競走馬リハビリテーションセンター在厩のアレアシオンは、現在は、おもに騎乗しての常歩25分、馬場でのハロン25秒ペースのキャンター1200~1600m、またはトレッドミルでハロン20秒ペースのキャンター2分を消化しています。
◇青木獣医師のコメント
「調教内容自体に大きな変化はつけていませんが、今は馬場調教を週4日、トレッドミルを週2日にして調整中。一週間の中でのボリュームを少し上げて進めさせてもらっています。先週のエコー検査においても血管の様子に悪化は見られませんでしたが、今週金曜日にも念のため検査を行い、育成牧場への移動に備える予定です」
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どうやら、エコー検査で確認出来る血管の状態は、これ以上は改善しないパターンのようですね。以前、青木先生が「それでも大丈夫な例もある」と紹介してくれていましたが、少なくとも悪化をしていない現状を信じ、大丈夫なパターンであることを祈るのみです。
3歳のこの時期になって、ただ待っているだけではなかなか道筋が見えてこないのは確かですし、入念に確認しながら少しずつ調教を進める今のやり方は、現時点でベストな選択なのだと思います。どうやら育成場への移動も近いようですから、金曜日のチェックも無事に乗り越えて、さらに前進して欲しいと思います。
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