ワイドショーがいけないのは真偽も不明なことを根拠にコメンテーターが意見を言うことです。最近のワイドショーにおける根拠は週刊誌やスポーツ新聞などの記事です。その記事が出た時点で、その真偽があきらかになっていない段階で「もしそれが真実だとしたら」という断りをいれながらコメンテーターが「持論を展開」するのです。これはあきらかにおかしな結果をもたらします。
曖昧な根拠をもとにしてならばどんな意見を言うこともできます。曖昧な根拠を直接関係しない事実と結びつけてあたかも明確な根拠としているようなこともあります。
「〇〇さんが不倫をしているという報道が週刊誌でなされました。」
「それが事実だとしたら許せませんね。」
「〇〇さんは奥さんがいて、3人のお子さんがいます。3人目のお子さんはまだ生まれたばかりです。」
「この報道が事実だとしたら、そのお子さんが本当にかわいそうですね。」
「〇〇さんはおしどり夫婦として有名でした。」
「この報道を見た〇〇さんのファンはどう思うでしょう。芸能人はそういう自覚をもたないといけないですね。」
もはや意見にならない意見としかなりません。
もちろんこのままではワイドショー側も罪悪感を感じます。だからワイドショーレポーターの仕事は当事者にそれが事実だと言わせることになります。あの手この手で事実確認をする。そしてそこでウソを言ってしまったら最後、永久に抹殺されることになるわけです。この追いつめ方も異常です。思惑通りの回答がえられるまで決して許さないのです。こういう正義感を向ける対象は別にあるのではありませんか。それくらいのバイタリティーがあるのなら、巨悪をあばく方面に発揮してほしいのです。
巨大な権力には何の抵抗もせず、つけ込むすきがある人間に徹底的につけ込んでいく。これはイジメと同じです。このような番組を垂れ流している日本のテレビは、外国の人から見れば北朝鮮の報道と同じレベルです。根拠のある報道をぜひお願いしたいと思います。
曖昧な根拠をもとにしてならばどんな意見を言うこともできます。曖昧な根拠を直接関係しない事実と結びつけてあたかも明確な根拠としているようなこともあります。
「〇〇さんが不倫をしているという報道が週刊誌でなされました。」
「それが事実だとしたら許せませんね。」
「〇〇さんは奥さんがいて、3人のお子さんがいます。3人目のお子さんはまだ生まれたばかりです。」
「この報道が事実だとしたら、そのお子さんが本当にかわいそうですね。」
「〇〇さんはおしどり夫婦として有名でした。」
「この報道を見た〇〇さんのファンはどう思うでしょう。芸能人はそういう自覚をもたないといけないですね。」
もはや意見にならない意見としかなりません。
もちろんこのままではワイドショー側も罪悪感を感じます。だからワイドショーレポーターの仕事は当事者にそれが事実だと言わせることになります。あの手この手で事実確認をする。そしてそこでウソを言ってしまったら最後、永久に抹殺されることになるわけです。この追いつめ方も異常です。思惑通りの回答がえられるまで決して許さないのです。こういう正義感を向ける対象は別にあるのではありませんか。それくらいのバイタリティーがあるのなら、巨悪をあばく方面に発揮してほしいのです。
巨大な権力には何の抵抗もせず、つけ込むすきがある人間に徹底的につけ込んでいく。これはイジメと同じです。このような番組を垂れ流している日本のテレビは、外国の人から見れば北朝鮮の報道と同じレベルです。根拠のある報道をぜひお願いしたいと思います。