まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

Q.アニメ見ますか?

2013-09-19 11:49:45 | 哲学・倫理学ファック
A.アニメはほとんど見ません。

自分がアニメを見るかどうかなんてふだんあまり意識したこともありませんでしたが、
こうやって質問をいただいてみて初めて気づくことってありますね。
自分でいつも言ってるにもかかわらず、問いの力ってやっぱり偉大です。
言われて振り返ってみると、自分は現在ほとんどアニメを見ていないように思います。
子どもの頃はものすごく見ていました。
「ポパイ」 や、東京12chでやっていた 「スーパースリー」 とか 「ラムジー」 などの海外物、
「巨人の星」 や 「アタックNo.1」 などのスポ根もの、
「マジンガーZ」 や 「デビルマン」 などの永井豪原作のアクション・アニメ、
その後に始まった 「ルパン三世」 や 「宇宙戦艦ヤマト」 等々、
私の子ども時代はテレビアニメなしには語れません。

それがいつ頃から見なくなったのでしょうか?
特に覚えていませんが、おそらく大学に入った頃からではないでしょうか?
テレビアニメってだいたい放映時間が決まっていますよね。
夕方5時から遅くとも8時くらいまでではないでしょうか?
高校の頃まではそのぐらいの時間に帰宅することができていましたが、
大学生になると飲み会があったりバイトがあったりして、
そういうアニメ放映時間に帰ってくることが減ってきてしまいます。
皆さんには想像もつかないことでしょうが、
私が大学生の当時にはまだ各家庭にビデオ (テレビ番組を録画する装置) がありませんでしたから、
放映時間に帰ってこられないということはその番組を見ることができないということだったのです。
「ポパイ」 のような1話完結ものならたまに見ても意味がわかるでしょうが、
続きもののアニメの場合、途中何回か見損なったりしてしまうともう話についていけなくなりますので、
それでだんだんアニメは見られなくなっていったんだと思います。

ですので、1980年代以降はほとんどアニメを見ていないのではないでしょうか。
だから 「ガンダム」 とか 「エヴァンゲリオン」 とかはまったく見ていませんし、
さらにはテレビアニメにつられてなのか、
なんと宮崎駿のスタジオ・ジブリのアニメ映画もほとんど見ていません。
たまたまテレビで放映されていたり、人に勧められてDVDを借りて見たことはありますが、
公開時に映画館で見たことは一度もないのです。
(ちゃんとしたファンでもないくせにジブリ・アニメについてブログで語ったりするから、
 コメント欄で皆さんからボコボコに叩かれたりしています。)

今やアニメは日本が世界に誇るクール・ジャパンの代表的文化となりました。
しかし、50歳の私に言わせれば、まさかそんな日が来るとはまったく思っていませんでした。
アニメと言えば (昔は 「アニメ」 という言葉すらなくて 「マンガ」 と呼ばれていました)、
子どもが見るものであって、大人が見るべきものではありませんでした。
時代が変われば変わるものです。
せっかく大人が見ていい時代が来たのですから、
今後はもう少し積極的にアニメを見てみたいと思います。