ひとりよがり、本領発揮

2008-10-31 22:44:13 | 雑誌掲載

イサットハウス本部から、初めて取材に来られたとき。
僕は勝手に心配して、勝手に安心していました。
このブログの存在がバレているんじゃないか、バレてなくてよかったと。。。

雑誌取材以降、ゲラの校正を兼ねて本部スタッフである柏原さんと、
メールで色々と意見交換というと大げさですが、
デザインやイサットハウスについて、
さらにはどうでもいいような世間話をする機会がありました。
何度かやり取りがあって、これが最後のメール送信になるかなというメールで、
僕のイサットハウスに対する意見やその他諸々を知ってもらうには、
ブログを読んでもらうことが一番の近道だと思ったので、
ブログを綴っていること、
建築時から施主の視点で感じたことを書いていること、
イサットハウスについて自由に意見を述べていることをカミングアウトしたのです。
もちろん、ビルダーには内緒にしておいてくれという一文つきで(笑)
迷いに迷った挙句に、清水の舞台から飛び降りたのです。

すると・・・・予期せぬ返事が返ってきたのです。

“実は、随分前からブログを知っていた”
“初めてmercy邸にお伺いするときは、厳しい指摘があるんじゃないかとビビッていた”
“mercy一家のドタバタを楽しみに、いつもチェックしている”

な・・・・・なんと。

バレてましたか!!!!!

ま、まぁイサットハウス本部にバレているというのは想定の範囲内なのでヨシとしましょう。
やっぱり住宅建築ブログを見て回ることはあるでしょうから、
たまたまこのブログがヒットしてしまったのでしょう。
でも、勝手に心配して勝手に安心していた記事の数々を、
柏原さんはどのように受け止められていたのでしょうね。
きっとパソコンの前でニヒルな笑いを浮かべられていたことでしょう。アヒルちゃいまっせ。
想像するだけで恥ずかしくなっちゃいますな。
柏原さんのメールには、さらにこんな記述がありました。

“mercyさんは気さくでさわやかだったので、文面とのギャップにびっくりした”
“mercyさんの文体が非常に好きで、毎回楽しみにブログを見ている”
“イサットハウスのホームページからリンクしたいブログ”
“mercyさんのブログが住宅購入検討者の目に止まることを祈っている”

ほらね。ほらね。
mercyは小難しいこと書いているけど、
人間自体は小難しくないんです。
さわやかさんなんです。

・・・・ということを言いたいんじゃなくて、
イサットハウス本部の人間からしても、
冷静に自宅を見つめ、できるだけ客観的に記事をアップしようとしているこのブログを、
たくさんの人に見て欲しいと思えるものなんだということです。
ほらね、ほらね。
だから、イサット本部から人が来る、ということになっても、
変な心配をする必要なんてなかったんですね~。
取り越し苦労も甚だしい!

ちなみに、こんなことも記述されていました。

“○○店(mercy邸ビルダー)にとってはNGでしょうけど(汗)”

あ・・・・やっぱり?
特にハンゾー氏が見たら、烈火のごとくお怒りになるか、
忍者の里に帰ってしまわれるか、どちらかでしょうな。ヘッヘ。
ニンニン。帰るでござる。とか言いながら。

ちなみに、11月15日(土)にはmercy邸のお宅訪問会があります。
そのときにはまた、ハンゾー氏の営業トークを聞くことができる予定です。
よしゃ、どれくらい成長しているか、見せてもらいましょう。
ところで。。。お宅訪問会じゃなくて、オタク訪問会だったらどうしましょうか。。。
フケ顔君のおかげで、オタクとの付き合いは慣れているのですが、
そんなにたくさんのオタクは相手にできる自信はありません。
って、なんのこっちゃ。


そんなこんなで、心配やら安心をダラダラと記述していたのは、
まったくのひとりよがりだったというわけで。。。。
まぁ、ブログ自体がひとりよがりなので、それはそれでいいのかなと思ったりするわけで。。。。
父さん・・・・富良野はもう、雪です。
では。


不良品シームレススリムライト

2008-10-30 20:04:54 | 入居後の家1年目
以前、長寿命をウリにしているクセに早々にランプ交換が必要になった
シームレススリムランプについて記事にしていました。

先日、その交換したスリムランプと同じ箇所のランプがまたも切れたのです。
実質2ヶ月程度で、その短い生涯に終止符を打たれました。
南無阿弥陀仏。

・・・・・って、そんなのん気なこと言っている場合じゃありません!
カタログ上の寿命は12,000時間ですよ。
2ヶ月って言ったら、24時間つけっぱなしでも1440時間程度じゃないですか。
そんな四六時中つけっぱなしにしているわけないし。

これは明らかにおかしい。。。。
コナン・ドイルを読んだことのない僕でも、製品不良を疑っちゃいます。
早速、ビルダーのT女史に連絡して現象を説明しました。
T女史は相変わらず素早い対応で、メーカーに確認してくれました。
結果。。。
照明機器本体の初期不良が疑われる。
交換させてほしいので、都合のいい時間を土日以外で教えてくれ。
とのこと。
土日以外って何やねん。オレも立ち会わせてくれよ。

で、先週、照明器具の交換をしてもらいました。
“サービスです、ってランプを10本くらい持って来い!
・・・・って、言っといてもらえます?”
とT女史に伝えておいたのですが、
持って来てくれたランプは2本。
ちょうど切れたランプの数と同じ数だけ持ってきてくれました。
チッ・・・・ケチんぼ!
ただ、古いランプを持って帰ってもらえたのは助かりました。
mercy邸で使用しているシームレススリムランプは、
1000㎜と1250㎜なので、大きすぎて燃えないゴミに出せないのでございます。
割って出そうかとまで考えていたくらいです。

なにはともあれ、入居後2回目の間接照明、一部点灯せず状態は解消されました。
ただし、油断してはいけません。
交換してもらった照明器具も不良を抱えているかも知れませんから。
では。


蓄熱、開始

2008-10-29 22:00:48 | 入居後の家1年目
11月がすぐそこですね。

コチラでも記事にしているとおり、
蓄熱式暖房機はスイッチを入れたり切ったりするタイミングが難しいのです。
蓄熱してしまうと、完全に放熱するまでは発熱を続けてしまいます。
それは天気が良く、ポカポカ陽気の昼間でも同じことです。

ただし、寒いと感じてからスイッチをONしていては遅いんです。
一晩かけて中のレンガを暖めるため、
蓄熱式暖房機で暖を取れるのは、次の日の朝になってしまいます。


外断熱住宅ではしばしば、蓄熱能力について言及されます。
例えば。。。
寒くならないうちから暖房運転を始めておくと、
ジワジワと暖かさが室内に蓄えられて、
本格的に寒くなったときに、小さなエネルギーで効率的な暖房ができる、とか、
1年目よりも2年目、2年目よりも3年目、というように、
住み続けることにより、蓄熱効率が上がる、といった類の話です。
住み始めてまだ1年にも満たないので、正直、まだ僕はそれを体感できません。
理論的にも微妙なところだと思っています。

もうひとつ納得はできていませんが、昨日がかなり寒かったこともあり、
昨晩から蓄熱式暖房機の運転を、蓄熱量を“中”で開始しました。
ジワジワと室内を暖めておいてエコでも快適に冬を過ごす、
ことができるかも知れないと期待しているからです。

朝には久しぶりのポカポカ蓄熱暖房の恩恵を受けることができました。
やっぱりエアコンと違い、蓄暖の暖かさは快適です。
もっと大容量の蓄暖を入れておけばよかったかなと思っています。

昼間は時々太陽が覗いたものの、
基本的には気温が低かったので、室内の温度が上がっちゃって暑くて冷房を入れる、
なんてことにはならなかったようです。
これから本格的な冬に突入するまでは、
天気予報、特に翌日の最高気温と最低気温をチェックする日々が到来です。
暖かくなりそうな日の前日には、蓄熱量を少なくしたり、
寒くなりそうな日の前日には、蓄熱量を大きくしたり。
春先と同じ試行錯誤を重ねることになるでしょう。
蓄暖による暖房の快適さは、これだけの手間に見合うものだと思っています。

明日もいい天気のようですが、朝の冷え込みは厳しそうです。
今日、建物を暖めたと思うので、蓄熱量“小”でいきたいと思います。
さて、どうでしょうかねぇ。。。
では。


間違いだらけの結婚記念日

2008-10-28 22:29:54 | 家族
去る10月25日(土)は、僕ら夫婦の結婚記念日だったんですよ。
10回目のね。

そうなんです。
結婚10周年ですよ。丸10年。

でもね。
僕は会社の社員旅行と被ってしまったので、家にいなかったのです。
そんな大事な日に、そんなどうでもいい旅行なんてキャンセルしてしまえ!と思われるでしょうが、
僕自身が世話人をしているため、どうしても行かないわけにはいかなかったのです。
じゃあ、世話人の権力を行使してその日を外せ!と言われても、
どうしても権力行使ができない理由がありまして。。。。モゴモゴ・・・
まぁ、歯切れの悪い話ですわ。

で、旅行は東京へ行ってきました。
10周年の結婚記念日に、嫁さんをほったらかしにして。
もちろん、3人のかわいい子どもたちもほったらかしです。
はい。僕は、ダメな夫であり父です。
これから僕のことはダースベーダーと呼んでください。
とまぁ、そんなことはどうでもいいのですが、
そんなバッド夫とサッド妻夫婦のために、子どもたちがしてくれたこと。。。

1号が“パパとママの結婚記念日やから、みんなで作るで!”と、
聞くだけで涙が出てしまうセリフを口にしながら、
昨日、嫁さんの実家で作ってくれた挿し花です。
どんな花よりも輝いて見えます(涙)

で、肝心の夫から妻へのプレゼントですが・・・・まだ渡していません。
というか、まだ注文さえしていません(汗)
お金がある夫ならティファニーだかティファールだか知らないですが、
スィートテンダイヤモンドとかってダイヤの10個埋まった指輪を送ったりするのでしょうが、
バッド夫にはそんなお金もなければ、
サッド妻も金属アレルギーなので、欲しがっていません。
そんなときには・・・・やっぱり椅子、ですよねぇ。
椅子好きの嫁さんが、ずっと形に残るもので欲しいものは、やっぱり椅子なんです。
近々、注文する予定ですので、
mercy邸のインテリアに新たに加われば、この場でご報告します。


ところで、社員旅行の記録を少し。

やっぱり東京に行ったら、ココですよねぇ。
実は初めての訪問でした。
はとバスツアーで。
この後、仲見世散策~隅田川下り、の予定だったのです。
でもね。。。
新幹線でしこたま飲んだカッパ課長がベロンベロンに酔っ払って、
はとバスツアーの同乗客から“酔っ払いがうるさい!”と苦情が来てしまいました。
ガイドさんからもわざわざ世話人として呼び出されて、怒られました。
バス中“課長!静かにしてください!!”と何度言っても、酔っ払いは聞いてくれません。
なので、仲見世もほとんど散策せずに、
宿泊するホテルに隣接する池袋サンシャイン60にタクシーで連行しました。
世話人の責任で、僕がマンツーマンで酔っ払いのお相手です。

サンシャイン60の58Fにあるレストラン。
カッパ課長と僕のムサい2人が、ワイングラスを片手に2時間半。
苦痛な時間でしたよぉ(涙)
目の前に広がる、灯りがひとつずつ増えていく絶景に比べて、
テーブルの2人は何と醜いことか。。。。
カッパ課長なんて、ジャージにGパンでしたからね(汗)
で、酔っ払いの相手をするうちに、僕も酔っ払いたくなってきて、
空いたボトルは2本。
請求は12,000円。
もちろん!カッパ課長の財布を取り上げて払ってやりました。


その日の夜の宴会後はもちろん!健全にボーリングです。
キャバクラとか行きませんし、行きたくもありません。ハイ。
ましてや風・・・・おっと。
健全ブログに似つかわしくない発言をしてしまうところでした。

ディ~スコ、タ~イム!

このボーリング場ね、ディスコタイムなるものがあるんです。
照明を落として、ノリノリのユーロビートがかかっちゃいます。
マハラジャ世代の僕らは嬉しくって仕方ありません。
【Can't take my eyes off you】が流れたときなんかは涙が出てきそうでした。
おっさんですなぁ。
わざわざ東京で、夜の1時までボーリング。
んなもん、地元でもできるがな!と言わないでください。
返す言葉がなくなっちゃいます。

次の日は朝から解散自由行動となり、世話人の役目もゴメンとなったので、
午前中にお土産だけ買って、すぐに新幹線に飛び乗りました。
帰りの新幹線の車内で食べた弁当。
みそカツとひつまむし風ごはんです。
リッチに1,100円も使ってしまいました。
こういうものは気分ですね、気分。

以上が不良夫の結婚10周年記念日にしていたことです。
いったい・・・・・何をやってんだか。
では。


隣の芝生は植えられていなくても青い

2008-10-24 23:25:35 | 子育て

雑誌掲載に関してはたくさんのコメント(このブログにしては)をいただき、ありがとうございました。
心より感謝しています。

さて、雑誌掲載という非日常は終わりました。
今後も続報としてアップしていこうと思っていることはあるのですが、
ここでひと段落して、今日は日常のおはなしです。

昨日の夜のことです。

以前購入したハンモックを縛るためのヒモがついていて、
そのヒモがときどき子ども達のおもちゃになっているのですが、
それで1号が縄跳びを始めたのです。
いつもそのへんに転がっている何の変哲もないヒモで、
3人は特段興味を示していません。
ところが、1号が縄跳びを始めた途端にそのヒモの人気が沸騰して、
2号がヒモの片方を引っ張って、ジャリ男が体にまきつけて、1号がその反対側を引っ張って、
ヒモ争奪の大ゲンカに発展したのです。

誰かが遊び始めた途端にそのおもちゃの人気が出る。
これって、ほんと毎日のように勃発します。

でも、昨日はそれでは終わりませんでした。
ジャリ男が保育園に持っていっているお帳面。
これまた何の変哲もない黄色のソフトファイルに、
体温や朝食、親と先生のその日のコメントを書くためのお帳面なんですが、
これを2号がペラペラと見始めたのです。
恐らく、そこにあったから手に取った、程度ですけど。
すると、ジャリ男がツカツカと寄ってきて、2号から取り上げようとしながら
“これ、ジャリ男のやんな!”と僕に同意を求めてくるのです。
“確かにジャリ男のやけど、2号にも見せてあげーな”と説得するのですが、
2号とジャリ男の激しいお帳面の奪い合いはひどくなるばかり。
毎日、玄クロにほってあって、誰も興味を示したことのないお帳面を、
どっちも字の読めない2人が何のために取り合うのか、さっぱり意味がわかりません。
お帳面は2人に引っ張られて、今にも破けんばかりの状態です。

いつもならどちらかを諭したりするのですが、
さすがにこのときはそれすらもバカバカしくなって一喝してしまいました。
“おまえら!そんなしょーもないもん、取り合いすんな!!!!!”
父親の本気の恫喝にビビった2人は、
絵に描いたようにその場にポトリとお帳面を落としました。
そしてそれ以来、いつもとおなじようにお帳面に見向きもしません。

そんなに人の持っているものがうらやましいんですね。
で、お帳面を独占できたとしても、つまらないのですぐにポイと投げ出すはずです。
それでも誰かが持っているとあたかも価値があるように、
激しい取り合いをしてまでこだわるモノになっちゃうんですね。
まったく・・・子どもってのはおもしろい生き物です。
人のすることだからこそ、興味を持ってしまうのでしょうね。


ところで、ジャリ男は2号のストーカーなんです。
2号が大好きで、2号のやることばかり真似します。
好きすぎて後ろからドンと突いてみたり、
“ケンカごっこ!”とか言いながら絡んでみたり上に乗ってみたり・・・
もしも間違って経絡秘孔を突いちゃって、
2号が“ひでぶ~”とか叫びながらボン!っていったらどう責任を取るつもりなのでしょうか。
ときどき、あまりにジャリ男がしつこくくっついてまわるので、
2号が“あとついてこんといてよ~”と泣き叫びながら逃げ回っているときもあります。
追いかけているジャリ男はニタニタと笑いながら、
恍惚の表情を浮かべながら追いかけてたりするんですよね。
はっきり言って、アブない男です。
この半ストーカー男は、犯罪を犯す前に親がしっかりしつける必要がありますね。
では。