まてぃの徒然映画+雑記

中華系アジア映画が好きで、映画の感想メインです。
たまにライヴや本の感想、中小企業診断士活動もアップします。

浮城

2014-07-25 21:51:18 | 香港映画(あ~な行)
蛋民という水上生活者出身の布華泉(郭富城アーロン・クォック)が成功するまでを、香港の歴史を背景に描く。 香港では蛋民自体が差別を受けていたが、布華泉はさらに混血の赤毛ということで、何かにつけて「合いの子」だの「ハーフ」だのと蔑視されていたけれど、それを跳ね返すだけの努力を重ねるのは素晴らしいなと。父親が借りていた船の胴元や東インド会社のイギリス人社員に向かっても、自分の誇りを曲げないプライドは . . . 本文を読む

インフェルノ 大火災脱出 逃出生天

2014-07-20 23:44:20 | 香港映画(あ~な行)
劉青雲ラウ・チンワンと古天楽ルイス・クーのダブル主演で広州の高層ビル火災からの脱出劇を描く。監督&脚本は、彭發ダニー・パン&彭順オキサイド・パンのパン・ブラザーズ。 高層ビルの火災ものといえば『タワーリング・インフェルノ』が有名だし、最近の韓国映画でも『ザ・タワー超高層ビル大火災』があるけど、両方とも観ていません。日本ではホテルニュージャパンの火事があったから、映画のテーマにしづらいのかもしれ . . . 本文を読む

伊藤サチコ、存分に弾き語るワンマン。vol.6 未発表大発表

2014-07-19 23:21:55 | ライヴ
伊藤サチコの『存分に弾き語るワンマン』第6回は、音源化されていない曲だけを歌う未発表曲スペシャル。一つひとつの曲にまつわるエピソードを添えて届けてくれました。 好きでずっと歌っているけどアルバムに入れると全体のバランスが崩れてしまうからこれまで入れられなかった『ダラダラ日和』や、今だと気恥ずかしくて絶対に作れない『魔法』、自分の失恋の経験を綴った『明け始めた空』、まだ10代のときに作った『秋の . . . 本文を読む

私の男

2014-07-18 19:47:34 | 日本映画(は~わ行)
二階堂ふみと浅野忠信が禁断の愛を演じるサスペンスドラマ。 北海道南西沖地震、奥尻島の津波で両親を失った花(二階堂ふみ)は、遠縁の淳悟(浅野忠信)に養女として引き取られる。数年後、紋別で淳悟と高校生になった花は2人暮らしをしている。流氷が接岸し、淳悟がまた海上警備で家を明ける日の朝、2人がセックスしているところを大塩(藤竜也)に見られてしまう。学校帰りに大塩と会った花は、港を抜けて流氷の上まで逃 . . . 本文を読む

メモリー First Time 第一次

2014-07-12 22:53:56 | 香港映画(は~わ行)
前半は楊穎アンジェラベイビーのプロモーションビデオかっていうくらい、彼女のキュートな魅力が輝いていました。 先天性筋無力症の宋詩喬(アンジェラベイビー)は、偶然高校の同級生宮寧(趙又廷マーク・チャオ)と再会して、2人はつき合いだす。順風満帆に見えた2人の交際だったが実は。。。 途中で180度状況がひっくり返る大どんでん返しは韓国映画っぽいなあ、と思ったら、韓国映画『アメノナカノ青空』のリメイ . . . 本文を読む

GF*BF 女朋友。男朋友

2014-07-11 22:03:21 | 台湾映画(あ~な行)
桂綸[金美]グイ・ルンメイの凛々しい姿に見とれてしまいます。 1985年、まだ戒厳令下の台湾高雄で高校生活を送る林美宝(桂綸[金美])、陳忠良(張孝全ジョセフ・チャン)、王心仁(鳳小岳リディアン・ヴォーン)。美宝と忠良は同じ水泳部でいつも一緒にいたが、忠良は心仁に「美宝とはつき合っていない」と言う。心仁は美宝に告白してつき合い始め、高校では厳しい軍人教官に反発し、生徒全員を巻き込んで騒ぎを起こ . . . 本文を読む

ポリス・ストーリー/レジェンド 警察故事2013

2014-07-05 23:27:03 | 中国映画(は~わ行)
前作『ライジング・ドラゴン』で全開アクションは引退と宣言した成龍ジャッキー・チェン、この作品は確かにアクション抑えめだけど、人質の解放を賭けて金網デスマッチをやったり相変わらずスタント無しで肉体を酷使しています。 娘のミャオ(景甜ジン・ティエン)に呼び出された刑事のジョン(成龍)、中年には場違いな騒々しいクラブでミャオと会っているときに、突然店のオーナーであるウー・ジアン(劉[火華]リウ・イエ . . . 本文を読む

舟を編む 三浦しをん著

2014-07-04 23:03:21 | 読んだ本
2012年本屋大賞受賞作。辞書作りに命を懸けているといっても過言ではないほど、新しく刊行する「大渡海」に関わる人たちの辞書にかける情熱はすごいものがあります。 ただ、血沸き肉躍る、というよりも淡白であっさりとした味わいなのは、辞書の編纂というかなり地味な仕事がテーマとなって、主人公馬締光也のバカ正直とも言える性格から来るものでしょう。馬締以外の登場人物も、松本先生や荒木さん、佐々木さんといった . . . 本文を読む