栗東トレセン在厩のカイザーノヴァは、15日、坂路で追い切られています。
- 21.12.15 助 手 栗東坂良 1回 53.4-39.1-26.2-13.7 一杯に追う
キムケンリアン(新馬)馬ナリを0.4秒追走0.5秒遅れ
◇矢作調教師のコメント 「終いの迫力に欠ける感じで正直まだちょっと物足りない動きでしたが、体つきや状態などは悪くないですからね。このひと追いで良化してくれればといったところでしょう。今後も疲れを溜めないようにうまく調整を施し、来週12月25日(土)中山12R クリスマスC(2勝クラス・芝1600m)への出走を意識していきたいと思います」
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矢作先生が「終いの迫力に欠ける感じで物足りない」と仰っているように、0.4秒追いかけた馬ナリの新馬に0.5秒離されたのは頂けません。もともと坂路では動かないタイプと分かっていても、それにしても、もうちょっと何とかして欲しかったのが本音です。一応、「体つきや状態などは悪くない、この一本で良化してくれれば」とフォローされていますが…。
まあ、矢作厩舎の調整力に疑う余地はないわけですし、まだ目標のクリスマスCまでに2本はやれますので、この一杯追いでカイザーノヴァが目を覚ましたことを信じたうえで、今後の追い切りに注目するしかありません。(もしかしたら、要所要所に混ぜてくる『最終追い切りはCウッドで…』のパターンになるかもしれませんね)
しかし、パンサラッサやバスラットレオンと違い、カイザーノヴァのように調教で動かない馬というのは、(実戦タイプと分かってはいても)どうしても心配になってしまいます。調教でもレースにいっても、気分屋で荒削りなのが個性であり魅力とは言え、そろそろもう少し大人になって欲しい気もしています(^^ゞ
【2021/11/13東京8R 3歳以上2勝クラス(芝1600m)でのカイザーノヴァ:公式HPより】
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