雨、雨、雨・・・うらめしや~工事がいっこうに進みませぬ~
さて、気を取り直してシリーズも9回目となる、最終回の予感がビンビンの当シリーズです。
以前もご紹介したとおり、mercy邸の外観は黒と白のモノトーンです。
厳密に言うと真っ黒と真っ白ではなく、
限りなく黒に近いグレーと、ミルキーな白といったところでしょうか。
破風板はグレーをチョイスしました。
黒にしてしまうと黒すぎる印象になるキライがあったからです。
軒天も同じくグレーにしています。
最後まで悩んだのは樋でした。
皆さん同じことを考えると思うのですが、
樋が目立つのは禁物ですよね。
昔ながらの純和風住宅で、テカテカと高級感漂う銅の樋なんかなら
逆に目立たせるのもアリなんでしょうが、
シンプルモダンを趣とする最近の住宅なんかでは樋は邪魔者扱いされています。
とても大事な役目を果たしているんですが、ちょっと気の毒ですね。
で、我が家に目を向けてみると、
樋は白か黒か、という選択にならざるを得ません。
破風板に合わせてグレーというのもあるのかな。
そうやって色々考えるうちに悩みまくって考えるのが面倒になってしまいました。
目立たせたくない、と思っているわけだから
安易に外壁色に合わせればいいか、と結論づけたのです。
つまり、1Fの樋は白で2Fの樋は黒。
こうしておけば外壁と同化してくれるだろう。
いやはや、我ながら安易ですなぁ。
ただし、長さを調節しなければならないので
必要量よりも長めに発注しなければなりません。
イサットは簡単にOKしてくれたのですが、
施主に追加費用を迫る、なんてことはないやろうな。
では。