本日、指定管理者制度の研修会に参加してきました。事例発表、行政からの意見、そして、参加によるフリートーキング形式で、指定管理者制度とは何か、また、実際に指定管理者で自治体の公の施設を管理している方々の意見を聞くことができました。地方自治法の改正により、今までは直営といって公の施設は関係する公が管理するものでありましたが、民間の管理も可能になり、主に公益施設などを中心に指定管理者を指定し、管理協定により依頼をするものです。生涯学習センター、文化会館、そして、少年自然の家のケースについて事例発表がありました。中身は省略しますが、大切なのは各々のNPO団体が目指すミッション(目的)に沿った指定管理者であること、身の丈にあったものであること、地域づくりやまちづくりに貢献するものであることを強調していました。行政が、単なる経費削減で対応するのではなく、また、民間も単に行政からお金をほしいとの考えでは、質の高い指定管理者にはならないことを断言していました。まさに、その通りだと思います。鹿沼市においては、今後、合併後の閉鎖された公の施設が多く残っています。以前、公共施設の再利用計画につきましては、提言させていただいておりますが、再利用計画を検討したうえで、その施設に相応しい使い道を考え、そのミッションにあった指定管理者の公募が達成できればある意味意義のあることと思います。それから、なによりも協働は大切です。パネラーが発言していましたが、行政との役割分担をきちんと行い、ある意味担当課との連携を強化し、情報を共有することで、その施設管理のあり方や発展的な指定管理のあり方が検討できます。法律やさまざまなルールで非公募の施設はそのままで良いですが、そのほかについても、明確な施設運営における目的があるか否かが今後のポイントでしょう。本日の研修会は、非常に考えさせられる内容でした。NPO鹿沼協会の方々にはご苦労様でした。お手伝いできませんでしたが、有意義な研修会に感謝いたします。
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