痛みを感じない男、ナムスン(クォン・サンウ)と血友病の女性、ドンヒョン(チョン・リョウォン)の悲しいラブストーリー。
子供のころの交通事故で家族全員を失った後遺症で痛みを感じなくなったナムスンは、少年院時代の先輩について殴られ屋をやっている。借金の取り立てに行き、先輩がナムスンを殴りつけて借金主を怯えさせる、という仕組み。ドンヒョンは独り暮らしで露天商をしながら父親の借金を返済しているが、ナム . . . 本文を読む
渋谷gee-ge×SHUUBI×辻香織で、昨年4月から開催してきたFlowersも一区切りです。
2人が尊敬する女性アーティストをゲストに呼んで、ゲストの歌をセッションするというなかなかハードな企画、オープニングアクトは毎回gee-geの推薦アーティストで、ゲストを含めてヒグチアイや柳田久美子といった素敵なアーティストに出会えました。
この日のゲストは松崎ナオ1人で、時間もやや長めです。ge . . . 本文を読む
9.11の爆破テロ事件で最愛の父を失った息子が、長い旅路を経て立ち直るまでの物語。愛する人の喪失からどう立ち直るか、これは3.11後の日本にも重くのしかかってくる課題です。
オスカー(トーマス・ホーン)は、ちょっと繊細で感じやすい、でもとても聡明な男の子。父親(トム・ハンクス)はオスカーを対等に扱い、人と交わるのが少し苦手なオスカーの最大の親友でもあった。しかし9.11のあの日、父はWTCビル . . . 本文を読む
林遣都くんの五右衛門風呂入浴シーンがマル!原作はヤングガンガン連載中の人気漫画らしいけど、よく知りません。
市ノ宮グループの御曹司、行(林遣都)は、父親から荒川周辺の再開発事業の責任者を命じられる。現地では、河童の村長(小栗旬)をリーダーとした荒川河川敷村が河原を不法占拠していて、行は立ち退きを求めて単身乗り込むが、自称金星人のニノ(桐谷美玲)に出会い、リクと名付けられて河川敷村の生活に入って . . . 本文を読む
松たか子の演技が昨年注目を集めた映画の原作で、本屋大賞受賞作です。文庫本特典として、映画化した中島哲也監督のインタビューがついています。
各章が登場人物の一人称独白という不思議なスタイルで進行していきます。その語り口に吸い込まれるように、一気に読ませる力はさすが評判の作品です。映画はまだ見ていないのですが、第一章が松たか子の演技なんだと思うと背筋がぞくぞくします。いったいこれをどんなふうに演じ . . . 本文を読む
ディカプリオが、一瞬レスリーとダブりました。
FBIを創設して初代長官に就任し、8代の大統領に仕えたジョン・エドガー・フーバーを、クリント・イーストウッド監督、レオナルド・ディカプリオ主演で描く。物語は、晩年のフーバーがFBI創設前夜からの話を口述筆記させるスタイルで、現在とフーバーの語る過去の時制が交互に綴られる。といってもわかりづらいものではなく、若いフーバーはディカプリオが演じていてかっ . . . 本文を読む