと僕はわがままなんでしょうか。
では。