自転車にまつわる四方山話(よもやまばなし)

自転車に関する気ままなブログです。

National Cycler Proffessionl (ナショナル サイクラー プロフェッショナル)その1

2012年11月25日 22時15分33秒 | 完成車
このブログにたまに顔を出すオレンジ色のポタリング車。
自宅保管場所の一番奥にあることが災いして年に数回しか乗ることがなく手入れも行き届かない自転車です。





この自転車は、私が初めて手に入れたロードレーサーがベースです。

フレームは、「National Cycler Proffessional(ナショナル サイクラー プロフェッショナル)」で、1976年高校1年の頃のものです。

当時は、シマノ Dura-Aceの初代が登場した後で国産パーツのグレードが急速に向上にし、「シマノ」対「サンツアーを中心とする既存専業メーカー」の市場争いといった時代でした。

自転車メーカーも本格的なロードレーサーに力を入れ始め、マスプロでありながらハンドメイドっぽい?ラインナップを揃え、コンポーネントも選べる設定を設けていたりもして裾野の拡大を図っていました。

そんな時代に手に入れたのが、「National Cycler Proffessional」です。
当時のカタログ(販売店向け)がこちら↓







フレームサイズは3サイズ、カラー3色、パイプもレイノルズ531でオーダー可能というハンドメイドを謳ったマニア向けのロードです。
購入したのはフレームのみで、シート560mm、赤色、レイノルズ531の指定で注文から2ヵ月ほどで手元に届いたと記憶しています。

気に入ったパーツを自分で組み上げて乗っていました。
完成したばかりの頃の写真が見つからず、その後パーツをいくつか交換した時のものがこちらです。





私にとって交換したパーツの一番大きなインパクトは、リアディレーラーでした。
サンツアー サイクロンからDura-Aceに交換したことです。

このフレームはDura-Aceコンポを前提に作られており、そのためにエンドもシマノのストレートエンド仕様。
このエンドは、シマノのダブルテンション用でカンパと互換がなく、サイクロンも無理やり取り付けている状態でした。
シマノ クレーンと比べ軽量コンパクトでキビキビした変速のサイクロンは気に入っていたのですが、車輪の脱着には不自由があり数年は使っていましたが、Dura-Ace名称のRディレが発売されたタイミングで交換しました。

〈写真の仕様〉
チェンホイル:杉野のマイティビクトリー。
ステアリング:チネリ1A ステムにチャンピオン・ドゥ・モンドのバー。
サドル:ユニカ №3。
ペダル:極東 プロエース トラック用。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする