まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

34位までわかるストレングス・ファインダー

2013-09-02 20:36:36 | 幸せの倫理学
何度かご紹介したことのあるストレングス・ファインダーですが、
このたび、ウェブ上で1位から34位まで自分の強みの順位が全部わかる、
新しいストレングス・ファインダーのサービスが開始されました。
こちらです。
左側は今まで通り上位5つの強みが判定されます。
10ドル弱ですので、例の本を買うよりは安いです。
右側が画期的で、これまでと違い34個の強みの全順位を教えてもらえます。
金額は89ドル。
1ドル100円として9,000円くらいですか、ちょっとお高いですが、
最下位のほうのやつは本当に自分にはその力がないんだというのがわかりますので、
これはこれで知っておくと生きるのがラクになるでしょう。

さっそくやってみました。
上位5つも若干変動しています。

1位 戦略性
2位 最上志向
3位 着想
4位 親密性
5位 内省

「ポジティブ」 がランク落ちしてその代わりに2位に 「最上志向」 が飛び込んできました。
これはまたビックリです。
自分のなかに 「最上志向」 があるとはまったく思っていませんでした。
むしろ一番下のほうにあるんじゃないかなぐらいに思っていました。
ちょっともう一度自分を振り返ってみたいと思います。
そして、今回34つ全部の順位が判明したわけですが、
最下位の5つを惜しげもなく発表してしまいましょう。

30位 競争性
31位 学習欲
32位 信念
33位 原点思考
34位 回復志向

いやあ、大笑いしました。
学者なのに 「学習欲」 がこんなに低いなんて。
それと 「原点思考」 というのは原語は 「Context」 で、
文脈を大事にする考え方、つまり歴史的に物事を捉える力なのですが、
これもこんなに低かったなんて
私はカントという歴史上の哲学者を研究しているはずなのに、
歴史的なアプローチは苦手なんですね。
どちらもよくわかります。
私の哲学は基本、「着想」 によるアイディア勝負の解釈が売りで、
当時の時代状況や他の哲学者が何を言っていたかなどを調べたり、
文献学的フィロローギッシュ) な細かい緻密な考証とかが苦手なんですね。
それにしてもこんなに低いとわかるともう、
なんで自分はこれができないんだろうと落ち込んでみたり、
少しはがんばってみようとムダな努力をしてみたりせずにすみますね。
弱みを補うのではなく、強みを伸ばして生きていきたいと思います。

このウェブ上のストレングス・ファインダーは、
あの本のように1個1個の強みについて解説してくれるだけじゃなくて、
上位5つの組み合わせによって、他の4つとの関連のなかでどういう強みになっていて、
それを活かして生きていくためにどんなことをしたらいいか、
なんていうアイディアまで教えてくれます。
あの本でストレングス・ファインダーをやってみた人も、
これはこれでもう一度やってみるといいかもしれません。
ただし、テスト自体は日本語でやれますが、
結果は英語でしか出てきませんので、その点はご注意ください。
これから就活の人はぜひっ!
自分の活かし方に迷っている人もぜひっ!
そして、英語が得意でただやみくもに英語が読みたいという人もぜひっ!