【ディメンシオン】吉澤ステーブルＷＥＳＴでの高評価継続中

吉澤ステーブルＷＥＳＴ在厩のディメンシオンは、おもに坂路でのハロン１６～１７秒ペースのキャンター１本を消化。週２回の速めを乗り込まれています。

◇柴原マネージャーのコメント
「あまり背丈が高い方ではなく身幅があるので、最初はゴロンとした印象でしたが、調教を積むにつれて腹回りなどが引き締まり、筋肉のメリハリが出て、いい意味でスッキリと見せるようになってきました。適度な気合い乗り、スピード感のある走り、安定した飼葉喰い…　全体的に体質強化が進んでいる証しと言ってよいでしょう。この調子で成長を促し、高めていきたいです」
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ここまでずっと評判がよいディメンシオンですが、その流れは年が明けても変わっていないようです。
ただ、入厩を急いだとしても、藤原厩舎はそこからのハードルが高いですから、しっかり土台が出来ていることが重要。 慌てることはないので、デビュー戦できちんと能力を発揮できる状態になってからスタートしてもらえればと思います。

本馬もきっと、本領発揮は古馬になってからのタイプでしょう。
３歳春の大活躍は出来るに越したことはないものの、無理をしておかしなことになるよりは、ある時点ですっぱり切り替えて頂いて、３歳秋以降の飛躍をめざすモードに移行してもらえればと思います。

あまり先走って心配するのもどうかとは思いますが、兄たちのことを考えると元々脚元が強い系統ではないですし、本当に本格化をするまでは、ある程度フレッシュな状態を保つのも重要な気がしています。
デビュー戦は時期よりも内容、苦労をせずに勝ち上がれれば、きっとその先の飛躍が見えてくると思います。


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【ハニートリップ】あくまでも体力づくり優先で

吉澤ステーブルＷＥＳＴ在厩のハニートリップは、おもに坂路でのハロン１７秒ペースのキャンター１本を消化。週２回の速めを乗り込まれています。

◇柴原マネージャーのコメント
「水曜日に１５－１５、土曜日に１５－１３のサイクルで乗り始めた後も馬体重は４５０ｋｇ前後で安定しており、馬っぷりを良く見せるようになってきました。今後は戻した馬体をすぐに減らすことのないよう、トレセンの調教に耐えられる体力づくりに励んでいきたいところです。しっかりと速めの本数を重ねつつ、息遣いや心肺機能を高めていきましょう」
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吉澤ステーブルＷＥＳＴでの年越しを経て、馬体が随分としっかりしてきたようです。
ただですね、トレセンに入るとどんどん馬体が減ってしまうのは、本馬がまだ本格化前だからこそ。 一旦、放牧立て直しになった以上は、多少馬体が戻ったからと言ってあまり慌てて欲しくはありません。

ひょっとすると藤原先生はそのつもりなのではと思いますが、個人的には、『しっかり馬体を作りつつ精神面の成長を待ち、デビューは新馬戦ギリギリか未勝利戦になっても仕方がない』、ぐらいの気持ちになっています。
目標は古馬になってから、“大きいところを狙える逸材”との評価は変わっていませんので、むしろ思い切って、“夏までにひとつ勝つ”ぐらいのゆったりした時間感覚で進めていけばいいのではと思います。
（それだとさすがにユル過ぎかなぁ(^^ゞ）


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【ビジューブランシュ】馬体は４８０ｋｇ台に回復

ドリームファーム在厩のビジューブランシュは、ウォーキングマシン６０分、周回コースでのおもにダク１４００ｍ、ハッキング１４００ｍ、ハロン２０秒ペースのキャンター１４００ｍを消化しています。１２／２９測定の馬体重は４８４ｋｇです。

◇国分担当のコメント
「馬房内で落ち着きを欠いたり、軽めの調教時に乗り手の指示に反抗して見せたりと、精神的にはまだ完全にリフレッシュしきれていないようですが、減っていた体重が戻り、疲れも抜けて体が楽になってきたようで、４日朝ハロン１７秒ペースまで上げてみた後も特に異常は見られません。今後も回復具合に応じて、少しずつ乗り進めていきたいと思います」
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年末年始の間に、ビジューブランシュも随分元気を取り戻してくれたようです。
デビュー戦に対する評価はいろいろだと思いますが、済んだ話にいつまでも拘ってはいられません。 本馬の将来はこれからが全てですし、相変わらず厩舎の期待も大きいわけで、次のチャンスをモノにできるよう頑張ってもらうだけです。

ペースアップはこれから少しずつとのことですので、復帰は早くて２月前半になりそう。 そのときには、陣営の期待の大きさが眉唾ではないことを証明してもらいましょう！
それができれば、今年２勝の目標も決して高いハードルではなくなることでしょう(^^)


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【コンフォルツァ】今年もヤキモキさせられそうです(^_^；

坂東牧場在厩のコンフォルツァは、年末年始は大事を取り、パドック放牧による管理が続けられています。

◇荒木マネージャーのコメント
「今後の削蹄時などに血斑が落ち取れて明らかになるケースも考えられますが、すでに熱感、指動脈、歩様の３点に異常が見られないことから、来週よりウォーキングマシンに入れて動かしていく方向で検討中。引き運動やマシン後の上がりの歩様などを確認しながら、無理のない範囲で少しでも早く騎乗再開につなげていければと思います」
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まだ本格的な調教前なので、年越しもいたってノンビリしたものだったようです。
本来はこの時期にそれでは困るのですが、今となってはそれを言っても仕方がないですから、これからのペースアップと成長に伴う能力発揮に期待するしかありません。
でも、もう半年近くもマトモに調教をしていないわけで、そんなに都合よくいかないかもですねぇ(^_^；


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【ドゥオーモ】来週からは終い１４秒台へ

坂東牧場在厩のドゥオーモは、ウォーキングマシン６０分、ダク１０００ｍの準備運動後、周回コースと坂路を併用して普通キャンターを消化。週２回の１５－１５を乗り込まれています。

◇荒木マネージャーのコメント
「速めを取り入れているので走ることに気が向き始めており、ボテッとしたシルエットに少しずつ締まりが出てきた様子。心身ともに良い傾向にありますので、この調子で乗り込みを続け、調教量を満たしていきたいです。調教師によれば、『今のいい流れを止めたくないので、このまま北海道で進めていこう』とのこと。来週ぐらいから終い１４秒台を出し、さらに乗り進めていきたいと思います」
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坂東牧場でのトレーニングは、年末年始に関らずどんどん進んでいたようです。
野中調教師は今のいい流れを大事にする方針のようですが、逆に言えば、栗東近郊への移動後は、出走までにそれほど時間が必要ないかもしれません。（移動が２月後半で３月前半出走ぐらい？）

私の勝手な目標では、ドゥオーモには今年３勝を期待しています。
そして、それが謙虚なのか言い過ぎなのかは、復帰初戦のパフォーマンスである程度分かると思います。
ドゥオーモはとにかく期待が大きい馬ですし、素質の高さも証明済みですから、復帰初戦でひと回りもふた回りも成長した姿を確認したうえで、できれば目標上方修正といきたいところです(^^ゞ


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【エンパイアブルー】全ては脚元の状態次第

イクタトレーニングファーム在厩のエンパイアブルーは、現在は、ダート周回走路でのハロン１８～２０秒ペースのキャンター３２００ｍを乗り込まれています。

◇生田場長のコメント
「立ち上げ直後の一週間ほどは少々お疲れ気味でしたが、今はそれを乗り越え、普通キャンターを難なく。この分であれば今月中旬頃よりメニューに１５－１５を取り入れていけそうです。調教師によれば、『坂路はあくまでも速めを行く日のみ。基本的にはダートでハロン１７秒くらいを長めに乗る方向で』とのこと。これからはペースアップに向けてエサの量を増やし、体を引き締めつつも筋肉をつけ、必要以上に目方を減らすことのないように注意していきたいと思います」
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２０１６年は一度もレースをすることなく終えたエンパイアブルーですが、イクタトレーニングファームでの年越しも無事に終えて、今度こそ実戦復帰が叶う雰囲気が出てきました。
これだけ休みが長いと決して楽観するわけにはいきませんが、それでも期待をしたくなるのは、骨折前のパフォーマンスが忘れられないからこそ。 あれは５００万条件でウロウロする馬の走りではなかったですから。

生田場長のコメントからも、復帰に向けて万全の調整をしようという陣営の気持ちが伝わってきます。
もともと脚元が強い馬ではないだけに、結果がどうなるかは分かりませんが、出来ることなら陣営の努力が実を結び、今年こそは思い切り力を出せる状態が続いて欲しいと思いますm(_ _)m


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【レトロクラシック】ここまで順調、とにかく無事に！

松風馬事センター在厩のレトロクラシックは、角馬場でのダク、ハッキングの準備運動後、周回コースでハロン１７～２０秒ペースのキャンター３２００ｍを消化。すでに週２回の１５－１５を開始しています。１／４測定の馬体重は５０２ｋｇです。

◇後藤場長のコメント
「冬毛が目立ちましたので年末にクリッピング（毛刈り）を行ったところ、これが良い刺激にでもなったのでしょうか、乗り進めていることもあって馬に活気が出てきました。１５－１５レベルの調教に入っても鼻出血の兆候は全く見られませんので、いつものように予防ケアを続けながら、さらに速めの本数を重ねていきたいと思います」
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松風馬事センターでの年越しも特に問題なく、順調に過ごしてくれたようです。
今年は２勝という目標を勝手に設定していますが、本馬の場合は無事に競馬をすること、順調に使えることが前提で、それさえ出来ればある程度の結果は自然に出てくると思うんですよねぇ。
現時点で鼻出血の兆候が見られないとは言え、出血経験馬である以上はたくさんのレースに出るわけにはいきません。 が、春と秋にそれぞれ３走ずつ、そのぐらいのペースで出走できれば、目標達成も見えてくると思います。

それに、ウェルシュステラの系統は晩成傾向がありますし、今まであまり使い込まれていませんので、『この馬にはまだ奥がある』、そんな漠然とした期待感もあったりします(^^)


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