まてぃの徒然映画+雑記

中華系アジア映画が好きで、映画の感想メインです。
たまにライヴや本の感想、中小企業診断士活動もアップします。

今度は愛妻家

2010-01-20 23:50:20 | 日本映画(あ~な行)
aisaika_ga01

邦画で久しぶりに涙をこらえました。

元売れっ子カメラマンだけど、今は仕事もせずぐうたらと貯金を食いつぶしている北見俊介(豊川悦司)。妻のさくら(薬師丸ひろ子)は人参茶を作って新聞記事は必ずスクラップにする健康オタクで、俊介の身の回りの世話をかいがいしくやいているんだけど、俊介は浮気を10回以上もしているようないい加減な男。さくらは子供がほしいと思っているけれど、俊介はまったく興味なし。2人はさくらの提案で沖縄旅行に行くが。。
aisaika_ga03

物語の中盤でそうだったのかとわかったとき(自分がわかったのは俊介が現像しているときでした)から、目に涙が溢れてきて切ない気持ちでいっぱいでした。そしてこれまでの予定調和的な世界の崩壊とそれを受け入れていくまでの心の壁を乗り越える苦しさ、それを見守る家族の温もりに、しみじみと感じ入ったのでした。

お話は何をかいてもネタばれになってしまうので書きませんが、薬師丸ひろ子は相変わらずチャーミングな演技でかわいらしい感じでした。俊介に弟子入りしている誠(濱田岳)と女優を夢見る蘭子(水川あさみ)の若いカップルの成り行きも微笑ましいし、俊介の世話を焼くおかまの文ちゃん役の石橋蓮司は必見。原作は大ヒットした舞台ということで、そちらにも興味が出てきました。

公式サイトはこちら

1/17 TOHOシネマズ川崎
kaikaku7
シネスイッチ銀座で公開中!

クリックで救える命がある。イーココロ!クリック募金



最新の画像もっと見る

コメントを投稿