とりあえず一口馬主の楽しいこと

気合の出資馬応援と飲み食い! たま~に趣味の話題など。。(^^ゞ

【パンサラッサ】なんと、2ndステージも世界が相手だった!(°◇°;)

2023-12-01 18:48:10 | パンサラッサ

パンサラッサはアロースタッドでの供用開始後、海外に拠点を置く大手Yulong Groupをメインパートナーに、シャトル種牡馬として南半球でも種付けを行っていく方向で調整中です。また、国内外を問わず、同Groupが世界中で購入した良血繁殖牝馬への種付けもあわせて予定されておりますので、ここにご報告いたします。

-----

パンサラッサの種牡馬入りに先立ち、クラブから重要な情報が提供されました。(どうやら関係者の間では、本件については12月1日 午前10時にクラブから発表、それまでは秘匿という取り決めがあったみたいですね)

それによると、なんとアロースタッドでの共用だけでなく南半球でも(シャトル種牡馬として)種付を行う方向とのこと。シャトル種牡馬についてはそれぞれ抱くイメージが違うかもしれませんが、大モノとしてはモーリスがオーストラリアでG1馬を輩出するなど絶好調、サトノアラジンもニュージーランドで重賞馬を出すなど、南半球における日本種牡馬の評価は高く、良質な繁殖牝馬への種付チャンスが増えるとすればとても良い話だと思います。

それに、日本ではG2勝ちまでだったのに、ドバイとサウジでそれぞれG1を勝ったパンサラッサの道のりを考えると、種牡馬として再び世界を股にかけるなんて夢とロマンがありますよね。また、引退したらずっとアロースタッドにいるとかではなく、南半球まで大好きな遠足ができるというのもパンサラッサらしい2ndステージじゃないかと思います。

しかし、こうなってみると矢作先生の『芝での走りを見て欲しい』発言はそういうことだったのかなと…。

今さらアロースタッドの皆さんはじめ、日本のホースマンに対してだったら??と思わないでもないですが、Yulong Group、南半球の皆さんに見てもらうなら、そりゃあダート競走じゃないですよね。(というのはあくまで私の勝手な憶測です(^^ゞ)

 

なお、Yulong(ユイロン?) Groupについて私はよく知らないのですが、オーストラリアのサラブレッド繁殖雑誌『Stallions』には、『オーストラリアの血統市場における主要プレーヤーとして台頭してきた』と紹介されています。 Yulong – Stallions

それにしてもですよ…


『パンサラッサの種牡馬入りについて』

今朝10時のクラブ発表の通り、Yulong Groupは今後チーム·パンサラッサの一員として種牡馬パンサラッサをサポートすることになりました。これほどの名馬の種牡馬生涯に携わるチャンスを頂き、光栄に存じております。来年、南半球のシャトルも視野に入れながら、アロースタッドで種牡馬生活を送る予定です。
スピードと持続力のあるマイル〜中距離のロードカナロア後継種牡馬を探そうと思った矢先に、中山記念とドバイターフの逃げ切り勝利は最初のきっかけでした。そして、去年の天皇賞秋で衝撃的なパフォーマンスを観て、この馬はゲームチェンジャーになれる種牡馬だと確信し、種牡馬リストの第一候補になりました。更に、サウジカップの勝利でダート種牡馬の可能性も見い出しました。夏頃、パンサラッサは繋靭帯炎を発症した後も一切評価を下げることなく、第一候補として評価し続けてきました。
ラストランのジャパンカップのパフォーマンスを見ると、予定通り欧州遠征から天皇賞秋に行けばリベンジできたかもしれないと思いました。改めて、種牡馬を成功させなければいけない責任を感じました。既に各国の繁殖セリでたくさんの良血牝馬を用意しており、初年度から種付けする予定です。また、セリ市場で牝馬牡馬関係なく、パンサラッサの良い産駒を積極的に買いたいと思います。

広尾様、会員の皆様、矢作先生、吉田豊騎手、厩舎や牧場の方々、ありがとうございました。
夢を次世代に託しましょう!
これからも宜しくお願いします!


 

それにしてもですよ、パンサラッサは我々が考える以上に世界から注目、評価されていたんですね。゚( ゚^∀^゚)゚。

リップサービス込みだとしても、ジャパンカップの走りを高く評価してくれたのは本当にありがたいし、すでにパンサラッサのために繁殖牝馬を準備しているとは、なんて恵まれた種牡馬生活のスタートなのかと思います。(今にして思えば、夏に欧州マイル路線への遠征を目論んだことも繋がっていたのかなと…)

そうですねぇ、あえて言うなら現役時代にコックスプレートは勝っとくんだった…と思わないでもないですが(昨年出ていたら楽勝してたと思います)、あの時天皇賞に向かうのは自然な流れだったわけですし、そのお陰で素晴らしいレースが見られたので…。まあ、あまりやり過ぎて向こうに行ったきりになられても困りますしね(^^ゞ

ということで、どうやらパンサラッサは引退しても私を退屈させる気はないようです(^^)

 

【2023/11/26東京 ジャパンカップ(G1/芝2400m)でのパンサラッサ:公式HPより】

 


*広尾TC様よりクラブ公式HP等からの情報転載許可を頂いています。


Comments (14)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【ピークブルーム】年末出走... | TOP | 【パンサラッサ】一体、どう... »
最新の画像もっと見る

14 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Oz)
2023-12-01 19:17:59
遠足♪♪♪

夢の続きは壮大になりそう(^-^*)
返信する
Unknown (Az)
2023-12-01 20:55:14
>Ozさん

夢の続き…
これからも夢を見たいです(^^;)
返信する
Unknown (Ribot)
2023-12-01 21:01:18
牝馬が集まればいいななんて思っていたら、こんなことになっていたなんて!
Yulongというのは初めて知りましたが、「ゲームチェンジャーになれる種牡馬」という表現はゾクゾクするほどうれしい!
彼らが良い牝馬を集めてきてくれる、そしてセリでも買ってくれるならパンサラッサの成功は約束されたも同然。いや自分が生産者なら何としてもパンサラッサつけたいですよ。セリで買うって言ってる人がいるんですから(笑)
これがだれとどういう契約関係になっているのかよくわかりませんが、広尾クラブはじめ関係者の皆さんは交渉お疲れ様でした。
パンサラッサはまだまだ楽しませてくれそうです♪
返信する
Unknown (ユエマカ)
2023-12-01 22:54:21
先日のオファーがどうちゃらこうちゃらの話がこれだったんでしょうね。
イクイノックスに負けず劣らずの感じが素敵です。
パンサラッサ出資者の私達にはパンサラッサの子供を持つ夢が、夢の続きが出来ましたね。
返信する
Unknown (バージョンワン)
2023-12-02 00:54:50
会えないアイドルではない、会えない出資馬が、会えない種牡馬になるんですね。
何言ってるか分からなくなりましたが、とにかく誇らしいです。

ゲームチェンジャーらしく、パンサラッサ系確立の夢を見ます。
返信する
Unknown (Az)
2023-12-02 02:59:31
>Ribotさん

正直、予想可能領域を超えたレベルで話が進んでいたようです。
私が思っていたのと全然違う風景を見せてくれる…
パンサラッサってやっぱりスゴイ(^^)
返信する
Unknown (Az)
2023-12-02 03:08:25
>ユエマカさん

はい、そういうことだったのかもしれないですね!
イクイノックスもスゴイけれど、パンサラッサもスゴイ、という感じが嬉しいです。
本当に楽しみが増えましたし、想像を超えた感じがいかにもパンサラッサらしいです(^^)
返信する
Unknown (Az)
2023-12-02 03:11:09
>バージョンワンさん

とにかくスゴイことですね!
もう、抜け殻なんて言ってる場合じゃありません(^^)
返信する
Unknown (まさき)
2023-12-02 04:17:14
yulong invest、豊富な資金力でいい繁殖牝馬や種牡馬を(言い方悪いですが)買い漁って、成功しつつある生産集団みたいですね。最近だと菊花賞馬ドゥレッツァの母モアザンセイクリッド、ダイアトニックで導入で耳にしました。

張月勝さんのパンサラッサへの評価、手腕を見るに書いてあることを高い確度でやり遂げてくれるじゃないかと期待してしまいますね。
https://twitter.com/yangminghan8901/status/1725663612449202414
このような方ですし、いい繁殖に付けてくれるでしょうし、yulongが買い取ってくれるならいい繁殖も集まりそうですね。
実際、ダイアトニックにG1レベルの繁殖60頭集めてるみたいですし。
https://twitter.com/yangminghan8901/status/1702549528900149476

数年後には、パンサラッサがリーディングサイアー争いでも先頭を走ってるのも夢じゃないかもですね。
返信する
Unknown (Az)
2023-12-02 05:20:32
>まさきさん

情報ありがとうございます!
パンサラッサの将来が前途洋々な気がしてきました(^^)
返信する

post a comment

Recent Entries | パンサラッサ