栗東トレセン在厩のゴッドシエルについて、これまでの調教での様子や前走のレースぶりなどを踏まえ、松永幹調教師と今後の方向性について慎重に意見交換を行った結果、精神面や折り合いの改善を目的として去勢することになりました。
◇松永幹調教師のコメント 「レース直後の去勢はできませんので、19日にイクタトレーニングファームへ放牧に出し、そちらで行ってもらうようにお願いしました。去勢することによって気持ちの面で変化が生じ、本馬の良いところを出せるようになってくれればと思います。術後は意外と早く動かせますので、そのまま徐々に進めてもらう予定です」
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そうなるだろうと思ってはいましたが、やはり、去勢手術を施してから出直すことになりました。
デビュー戦はそれほど悪い内容とも思わなかったのですが、外厩でじっくり乗り込んで、課題をクリアしつつある中での前走の大敗は、厩舎サイドにとってもかなり大きな出来事だったのでしょう。
去勢に関しては様々な意見がありますが、個人的には『競走馬である以上は仕方がない話』なのだろうと思います。もちろん、手術などしないで済むならそれが良いですが、普段の調教もレースもマトモに出来ない状況ならば、将来のために出来ることは全てやる覚悟が必要なのだと思います。
最近は去勢後まもなく運動を始めるケースがほとんどですので、なるべく早いタイミングで手術をし、4月か5月には戻ってくる感じで…。計算してみて驚きましたが、何だかんだで月日が経つのはとても早く、未勝利終了までにあと3~4回のチャンスは欲しいところです。
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