「まっちゃん」日記~「市民が主役の鹿沼」をめざして

「市民が主役の鹿沼をつくる」ことを目指して、私の所見や活動近況等をお知らせさせていただきます。

本日LRT住民投票条例制定を求める署名提出します。

2013-12-13 08:26:57 | Weblog
 本日、宇都宮市のLRTの是非について住民投票で決定するための条例制定を求める署名を提出します。お陰様で昨日集約できましたが、3万人を超える宇都宮市民の方々から署名が集約できました。寒い中、また、一ヶ月といった短期間ではありましたが、本当に多くの方々が関心を寄せていると思います。まずは、ご協力いただきました署名収集人の皆様、署名活動に携わった阻止する会の皆様、そして、署名に協力いただけた宇都宮市民の皆様に感謝申し上げます。
 さて、今後の予定ですが、本日署名提出以降、宇都宮市選挙管理委員会が20日間の審査を行い、1月2日には選挙管理委員会が開催され、同日、確定署名数が告示されます。その後、翌日1月3日から7日間の縦覧が行われ、異議申立の受付が行われます。異議申立て申請があった場合は、14日以内に再審査を行うこととなっていますが、縦覧や再審査が終了後、署名簿が阻止する会代表宛に返還されます。その後、5日以内に条例制定請求書を宇都宮市長宛提出します。宇都宮市長は、請求書を受理した後、臨時の市議会を招集し、条例案に対する審査と採決が行われ、条例制定の可否が決定します。
 なお、今回の条例制定の根拠ですが、「宇都宮市自治基本条例」に沿った手続きです。第5節、市政運営への市民参画、第15条(住民投票)において、「市は、市政に係る特に重要な事項について、直接に住民の意思を確認する必要があると認めるときは、事案ごとに別に条例で定めるところにより住民投票を実施し、その結果を尊重しなければならない。」とあります。この条例でポイントとなるのは、まず、LRTの施策について市が「特に重要な事項について、直接に住民の意思を確認する必要があると認める」かどうかであり、市議会は「市政への市民参画」としてこのLRTの事案について条例を認めるかどうかです。言い換えれば、LRTがどのような扱いをされるかによって、自治基本条例の住民投票の解釈が狭くなることも想定されますので、宇都宮市並びに宇都宮市議会の判断を大いに注目するものです。LRTのような大型公共事業について賛成か反対か、市民の意見を聞くことは極めて重要な民主的な対応です。私は、宇都宮市民ではありませんが、今後の対応をしっかりと注目していきます。
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