まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

「よかったさがし」

2009-07-21 14:11:38 | 幸せの倫理学
以前にミクシィで 「身代わり理論」 や 「芸の肥やし理論」 を披露したとき、
マイミク (ミクシィ上の友だちのことです) のひとりから、
同じようなポジティブ・シンキングの例として
「よかったさがし」というのを教えてもらいました。
マイミクさんの文をそのまま引用する形で紹介させていただきましょう。
ちなみに「ボス」というのはミクシィ上の私のニックネームです。


(以下、引用)
ボス、ポリアンナ物語 「よかったさがし」 って、知ってます?

牧師の娘のポリアンナという少女が
たくさんの苦労を乗り越えながら成長していく姿を描いた物語なのですが、
小学生の時に読んで、
ポリアンナが初めてお父さんに 「よかったさがし」 を教えてもらうくだりを
今でもよく覚えています。
1週間に1度だけ食べれるはずのハムエッグ (だった気がしますが) を、
お父さんが自分たちよりさらに貧しい人が病気だったので、施しをしてしまって、
パンしか食べられなくなるんです。
幼いポリアンナはすごくふてるのですが、
そんはポリアンナにお父さんは 「よかったさがし」 という遊びを教え、ポリアンナは、
「今日は楽しみだったハムエッグが食べられなくて残念だけど、
次に食べるときはもっとうれしいからよかった」 と言って、
いつもつらいことや苦しいことが起こるたびに 「よかったさがし」 をして、
周りも巻き込んで明るく、幸せになっていくんです。

なぜか小学生の私には、この発想の転換が衝撃的で、
周りの状況を変えられないときには、
その中でもかすかにでも自分に利になることを見つけて、
まぁいいや、と言って過ごす癖がついてしまったんですよね。
まぁ今回は自分で気付かないうちに度が過ぎたなと思いますが、
あんまりにも周りが変だと発想を転換していかないと
身がもたないっつ~とこはありますよね(苦笑)。
(引用、終わり)


私は 『ポリアンナ物語』 って知らなかったのですが、
ウィキペディアで調べてみると、

> 主人公の名前である Pollyanna は 「極めて前向きな楽観主義者」 の意味として使われ、
> その後心理学分野での用語 「ポリアンナ効果」「ポリアンナ症候群」 が生まれた。

ということだそうです。
なるほど、一般名詞化するくらい有名なんだ。
私はまさにポリアンナなんですね。
一度読んでみなければ。
というかハウス名作劇場でアニメ化されていたらしいので、
今度借りてみようかな。
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