”ばっきん”のブログ

日常生活中心のブログです。
平成28年9月から妻と息子、母の4人で暮らしています。

ギョーザのないラーメン店の定食「鳳蘭」

2011年07月21日 22時36分15秒 | 外食ラーメン
普通、ラーメン店にはギョーザがつきものである。
しかしながら、函館の老舗ではあてはまらないこともある。
現に、あの老舗である汪さんにもギョーザはない。
函館塩ラーメンの雄である「鳳蘭」もそうなのだが、
かわりに、シューマイがあり、それを用いた定食がある。



これは、同店では単に「定食」と呼ばれるもので、
メインの塩ラーメンに、シューマイ、漬け物、小ライスがセットされたもので800円である。



塩ラーメンは、基本的にシンプルなもの。
柔らかく茹で上げられた出口製の麺は、よく実食記では批判的に扱われるものであるが
これが、函館のラーメンであり、私に言わせれば
「ふざんけんじゃねぇ、文句あるなら喰うなよ」と声を大にしていいたい。
そもそも、出口の麺は熟成とは無縁のもので、
店舗では、その日のうちに使い切る量しか仕入れないのが普通である。
基本的に、しこしこ感とは相容れないのが、食文化であり
旨いまずいとは別次元のものである。



シューマイは、真ん中にグリンピースが鎮座する大きなものが3個。
肉たっぷりで食べ応えがある。
私は、これに醤油ではなく、ソースをかけて食べるのが流儀。
漬け物も多めで、「さぁ、喰え」といわんばかりの
おしゃれさとは無縁の函館の味と知ってもらいたい。