まてぃの徒然映画+雑記

中華系アジア映画が好きで、映画の感想メインです。
たまにライヴや本の感想、中小企業診断士活動もアップします。

マッハ!弐 ONG-BAK 2

2010-01-12 00:00:00 | その他の映画(は~わ行)
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マッハ ! 』や『七人のマッハ!!!!!!!』、『チョコレート・ファイター』など、最近のタイ発体当たりアクション映画の最新版で、監督・主演はおなじみトニー・ジャーです。

ストーリーは典型的な貴種流離譚のひとつで、タイはスコータイ王朝からアユタヤ王朝へと移りゆく頃、東の王国では家臣ラーチャセーナの裏切りにより、王と王妃が暗殺される。唯一生き延びた王子ティンだったが、逃げる途中で奴隷商人に捕まり市場でワニの池に放り込まれる。

必死で生き延びようとワニと格闘するティンに短剣を与えたチューナンは、盗賊団『ガルーダの翼峰』のリーダーで、この村の襲撃にたまたま来ていたのだ。何とかワニを倒しチューナンに拾われたティンは、『ガルーダの翼峰』の村で格闘技から剣術、ムエタイ、カンフーなどを徹底的に叩き込まれる。そして十数年がたち、ティンは象をも御す究極の戦士になった。
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チューナンの代わりに『ガルーダの翼峰』を率いて盗賊を行い、かつてティンを捕らえた奴隷商人にも借りを返す。やがてチューナンはティンを次期リーダーにしようとするが、ティンにはその前にやるべき事があった。父と母を殺した仇、ラーチャセーナへの復讐である。

村を抜け出して向かった先は、ラーチャセーナが王に即位する式典だった。踊り子に扮して機会を窺うティンは、ついにラーチャセーナへの復讐を果たし村へと帰るが、そこはもぬけの空で、かつて父と母を襲った無気味な黒い集団が、ティンを襲撃するのだった。。。
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ムエタイから剣術・居合い、カンフー、三節棍、さらには動物使いまで、ありとあらゆるアクションが満載!しかもそのすべてがCGもワイヤーもなしの体当たりアクション!とトニー・ジャーの魅力満載です。ひたすら格闘アクションを堪能するってのは久しぶりかも。そして衝撃的なラストにはええっていう感じ。このあたりが単純なアメリカ的「正義は勝つ!」ではない東洋的なもの、仏教的な無常観というかそんなものを感じさせます。

まあそんなことを考えずとも、ひたすらアクションを満喫できる好作品でした。トニー・ジャー作品でおなじみのエンドロールでのメイキングがなかったのが少し残念。

公式サイトはこちら

1/10 109シネマズ川崎
kaikaku7
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