まてぃの徒然映画+雑記

中華系アジア映画が好きで、映画の感想メインです。
たまにライヴや本の感想、中小企業診断士活動もアップします。

夢売るふたり

2012-10-20 21:54:43 | 日本映画(は~わ行)
『ゆれる』『ディア・ドクター』の西川美和監督の最新作は、男と女の間の愛情を描いた作品。主演は松たか子と阿部サダヲ。 夫婦ふたりで小さな居酒屋を切り盛りしていた市澤貫也(阿部サダヲ)と里子(松たか子)。ある夜、調理中の火が元で火事になり、全てを失ってしまう。生活費と、もう一度お店を開業するための資金を稼ぐために、里子はチェーンのラーメン屋でアルバイトをして、貫也は若いころ修行をさせてもらったお店 . . . 本文を読む

矢野絢子ライヴ 「飛ぶ教室~2学期編~」

2012-10-14 16:01:33 | ライヴ
昨年のライヴに続いて2回目の出席となる『飛ぶ教室』、開演前から矢野さんはピアノに座って何やら弾いていると思ったら、後のMCで作曲していた、とのこと。この距離感の近さがサンジャックの魅力です。 『飛ぶ教室』だけにチャイムの音で始まりを告げて、4月にやった『1学期編』でCDを配ったらしい校歌を演奏して、お客さんに合唱を促したけれど覚えている人はあんまりいないようでした。自分も4月に行ってないし。 . . . 本文を読む

鍵泥棒のメソッド(試写会)

2012-10-13 22:36:58 | 日本映画(あ~な行)
しっかり笑って心の底から幸せになれる、とても面白いコメディ映画でした。内田けんじ監督のオリジナル脚本で、香川照之、堺雅人、広末涼子主演。 売れない貧乏役者の桜井(堺雅人)は、自殺を前に銭湯に行く。そこに殺し屋のコンドウ(香川照之)が現れるが、銭湯の床で石鹸でつるりっと転び、気を失って病院へ。脱衣所のロッカーの鍵をとっさに取り換えた桜井は、殺し屋コンドウになりすまして思いがけず手にした大金を使い . . . 本文を読む

盗聴犯 死のインサイダー取引 竊聽風雲

2012-10-09 21:29:28 | 香港映画(あ~な行)
『盗聴犯 狙われたブローカー』の前の作品。続編(といってもタイトルと出演者だけだけど)が作られるだけあって面白く、自分はこっちのほうが好きだな。 投資会社のオフィスに盗聴器と隠しカメラを仕掛ける3人組、ジョン(ラウ・チンワン劉青雲)、ヨン(ルイス・クー古天楽)、マックス(ダニエル・ウー呉彦祖)は、株価操縦の疑いがあり、商業犯罪課と情報課の共同捜査でオフィスを24時間体制で監視することになったの . . . 本文を読む

容疑者Xの献身 東野圭吾著

2012-10-07 23:03:48 | 読んだ本
第134回直木賞受賞作、そして国内の主要ミステリランキングで1位を獲得して、福山雅治主演でTVシリーズもヒットし映画化された、ガリレオシリーズの長編。 高校の数学教師石神は、隣に住む花岡靖子とその娘美里が、離婚した前の夫富樫を殺してしまった事件に遭遇する。花岡靖子に好意を抱いていた石神は、その天才的な頭脳で母子の犯罪を隠蔽すべく画策する。警察の目はうまく誤魔化せたかに見えたが、石神と帝都大学で . . . 本文を読む

やがて哀しき復讐者 報應

2012-10-05 23:07:59 | 香港映画(は~わ行)
冒頭とラストのウユニ塩湖が美しい。ジョニー・トー杜[王其]峰製作、ロー・ウィンチョン羅永昌監督作品。 香港の実業家、ウォン(アンソニー・ウォン黄秋生)の娘デイジー(ジャニス・マン文詠珊)は、実の母親が亡くなってから非行に走り、今ではヤク中になってチンピラとつるんでいた。そんなデイジーを誘拐した、と犯人から連絡が入るが、ウォンとケンカをして家を出ていったばかりだったので、狂言誘拐かもしれないと疑 . . . 本文を読む

強奪のトライアングル 鐡三角

2012-10-03 23:07:03 | 香港映画(あ~な行)
ツイ・ハーク徐克が音頭を取って、リンゴ・ラム林嶺東とジョニー・トー杜[王其]峰の3人がそれぞれ30分ずつ監督した、という珍しい試みの映画。全編通した脚本はなく、自分のパートを撮ったら次の監督に渡して、次の監督はその映像をもとにストーリーを考える、というのは普通の監督にとってはかなりハードルが高いと思いますが、この3人だと楽しんでいるかのような雰囲気が漂います。俳優たちも、それぞれの監督の演出が違 . . . 本文を読む