新潟9R 萬代橋特別(芝2400m)に出走したセントアイヴスは4着でした。
【レース内容】ヨレ気味のスタートから内ラチ沿いの後方へ。前半戦はジッと脚を溜め、荒れ馬場で消耗戦となる後半に勝負を賭ける作戦になりました。向こう正面中盤で後方からドーバーイーグルが仕掛けた時も我関せずで後方のまま。コーナーに入って残り600m地点でペースが上がったとき、やや置かれ気味になったのはいつも通りのパターンでした。ただし、直線入り口で大きく大外に持ち出されると、そこからは一頭だけ目立った脚で前を行く馬を次々に交わす展開で、残り200m地点では『これは一発やったかも!?』と思ったほど。残り100mを切って脚色が一緒になったのは残念ですが、最後まで追われて何とかニシノコウフクを交わし、結果、4着での入線となりました。
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いやぁ、面白いレースでした!
見せ場もあったんですけどねぇ(^^;)
重馬場の芝2400m戦。何かが起こる予感もあって、密かに一発を期待していました。
結果は0.5秒差4着ですから、未勝利戦を含めて最も勝利に近づいたレースになったわけで、よくやった!と声を掛けたいところながら、勝負どころで置かれてしまう課題が相変わらずだったこと、そして何より、上り最速を叩き出しながら、喉から手が出るほど欲しかった勝利に届かなかったことは残念です。(ホンネはよく頑張っていると思います(^^ゞ)
格上挑戦初戦だった前走、中山芝2500mの一般戦が1.1秒差の8着、そして今日のレースが0.5秒差4着ですから、条件さえ整えば1勝クラスでも普通に戦えることは分かりました。それだけに、何としてもあと一歩の決め手を身につけたいところですが、まだ馬自身が成長途上なのだとしたら、まあ、そのうち何とかなる作戦でも良いのかもしれません。
いや、現時点でこれだけやれるのであれば、(今日の勝ち馬がそうだったように)一度障害を試してから平地に戻ってきても良いのでは?? とも考えてしまいますし、とても面白いところがある分、今後どうするかが非常に難しい気がします。
中舘先生の『芝の長いところを選んで格上挑戦を続ける作戦』は半分以上成功していると思いますが、今日は勝ち時計が2分31秒3で、上り3Fは36.2秒、スローペースでありながら上りも掛かる消耗戦になったラッキーもあったと思います。果たして今後どうしていくのか?については、引き続き考えて頂ければと思いますm(_ _)m
**2023/10/28新潟9R 萬代橋特別(1勝C/芝2400m)・重**
萬代橋特別【2023年10月28日新潟9R】: 競馬ラボ
ただでさえ走れる競馬場は制限されて出走順も不利、手当も減らされて何なら今後貰えなくなるものも…となると、結局勝てなきゃこの沼から抜け出せないんだよな…と現実見させられる感じです
まだ格上挑戦でも出走チャンスのある長距離適正でよかったとは思いますし、だからこそ抹消されず走れてるんでしょうけども
全くその通りなんですよねぇ…
まあ、賞金を稼いでいるうちは良いですが、それでもこの状態をいつまでも、というワケにもいきませんよね。
中館先生も当然考えておられるでしょうが、中期的にどうするかはとても大事だと思います。
今日も馬は本当に頑張ってくれていますので、何とかしてあげたいっすねぇ(^^;)