マイミクさんが以下のようなミクシィニュースをシェアしてくださっていました。
「燕ファンに金本が感謝の言葉、ライバル球団公式HPに異例メッセージ。」
元の金本メッセージはこちらのスワローズHPからご覧になれますが、
ミクシィニュースのほうはたぶんミクシィ会員でないと閲覧できないと思いますので、
記事の全文を引用しておきましょう。
(以下、ミクシィニュースより引用)
ヤクルトは9月28日、球団公式ホームページに、今季限りでの引退を発表している阪神の金本知憲外野手 (44歳) からスワローズファンに宛てた感謝のメッセージを掲載した。ライバル球団の選手のコメントが球団公式ホームページに掲載されるのは異例だ。
28日に神宮球場で行われた試合後に公開された 「金本知憲選手 (阪神タイガース) から東京ヤクルトスワローズファンの皆様へ」 では、まず、「東京ヤクルトスワローズのファンの皆様、こんばんは、突然お邪魔して申し訳ありません、阪神タイガースの金本知憲です。ひとつ、ふたつ、御礼と御詫びを申し上げたくてヤクルト球団の了解を得てお邪魔させて頂きました!」 との挨拶から始まる。
金本選手は、敵チームの選手にも関わらず、神宮球場に詰めかけたスワローズファンが、打席に立つたびに熱い声援と拍手を送ってくれたことに感激。加えて 「26日の試合でホームランを打った後にも拍手を頂きました。本当に嬉しかったです」 と、そんなスワローズファンの温かさが身に染みたようだ。
さらに 「今日28日の試合前に宮本、福地の両選手から花束を頂き、試合後には僕が3塁側とレフトスタンドのファンに手を振りながら帰るまでの間、わざわざヒーローインタビューを遅らせてまでも、ずっとバックスクリーンのオーロラビジョンに僕をアップしてくれていたヤクルト球団にも御礼申し上げます」 と、球団の計らいにも感謝している。
また、このメッセージには、スワローズファンに対するお詫びも。金本選手はレフトスタンド (阪神側) に手を振っている際に、スワローズファンで埋め尽くされたライトスタンドから “金本コール” が起きていたことに気が付かず、後に知人からその事実を聞かされたそう。そのため、「気付いていたらライトスタンドまで行ったのに! と嬉しさと後悔と申し訳なさでいっぱいに」 なり、今回、球団の垣根を越えて、こうしたメッセージをスワローズファンに贈ることにしたという。
そして、メッセージの最後はこう結んでいる。
「東京ドーム最後の巨人戦でも、巨人軍の選手から花束を頂き声援も送って頂きました。野球ファンはいいですね! 本当に今日は嬉しくて有り難くて野球を頑張ってきて良かったなと、再確認させてくれたヤクルト球団、並びにヤクルトファンの方、本当にありがとうございました。感謝しています」
(引用終わり)
ええ話やね。
わざわざスワローズのHPに感謝の言葉を寄せた金本もカッコいいけど、
あれだけ痛い目にあわされた金本を拍手で温かく送ったスワローズファンもむちゃカッコいいです。
1992年日本シリーズ最終戦の神宮球場を思い出します (これについては別の機会に書きます)。
これもひとえにスワローズファンが野球の楽しみ方、
ひいては人生の楽しみ方をよく知っているからだろうと思います。
たんに自分のチーム、自分の贔屓のチームが勝てばいい、優勝すればいいのではない、
勝敗や結果はともあれ、プロの選手がサイコーのプレイを見せてくれることを楽しむ、
ファンというのはそうあらねばならないと思うのです。
自分たちのホームグラウンドで相手チームが優勝を決めて胴上げをしていると、
それに向かって 「帰れコール」 を投げかけるような心ないファンもいるみたいですが、
そんなことをしてもみじめさが募るばかりで幸せにはなれないでしょう。
P.S.
ところで、記事中ちょっと気になる箇所がありました。
金本は 「スワローズファンで埋め尽くされたライトスタンド」 という言い方をしていましたが、
本当にそうだったのでしょうか?
私の記憶では神宮球場の阪神戦や巨人戦では球場全体が阪神ファンや巨人ファンで埋め尽くされ、
ホームグラウンドであるはずのスワローズファンは肩身の狭い思いをしたものでした。
特にこのときの阪神戦は金本の引退試合ということで、
早くから阪神ファンがチケットの買い占めに走っていたと聞き及んでいます。
ひょっとするとライトスタンドもスワローズファンは少数で、
むしろタイガースファンに埋め尽くされていたという可能性もありえます。
実際に放送を見ていた人からの情報を待ちたいと思います。
とはいえ、神宮球場のライトスタンドですからヤクルトの応援団とファンがいたことは確かなはずで、
彼らがまわりの阪神ファンとともに、心から金本にエールと拍手を送ったことはまちがいないでしょう。
「燕ファンに金本が感謝の言葉、ライバル球団公式HPに異例メッセージ。」
元の金本メッセージはこちらのスワローズHPからご覧になれますが、
ミクシィニュースのほうはたぶんミクシィ会員でないと閲覧できないと思いますので、
記事の全文を引用しておきましょう。
(以下、ミクシィニュースより引用)
ヤクルトは9月28日、球団公式ホームページに、今季限りでの引退を発表している阪神の金本知憲外野手 (44歳) からスワローズファンに宛てた感謝のメッセージを掲載した。ライバル球団の選手のコメントが球団公式ホームページに掲載されるのは異例だ。
28日に神宮球場で行われた試合後に公開された 「金本知憲選手 (阪神タイガース) から東京ヤクルトスワローズファンの皆様へ」 では、まず、「東京ヤクルトスワローズのファンの皆様、こんばんは、突然お邪魔して申し訳ありません、阪神タイガースの金本知憲です。ひとつ、ふたつ、御礼と御詫びを申し上げたくてヤクルト球団の了解を得てお邪魔させて頂きました!」 との挨拶から始まる。
金本選手は、敵チームの選手にも関わらず、神宮球場に詰めかけたスワローズファンが、打席に立つたびに熱い声援と拍手を送ってくれたことに感激。加えて 「26日の試合でホームランを打った後にも拍手を頂きました。本当に嬉しかったです」 と、そんなスワローズファンの温かさが身に染みたようだ。
さらに 「今日28日の試合前に宮本、福地の両選手から花束を頂き、試合後には僕が3塁側とレフトスタンドのファンに手を振りながら帰るまでの間、わざわざヒーローインタビューを遅らせてまでも、ずっとバックスクリーンのオーロラビジョンに僕をアップしてくれていたヤクルト球団にも御礼申し上げます」 と、球団の計らいにも感謝している。
また、このメッセージには、スワローズファンに対するお詫びも。金本選手はレフトスタンド (阪神側) に手を振っている際に、スワローズファンで埋め尽くされたライトスタンドから “金本コール” が起きていたことに気が付かず、後に知人からその事実を聞かされたそう。そのため、「気付いていたらライトスタンドまで行ったのに! と嬉しさと後悔と申し訳なさでいっぱいに」 なり、今回、球団の垣根を越えて、こうしたメッセージをスワローズファンに贈ることにしたという。
そして、メッセージの最後はこう結んでいる。
「東京ドーム最後の巨人戦でも、巨人軍の選手から花束を頂き声援も送って頂きました。野球ファンはいいですね! 本当に今日は嬉しくて有り難くて野球を頑張ってきて良かったなと、再確認させてくれたヤクルト球団、並びにヤクルトファンの方、本当にありがとうございました。感謝しています」
(引用終わり)
ええ話やね。
わざわざスワローズのHPに感謝の言葉を寄せた金本もカッコいいけど、
あれだけ痛い目にあわされた金本を拍手で温かく送ったスワローズファンもむちゃカッコいいです。
1992年日本シリーズ最終戦の神宮球場を思い出します (これについては別の機会に書きます)。
これもひとえにスワローズファンが野球の楽しみ方、
ひいては人生の楽しみ方をよく知っているからだろうと思います。
たんに自分のチーム、自分の贔屓のチームが勝てばいい、優勝すればいいのではない、
勝敗や結果はともあれ、プロの選手がサイコーのプレイを見せてくれることを楽しむ、
ファンというのはそうあらねばならないと思うのです。
自分たちのホームグラウンドで相手チームが優勝を決めて胴上げをしていると、
それに向かって 「帰れコール」 を投げかけるような心ないファンもいるみたいですが、
そんなことをしてもみじめさが募るばかりで幸せにはなれないでしょう。
P.S.
ところで、記事中ちょっと気になる箇所がありました。
金本は 「スワローズファンで埋め尽くされたライトスタンド」 という言い方をしていましたが、
本当にそうだったのでしょうか?
私の記憶では神宮球場の阪神戦や巨人戦では球場全体が阪神ファンや巨人ファンで埋め尽くされ、
ホームグラウンドであるはずのスワローズファンは肩身の狭い思いをしたものでした。
特にこのときの阪神戦は金本の引退試合ということで、
早くから阪神ファンがチケットの買い占めに走っていたと聞き及んでいます。
ひょっとするとライトスタンドもスワローズファンは少数で、
むしろタイガースファンに埋め尽くされていたという可能性もありえます。
実際に放送を見ていた人からの情報を待ちたいと思います。
とはいえ、神宮球場のライトスタンドですからヤクルトの応援団とファンがいたことは確かなはずで、
彼らがまわりの阪神ファンとともに、心から金本にエールと拍手を送ったことはまちがいないでしょう。