鹿沼を守る みんなの力~水害に学ぶ 災害に強いまち~

昨日は、鹿沼ＪＣ様の主催による「鹿沼を守る　みんなの力」と題したワークショップに参加しました。この９月の災害は私にとって史上最大の甚大な被害であったため、今回の災害で味わい、学んだ教訓をまさに鹿沼市の将来の防災強化に活かすために、さまざまな場に参加し、特に多くの市民の皆様やボランティア関係者の皆様の意見を断続的に聞いてきています。今回も私なりにそうしたコンセプトで参加してみました。「災害の際に自分が出来ること」「自分がやるべきこと」と題したワークショップでは、グループの皆さん各自が付箋に考えを記し、その意見を突合していきます。そして、グループとしての意見集約を行ない、まとめとしての項目を整理しました。有事の際の「現場の交通整理の必要性」をはじめ、「災害情報の受発信のあり方」、常日頃の備えとしての「避難経路や避難場所の確認」、そして、地元マスコミ等を有効活用した「災害情報のリアルタイムでの伝達」等大変参考になりました。災害に対する市民意識を高めること、そして、行政や関係者の危機意識や積極性がリアルタイムで市民の皆様に伝わること等、議論を通じて共有することが出来ました。各グループからの発表では、各々視点の違う意見が発表され、更に発想が広がりました。今回のワークショップの前段では、鹿沼市消防団の南押原の作業報告、日本赤十字社栃木県支部の活動報告、鹿沼市社会福祉協議会の災害支援ボランティアセンターの取り組み等の報告もありました。「災害に強いまち　かぬま」に向けて大変充実じたワークショップと意見交換をすることが出来、益々、皆様のお陰で貴重な意見を蓄積することができました。今後の活動の糧にしていきます。