東日本大震災から５年。

東日本大震災から５年が経過しました。改めまして犠牲になられました全ての皆様に哀悼の意を表すると共に、ご遺族の方々をはじめ、今もなお被災によって苦しんでおられる全ての皆様にお見舞い申し上げます。私も当日のことは鮮明に覚えています。県議会議事堂で同僚県議と共に大地震に遭遇し、真っ先に周囲を警戒しながら地元鹿沼市に戻り、災害対策本部での情報を受けて、永野地区の全戸停電被害に伴う各家庭の安否確認のため、多くのご家庭を訪問しました。地元永野コミュニティセンターのご協力を得て避難をお願いしたご家庭もありました。寒さも襲い、火の元に注意するよう呼びかけながら夜半までの訪問作業だったことを覚えています。偶然にも統一地方選でもあり、自身も２期目の選挙でしたが、翌日以降、「震災復旧相談所」を自身の事務所に構え、市民の皆様の被災に関するご相談に出来る限り応じてきたことを覚えています。計画停電やガソリン不足等も体験し、想定外の連続に圧倒される日々でした。あれから５年。直後の県内の被災調査を皮切りに東北地方の被災現地調査も２０数回に上っています。飯舘村の皆様が鹿沼市に避難され、避難民の受け入れの体験もさせていただいています。まだまだ震災対応は道半ば。多くの皆様が苦しみに耐えている日々です。私も、「震災からの一日も早い復興」を目指し、さまざまな課題解決に向けて引き続き邁進する決意です。