パンサラッサがオクトーバーS(10/17東京)に登録されました。
登録は20頭ですので、グリーンチャンネルCで除外をもらっていなければ危ないところでした。(クラヴァシュドール、ハーメティキャスト、レッドサイオンもグリーンチャンネルC除外からの登録)
秋競馬になってから(その前からかな?(^^;))どうにもうまくいかないレースが続いていますし、パンサラッサにとっては長期休養明けの一戦になりますので、まずは無事に、しっかりしたレースをして欲しいと思います。
その結果、勝利が転がり込んでくれば最高ですが、今回はあまりイレ込み過ぎず、気楽に応援したいと思います(^^)
**2021/10/17東京11R オクトーバーS(L/芝2000m)登録馬**
東京7R 3歳以上1勝クラスで10着となったカナロアガールの関係者コメントです。
◇田村調教師のコメント 「前走から+30kgでしたので重たいと思われるかもしれませんが、これはあえて馬体を減らさないように心掛けてのもの。実際、ここ数週間の調教の動きも良かったですからね。今回から着用したチークピーシズが効きすぎたのかスタートが良く、『向正面で何度かハミを噛んでしまった』(大野騎手)様子。直線を迎えてからも手応えがあるように見えましたが、休み明けの分、割って入って行くほどの脚までは残っていませんでした」
◆クラブのコメント 「プラス体重でも体つきに太目感はなく、好スタートから理想的なポジションが取れましたが、最後の直線で勝ち馬に内1頭分のスペースを掬われたあたりから段々とお釣りがなくなってしまいました。なお、「今日は半年ぶりの競馬で反応しきれませんでしたが、決して悲観する内容ではなく、次につながるレースはできたと思います」と調教師。「週明けの馬の様子や出馬状況などを窺いながら次を考えていく」予定になっています」
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どうでしょう、なかなか評価が難しいコメントになっていますかね。。(^~^;
ただ、プラス30kgは誤算ではなく想定通り(?)とのことですし、(チークは合わなかったかもですが)少なくとも、陣営から前向きさを失っていない、多少無理やりでも強気の発言をしてもらえたのは悪くないと思います。逆に、ここでヘコタレたコメントが出るようでは、この先についても不安しか残りませんからね。
あとは、「決して悲観する内容ではなく次につながるレースはできた」とのコメントを、実際に成果、結果につなげてもらえれば…。いろいろ考え出すとキリがないものの、休み明けを叩いた次走での前進を信じたいと思います!
ZBAT!競馬『【京都大賞典】マカヒキ鋭伸!5年1カ月ぶり復活勝利』
第56回京都大賞典(G2、3歳以上オープン、別定、芝・外2400m)は、藤岡康太騎手騎乗で9番人気のマカヒキ(牡8、栗東・友道康夫厩舎)が中団から鋭く伸びて勝利。2016年のダービー馬が、同年秋のニエル賞(仏G2)以来、5年1カ月ぶりとなる復活Vを、史上初となる8歳馬による京都大賞典制覇で飾った。勝ちタイムは2分24秒5(良)。
ハナ差の2着には好位から渋太く伸びたアリストテレス(1番人気)、さらに半馬身差の3着には3番手から粘り込んだキセキ(4番人気)が入線。2番人気に支持されたヒートオンビートは好位から伸び切れず8着、3番人気のアイアンバローズは後方で脚を溜めるも伸び切れず12着に敗れている。
京都大賞典を勝ったマカヒキは、父ディープインパクト、母ウィキウィキ、母の父フレンチデピュティという血統。通算成績は23戦6勝(うち海外2戦1勝)。重賞は16年弥生賞(G2)、日本ダービー(G1)、ニエル賞(仏G2)以来となる4勝目。管理する友道康夫調教師、騎乗した藤岡康太騎手ともに京都大賞典初勝利。
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いやぁ、8歳馬マカヒキの復活優勝、痺れちゃいました。。2016年のダービー馬がフランスにわたってニエル賞を勝ち、凱旋門賞に挑戦した時は、その後5年も勝てないとは思ってもいませんでしたから。今日も単勝32倍の9番人気と、正直、ダービー馬であることが忘れられているかのような扱いでしたし、ある意味、よくここまで現役で頑張っていたよなと…。
それにしても、ゴール前の脚には鬼気迫るものを感じました。簡単に諦めずにG2、G1に出続けて、凱旋門賞から数えて実に18戦目の勝利は、マカヒキ、そしてマカヒキ陣営の執念が実った結果なのだと思います。
もちろん、こんなことが起こるのは珍しいですし、どの馬も諦めずに頑張っていれば…というワケにはいきませんが、実績馬の引き際とか現役への拘りとか、本当にいろいろと考えさせられる勝利ではないでしょうか。いや、難しい話はさて置いて、とにかく今日は、スゴイものを見せて頂きありがとうございましたm(_ _)m
**2021/10/10阪神11R 京都大賞典(G2/芝2400m)・良**
東京7R 3歳以上1勝クラス(芝1800m)に出走したカナロアガールは10着でした。
【レース内容】揃ったスタートから控えるかと思いきや、押して先行勢の後ろに取り付く形に。。位置取りが想定したよりだいぶ前になったことそうですが、久々の所為なのか、或いはチークピーシーズが効きすぎたのか、前半ずっと掛かり気味の力んだ走りになってしまったのは残念です。結局、折り合いを欠いて消耗したことに加え、直線では前が壁になる場面もあり、持ち前の末脚を発揮するチャンスがないまま10着での入線となりました。
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馬体重プラス30kgには驚きましたが、パドックで見た馬体はすごく太いとは感じませんでした。ただ、どちらかというと細身のシルエットで好走してきた馬だけに、さすがに少し余裕があったのかもしれません。
坂路中心の仕上げ、プラス30kgの馬体、チークピーシーズの着用、想定外の先行策。。いずれも結果が良ければナイスチャレンジ!と称賛されるべき要素ですが、折り合いを欠いた走りで10着に沈んだ『らしくない姿』を見てしまうと、どうしてもチグハグさを感じてしまいます。結果論になってしまいますが、今回は多くのことを一気に変え過ぎたのかもしれませんね。
このあとは関係者コメント待ちになりますが、果たしてどういう評価になるのか…。田村先生もいろいろと考えてくれていると思いますが、今後のことも含めて少し心配です。
**2021/10/10東京7R 3歳以上1勝クラス(芝1800m)・良**
【2021/10/10東京7R パドックでのカナロアガール】
10/9阪神8Rで7着となったカイザーノヴァの関係者コメントです。
◇矢作調教巣のコメント 「馬も久々でしたが、騎手も久々で馬とのリズムを合わせることができませんでした。阪神の外回りで外々を走ってしまった分もありますが、それ以上にカイザーノヴァのパワーに持っていかれてしまいましたので、そこが反省点です」
◆クラブのコメント 「スタートで頭を上げて後手を踏み、促された際にハミを噛んでしまい2番手まで進出。いいペースでの追走になり脚が溜まらず、長期の休み明けも影響して最後は失速する格好となりました。なお、「一度レースを使ったことにより、ここから状態が上がってくるのでは」と調教師。次回は息も違うはずですから、定石通りの巻き返しに期待を寄せたいと思います」
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終わってみれば、『一度叩いた次からが勝負』ということしかないのですが、昨日は本当に収穫が少ないレースでした。矢作先生もコメントしているように、カイザーノヴァのデキ以上に古川奈穂騎手の騎乗も『やっちゃったなぁ…』的なもので、『バスラットレオンほど乗りやすい馬ではない』との心配が悪いかたちで現実になってしまいましたから。。
当たり前ではありますが、古川さん、きっと怒られちゃったでしょうねぇ(^^;)
まあ、それでも、3月の左後肢第三中足骨骨折から無事にレースに戻って来られたのが最大の収穫と考えて、次はもっと良いレースをしてくれるはず…と前向きになるしかありません。
次のジョッキーは…みたいな話は矢作先生にお任せするとして、まずはレース後の無事確認と、それほど間隔をあけずに次走に向かうパターンをよろしくお願いしたいと思いますm(_ _)m
デイリー『古川奈穂ホロ苦い復帰初日 2戦目はブービー7着』
復帰初日はホロ苦い結果となった。5月に左肩を手術した古川奈穂騎手(21)=栗東・矢作=は、9日の阪神で2鞍に騎乗。復帰戦となった2Rでは、スタート直後に落馬して競走中止の憂き目。8Rでは3番人気のカイザーノヴァ(牡3歳、栗東・矢作)で挑んだが、8頭立て(オーマイダーリンが除外)の7着に敗れた。
奈穂は「競馬は難しいですね。もっと技術を磨いていかないと。あしたから切り替えて乗っていきたいです。体は全く問題ないし、落馬も大丈夫でした」と必死に前を向く。師匠の矢作師は「きょうの競馬は誰も納得していないと思う。厳しいことを言うけどね。中途半端だった。(本人と)しっかり話をしたし、修正してもらいたい。体が大丈夫だったのは何よりです」と、弟子に奮起を促していた。
実戦復帰2戦目となった土曜阪神8Rは3番人気のカイザーノヴァに騎乗し、7着に敗れた古川奈穂騎手(右)と師匠の矢作師=阪神競馬場 Photo by デイリー