「稼ぐが勝ち」
❤生き残る夏虫のごと如月の寝床をのっそりのっそり離れる 松井多絵子
目覚ましのアラームに起こされて仕方なく寝床から離れ、広げた朝刊に<ホリエモン>の元気な笑顔。たくましいというより図々しい笑顔。でも気になる41歳の男である。昨年11月9日
ホリエモンは2年半の刑期が満了。その数時間前に彼の著書PRイベントを東京で開き、200人の聴衆が集まり、2004年に刊行したベストセラー『稼ぐが勝ち』などの宣伝を開始した、そうである。さらに11月に著書『ゼロ』を刊行。全国の書店を回り、サイン会や講演会をこなす。
刑務所で1000冊の本を読んだという記事を読んだことがあるが、原稿も書いていたのだ。転んでもタダでは起きない男。さらに彼はメールマガジン『堀江貴文のブログでは言えない話』を毎週月曜の朝、配信している。
このメールマガジンは2011年から13年の仮釈放まで、長野刑務所で過ごした間も発行された。メルマガには堀江が注目した時事ネタ、日々の活動記録、グルメ情報などなど多彩だ。
彼は 「自分の中にプライドというか、いい人と思われたくなかった。いい人と思われても気持ちが悪い。ちょっと嫌なやつだと思われていて、会ってみるとイイヤツだ」。がいいらしい。
でもね、堀江さん、ちょっとイヤな奴と思っていて、会ってみたらすごくイヤナヤツって人もいますからね。私はまだアナタに会ったことがありません。会って話したら???。
堀江貴文さま 今朝は0度でした。『ゼロ』を読むのは真冬の早朝ですか。
2月16日 松井多絵子