自転車にまつわる四方山話(よもやまばなし)

自転車に関する気ままなブログです。

シクロオオイシ ラヴニール

2016年07月25日 22時49分29秒 | Shop
黒部ダムが完成して今年50年になるそうです。
そんなことは全く知らず旅行の計画を立て始め、行くなら信州がいいなあと軽い気持ちで目的地を決めたのが黒部ダムでした。

黒部ダムには、以前も訪れたことがあります。
ただその時は立山黒部アルペンルートのツアーだったため次のケーブルカーの乗り継ぎに急がねばならず、ダムでの滞在時間は短く、さらに5月であったため観光放水もありませんでした。
ダムのスケールを官能することはできませんでした。
今回は、ゆっくり楽しむことが目的。
存分にスケールを楽しむつもりでした。

自宅からは中央高速道、長野自動車道と乗り継ぎ約300Km。
泊りででかけるドライブにはほど良い距離です。

昼過ぎに扇沢に到着。
車を止めてそこからはトロリーバスでダムまで移動です。
ダムを建設するために掘削されたトンネルの中を15分ほど進むとダムに到着。



ポスターや写真でよく見かけるあの風景が眼下に広がります。
かすかに見える人の大きさと比べてもその大きさがよく分かります。
本当にデカい!
スケールに圧倒されます。
50周年ということもあって、建設時の苦難の様子が特別展示されていました。

黒部ダムのすごさは、そのスケールもさることながら立山連峰の山奥く深いところに建設したということです。
山岳登山で訪れる山奥に巨大構造物を作るということがどれだけ大変だったか。
観光地ではありますが、高度成長期のパワーも感じ取ることができます。
機会があれば是非訪れてみてはいかがでしょうか。

翌日の予定は全くの白紙。
大町から安曇野に移動し「道の駅」に立ち寄り地元の農産物などを買い込み時間を気にせず雄大な景色を楽しみました。

昼食をとりながらふと安曇野でショップを開いた大石さんのことを思い出しました。
確か安曇野だったと・・・。
スマホで検索するとありました「シクロ オオイシ ラヴニール」
時間もあり家内の了解も得られたので立ち寄ってみることに。
またとないチャンス。
ナビに住所を入力し案内通り進みますが、住所を間違って入力したのではないかと止まって確認したほどの農道?です。
最後に一般道からショップに向かう曲がり角も「本当?」と思うような路地。
到着しました。
でも、こんな場所でサイクルショップって・・・。



ショップには「Close」の札。
営業時間は、13:00~
この時ちょうど13時。
すると扉が開き大石さんが店から出てきました。

最近の大石さんネタと言えば、自転車雑誌の企画で「最速店長」を決めるレースで2度優勝していることでしょうか。
大石さんは、私と同年代。
亡くなられた森幸春さんが、日本のロードレース黎明期のリーダーとすれば、高橋松吉さんが続き三浦恭資さん、大石さんが黄金期を築いたと思っています。

私のような、これまでろくにトレーニングもしてこなかったものが、ロードバイクの魅力を語るのはおこがましいことですが少しだけお話を伺うことができました。

大石さんがこの場所を選んだのは自転車に乗る環境としては最高だからとのこと。
確かに信号が少なく適度なアップダウンがあり景色は雄大な立山連峰を望むことができます。
海外でトレーニングした環境にも似ているそうです。

店の前にとめてあった2台のロードバイク。



1台は、ナカガワのクロモリ。
もう一台は、この日トレーニングで乗ってきたバイクでパイプの太さからアルミと思いきやこちらもクロモリだそう。
ルックのカーボンとその日の気分で乗り分けていると話されていました。
相当な距離を乗る大石さんもクロモリ愛好者なのに少し驚きました。

記念に写真を撮らせて頂きました。




安曇野の雄大な景色です。
次回は、ロードバイクで走ります。

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