「まっちゃん」日記~「市民が主役の鹿沼」をめざして

「市民が主役の鹿沼をつくる」ことを目指して、私の所見や活動近況等をお知らせさせていただきます。

4回目の一般質問を終えて。

2011-06-18 10:16:21 | Weblog
 16日、県政に関する4回目の一般質問を終えました。今回は、樅山町で発生した6名の児童死亡事故関連、東日本大震災関連で節電、そして再生可能エネルギー、財政健全化対策で学校施設の複合的利用、そして、最後に西方町の円滑な合併促進について伺いました。
 樅山町死亡事故関連の質問は、ご遺族・ご家族が傍聴にお越しいただき、大変張り詰めた雰囲気の議場となりました。私は、3年前の被疑者が起こした人身事故については、県警に捜査ミスを認めさせてほしいとのいったご遺族のご意見を踏まえ、ずばり質しました。県警本部長の答弁では、「ご遺族、県民に申し訳ない」といった趣旨の答弁がありましたが、このことは、同時にそれならば、今回の事故は防げたのではないかとの思いをご遺族に植え付けることになるため、重たい質問でもありました。ただ、今回の事故はこうしたさまざまな背景があったということを社会全体に知らせること、そのことは、県議会議員としても大切な事と感じました。そして、2番目の質問でも触れましたが、てんかん患者の皆様に風評被害となっている現状を一日も早く改善するために、今回の事故捜査を受けての改善点(事故データベース構築、頻回事故歴者に対する捜査強化、関係団体への働きかけなど)を丁寧に実効ある対策として講じてほしいと強く思いました。最後の締めくくりはアドリブでしたが、児童の夢を列挙し、残念ながらその夢を実現できなかった児童は無念であったことを述べ、県議会議員や議場内の方々、県民の皆様に今後のご遺族の諸活動に対するご支援をいただくお願いを広く呼びかけました。私も、当面、裁判支援、そして、地域の安全安心対策のために全力で仕事をしていく所存です。
 このほか、後でも触れていきますが、節電対策は、今夏の必ず実施しなければならない課題です。産業界、企業の節電を誘導する傍ら、就業時間の変更を想定し、保育サービスの確保策を主張しました。また、農業分野、家庭での節電についても実効ある対策を講じるよう促しました。再生可能エネルギーは、福島原発事故も踏まえ、今後、全国的にも飛躍的に進む分野です。本県は、太陽光、小水力、木質バイオマス、温泉熱を重点取組エネルギーと位置づけ、今後、本県の有する潜在的な可能性を引き出し、実現に向けた諸施策を導入していくことを確認し、実効かる対策を講じるよう促しました。
 学校施設の複合的利用は、特に、中山間地域では、学校が地域コミュニティーの核であり、少子化による余裕教室の増加を考慮し、特に、放課後児童クラブをはじめ、福祉施設等を複合化することを前提に、県でも検討をしてほしい旨主張しました。最後の西方町の合併問題は、この質問が最後になると思い質問しました。円滑な合併をとの主張は、特に、西方地域の継続課題が栃木市になっても脚光をあびるようにしてほしいとの願いからの質問でした。
 このたびの質問には、本当に多くの方々に直接お越しいただき、または、テレビやラジオで傍聴をしていただきました。本当にありがとうございました。私自身、この質問をもとに、更に精進し、県政課題の克服に向けて邁進してまいります。
 
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする