自転車にまつわる四方山話(よもやまばなし)

自転車に関する気ままなブログです。

サイクルショップ ササジマ その2

2016年11月15日 23時07分29秒 | Shop
レストアされたフレームが整備スタンドに載せられていました。
かなり古い年式フレームですが、塗装もピカピカ、デカールもピカピカ。
「塗り替えたんですか?」と尋ねると、
「塗り替えだけではなくて、フレームのエンドも差し替えてカンパのパリルーベ用にしたんです。
デカールも作り替えてます。最近は、修理の依頼も多くてね。ビンテージのブームみたいで・・・」

ご主人から、最近のレストア事例を伺うことができました。
言い過ぎかもしれませんが、正に「なんでもできる(直せる)」?のかもしれません。
話は、変速機 カンパのパリルーベに。
私が、扱い方を尋ねるとショーケースに入っていた「パリルーベ」を取り出して丁寧に説明して下さいました。
実は、1本ロッドのパリルーベと2本ロッドのキャンビオコルサの違いを知りませんでした。
1本のロッドでなぜ2つの動きができるのか?長年の疑問がようやく解けたのです。
親切に解説してして頂いたご主人に感謝いたします。
と同時に、やっぱりカンパニョーロは凄かった・・・。

そんなお話をしていると、常連のお客様が自転車を店内に持ち込まれました。
これがまた、カンパの2本ロッドのキャンビオコルサ装着の「OLMO」です。
これもご主人がレストアされた自転車だそうです。
今どき、ロッド式の変速機にこんなに出会うとは思いもよりませんでした。



店内には、こんなロードもありました。



恐らく1970年代前半のコルナゴです。
塗装もオリジナルのまま。
チェーンリングの歯もほとんど減っていない極上のコンディション。
これもお客様の預かり品だとか。
中学生の頃憧れだった自転車が、こんな形で目前にあるなんて、タイムスリップしたような不思議な感じでした。

お店を失礼する際、「どこからですか?」と尋ねられたのでお答えすると「ああ、私はその近くの高校でした」と。
ご主人は、なんと私と同窓、高校の先輩でした。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« サイクルショップ ササジマ | トップ | 紅葉 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Shop」カテゴリの最新記事