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[福島第一原発] 濃度1000万倍は間違い・・・ 東電は落ち着いて発表を

2011-03-28 05:53:44 | その他
MSN産経ニュース 『通常の「1000万倍」を「10万倍程度」に訂正』
-----ここから引用(抜粋)-----
福島第1原発2号機のタービン建屋地下1階にたまった水から検出された放射性物質について東京電力は27日昼、「通常の原子炉の水の約1000万倍の濃度」と発表したが、28日未明になって「物質の取り違えがあった。濃度は10万倍程度だった」と訂正した。

東電は27日昼には半減期が約53分と短いヨウ素134が、1立方センチ当たり29億ベクレルという超高濃度で検出されたと発表。しかし、原子力安全委員会は「通常あり得ない物質の出方だ」などとして、東電に再分析を要請した。
東電が同じサンプルを再測定すると、半減期の短いヨウ素134のはずなのに、最初の測定以降に想定されるほどの濃度低下はなかった。

東電はサンプルを取り直して再度測定。最終的に、半減期が約2年とヨウ素134よりずっと緩やかに減っていくセシウム134と取り違えたと発表した。
-----ここまで引用(抜粋)-----

一進一退ながら、なんとか収束へ向けた作業が進められている福島原発ですが、このところ放射線の濃度に関する気になるニュースが増えてきました。

ただし、上の記事のように、「タービン建屋内に溜まった水の濃度が通常の原子炉の水の約1000万倍である」などと発表されても、普通の人には何のことだかさっぱり理解できません。
正直なところ、『物凄く大変な事態になったのでは?』と心配する程度の反応しか出来ないのではないでしょうか。

今回のケースは、1000万倍は間違いで10万倍が正しいとのことですが、誤解を恐れずに言えばどうせ意味不明のデータだし、多少遅くてもいいので間違いがないことを確認してから発表して欲しいと思います。

放射線の濃度が濃いとか薄いとか、もちろん現場では命に関わる可能性があるのでしょうが、そのデータを発表することが、“関係ない地域で普通に生活している人々をわざわざ不安にさせるだけ”になってしまっては本末転倒です。

想定外のことがいろいろとあり、混乱の中で必死で対応されている事情も理解できますが、マスコミに責められ踊らされた結果、確認不足のデータを拙速に発表してしまう空気になっているとしたら非常に心配です。

いざという時に頼りになるのはマスコミではありません。
彼らが偉そうに『事実だけを早く伝えろ!』などと凄んでも、そんなの待たせておけばいいんです。
東電をはじめとする今現実に戦っている人たちは、周囲が何を言おうがあまり気にせず、落ち着いて堂々と間違いのない内容を発表してくれればと思います。

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