去る、１１月２０日（月）、ＪＡかみつが主催の「農政懇談会」に参加しました。ＪＡかみつがの次年度に向けての要望内容のヒアリングを行うとともに、特に、強く要望したい点等をご教示いただきました。平成３０年産からの米政策見直しに対しましては、これまで、私も県議会での質問並びに会派要望等でも触れてきましたが、県内のＪＡ統一要望として、１）市町農業再生協議会による主食用米の作付け確認を行うこと、２）平成３０年度産地交付金の県設定メニューの見直しにあたっては、激変緩和措置（段階的な実施等）を講じること、等の要望をいただきました。県再生協議会が、「作付参考値」を示すこととなりましたが、実際の作付の結果検証が必要との主張です。また、激変緩和措置については、県内の大半の協議会が、「耕畜連携助成・二毛作助成の地域枠への移行」や「県枠で交付している野菜の助成単価の増額」に反対していることや県設定メニューに戦略作物が位置付けられていないこと等が主な主張でした。このほか、意見交換では、新規就農に対する支援と同様に「親元就農」への支援や、親元就農における、親と同じ品目の作物を作付する際の支援等も必要であること等が出されました。このほか、野生鳥獣害対策、禁漁区の見直し等も意見が出され、今後、調査をしていくこととしました。ＪＡかみつが管内の米麦、園芸、酪農畜産の多彩な農業が、これからも多くの農家の皆様、関係者の皆様に支えられ、充実発展するために、今後とも政策の調査研究に邁進していく決意です。
おはようございます。本日は、朝から県議会です。県都市計画課担当者との勉強会、議会運営委員会、そして、会派会議と進めていきます。県都市計画課との勉強会は、鹿沼市の今後の都市計画の進め方に関する疑問点に対するレクチャーを受けます。当然、鹿沼市における市街化区域の逆線引きの解消等の質問も行います。議会運営委員会では、１１月２９日開会の通常会議における議事運営や議案内容に関する説明があります。その審議結果を受けて、会派での意思統一を会派会議で行う予定です。
本日の下野新聞では、鹿沼市の新庁舎に関するふたつの陳情が鹿沼市議会議長あてに提出されたとする記事が掲載されていました。鹿沼市議会の審議状況を鹿沼市民の皆様と共に注目していきます。昨日、午前８時より、大門宿交差点で第１９１回かぬまマンデーレポートを開催しました。鹿沼市庁舎整備を鹿沼市のまちづくり観点からレポートしました。鹿沼市総合計画、鹿沼市都市計画マスタープラン等鹿沼市のまちづくりプランの根幹をなす諸計画については、私自身も鹿沼市職員、そして、鹿沼市議会議員としても計画策定に携わってきました。新市庁舎整備についても、そうした計画との整合性が保たれていることは言うまでもないと思います。そして、鹿沼市議会も参画して「新市庁舎整備基本計画」が平成２７年に策定されています。この計画について、鹿沼市議会が承認している前提であれば、今回の陳情に対する審査は容易に判断できるでしょう。これまでの鹿沼市のまちづくりの諸計画についても、鹿沼市議会は関わって決定してきたわけですので、鹿沼市民に対する説明責任も果たしてほしいと思っています。
本日は、ＪＡかみつがの首脳陣の皆様と、地元選出県議会議員（鹿沼市、日光市選出）５名との農政懇談会が開催されます。平成３０年産からの水稲の「作付参考値」の運用や種子法廃止に伴う対策等、関心事が幾つかありますので、現場の状況も含めて意見交換出来ればと思います。
１１月２０日（月）午前８時より、大門宿交差点におきまして、第１９１回かぬまマンデーレポートを開催します。民進党鹿沼市支部主催の「第４回タウンミーティング」の紹介をはじめ、県や鹿沼市の喫緊の話題等についてレポートする予定です。何卒、よろしくお願いいたします。
