ドバイ関連ネタのOnlineRacingSalonには、すでに矢作先生、坂井騎手が出てくれていましたが、先週金曜にアップされたvol.27には、パンサラッサでドバイターフを制した吉田豊騎手が登場しています。
吉田豊騎手はパンサラッサとはオクトーバーSが初コンビですから、実は騎乗歴は少ないものの、そのオクトーバーSから中山記念、ドバイターフと見事な3連勝。一連の活躍の土台となった矢作調教師のと信頼関係も良く知られるところとなり、今や完全にパンサラッサの主戦ジョッキーと言って良いでしょう!
広尾TC・公式『Online Racing Salon Vol. 27 Hiroo no Reiwa 吉田豊騎手と共に 【ドバイターフの勝利について】パンサラッサ!』
インタビューの全文はそれぞれで確認頂くとして、私が特に気になったコメントをピックアップしてみます。
吉田豊騎手:「その時に思ったのですが、意外と自分が乗っているスピード感覚よりも時計が速くなる馬ですね」
これはオクトーバーSで初めてパンサラッサに乗った時の話ですが、こういうコメントって、『スピードがあって距離が持つタイプの馬』に対する感想として時々聞きますよね。同じスピード馬でも、短距離志向のゴリゴリっと速い馬にはあまりこういう表現をしないですし、要するにパンサラッサは乗っていて背中が安定していて、気持ち良く乗っているだけで時計が出てしまう『効率の良い走りができるタイプ』なのでしょう。
考えてみれば、パンサラッサはマイルを使いたくなるほどスピードがあるのに、タフな馬場の2000m戦を楽々逃げ切ってしまう珍しい馬。単純血統論的にはロードカナロアとMontjeuのイイとこ取り…ということになりますが、その良さが発揮されたのは、生まれ持った身体能力と長い距離をこなせる走法の相乗効果があってこそ、と考えることも出来そうです。
その一方でパンサラッサの距離適性については、現状、1800mを逃げるのがベストでは?と仰っています。
吉田豊騎手:「僕も3回騎乗させていただいて、2,000m、1,800m、1800mでしたが、長いところや1,600m等はどうですかね。乗ってみないと分かりませんが、今回の1,800mくらいの距離での逃げが今のところベストではないかとは思います。自分のリズムで競馬が出来て、ペースも身についていると思います」
これは確かにその通りなのですが、一番大きな要因は「自分のリズムで競馬が出来て、ペースも身についている」というところだと思います。つまり、あくまで『現時点で身についているペース』で逃げやすいのが1800mあたりということで、能力的には2200m以上をこなせて不思議はないですし、その可能性があるからこその『次走は宝塚記念』なのだと思います。
逆に言えば、今までのパンサラッサが結果を出せていない2200m、2400mをどう攻略していくかは矢作厩舎の皆さんと吉田豊騎手の腕次第かと…(^^ゞ 何だか都合良く丸投げしたみたいで気が引けますが、心からの応援と大きな期待、さらには全幅の信頼をこめて、ここではそういうことにしておこうと思いますm(_ _)m
今回はあえてドバイターフの振り返りではなく、今後に向けた距離適性の部分に注目したのですが、ドバイターフ関連でも「前半は行くように促しましたが、その後は馬が行ってくれました。速いペースでしたので、追ってきた馬達は苦しかったのでは」とか、「逃げれなかったら許されないので、オーバーペースになる分にはいいけど、逃げるだけ逃げて、外枠だったので多少の遅れはあっても強引に行こうと考えていました」など、興味深い話をしてくれています。
いやホント、こういうジョッキーの臨場感あふれるコメント、その時の正直な気持ちというのは、なかなか聞く機会がないですし、レースが終わって何日か経ち、落ち着いた状態で振り返ってもらうというのがまたイイですよね。クラブも忙しい中で大変でしょうが、こういう企画はできる限り続けて欲しいと思いますm(_ _)m
距離に関する吉田豊騎手の実感はなるほどと思いました。ため逃げする馬なら距離を持たせることもやりやすいと思いますが、最初から飛ばしてそのスピードを持続させる場合、どこかで限界が来るのは明白。一般的には同じくらいの距離を身についたペースで走るのが一番良いということでしょう。
その意味で次の宝塚記念はパンサラッサが限界突破に挑む一戦。ちょっと怖い気もしますが、チーム矢作がどう仕上げて、吉田豊騎手とパンサラッサのコンビがどんなレースをするか楽しみに待ちたいと思います。
準備中に催促してしまう
カタチになったようで申し訳ないです。
スマホだと表示されなくて
気づいたのが昨日でしたので、つい。
私にとっての公式が
Azさんのブログで
毎日楽しみにしてます(o^^o)
被ってない出資馬の近況確認を
広尾サラブレッド倶楽部が
担ってくれてます笑
オンラインレーシングサロン
レースに関わる方々から
直接伝わってくる臨場感があって
倶楽部のとても良い企画です。
宝塚記念で距離がもってくれれば
吉田豊騎手を含む矢作陣営
広尾サラブレッド倶楽部、出資者も
凱旋門賞に向けて
自信を持って応援できそうです。
宝塚記念は人気投票も含めて
今から非常に楽しみです。
その通りですし、OnlineRacingSalonシリーズの充実はクラブから活躍馬が出てこそ、とも言えそうです。
宝塚記念のあとに、もう一度吉田騎手が登場してくれることを期待します!(^^)
いえいえ、恐縮です(^^ゞ
宝塚記念で距離を克服し、秋は凱旋門へ…
実感のない夢が少しずつ現実になっていく課程を見ることができたら、こんなに嬉しいことはありません(^^)
矢作先生もベースはステイヤーだと思っているのでしょう。だからこそ凱旋門賞に登録したのだと思います。
さて宝塚記念をどう戦うか。不良馬場にでもなればあまり考えなくても良いように思いますが、良馬場でどうするか。
有馬記念は加減したら消耗戦に持ち込めなかったので、2200でも2000までと同じように馬の行く気に任せて飛ばしまくるのではないでしょうか?
これで他馬が先にバテてしまうようなら、凱旋門賞でも大いにチャンスありではないかと思います。
吉田豊騎手もこんな特性の馬は初めてだと思いますし、ここは信頼関係のある矢作先生の指示を信じて乗ってくれると思います。
かなり面白いレースになるんじゃないでしょうか。
去年の夏ごろからのファンなのですが、目標レースに「凱旋門賞」の名前が普通にでてくる馬になるとはw
重馬場適性は本物だと思うので、梅雨時の宝塚記念がほんとに楽しみですな。
距離に関しては、少なくともスタミナがあるとかないとか、そういう話ではないですよね。
なので、宝塚記念は私も面白いレースになると思っています。
どうせなら、凱旋門賞の予行演習になるぐらいの極悪馬場を経験したいところです(^^ゞ
まさに、宝塚記念は梅雨時のレース…
何かが起こる可能性は充分です。
そして、その先にあるのは何なのか!?
もしもワンチャン狙うことになったら、ホントにどうしようかなぁ(^^;)
確かに、日本にはダービー馬が毎年一頭ずつ出るのに対し、凱旋門賞馬はゼロですからね(^-^;
いや、簡単に勝てないからそうなんですけれど…
まあ、妄想は自由だからこそ面白いわけで、今年はたくさん楽しみましょう!(^^)