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まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

燕ファンに金本が感謝の言葉

2012-10-02 14:18:17 | 幸せの倫理学
マイミクさんが以下のようなミクシィニュースをシェアしてくださっていました。

「燕ファンに金本が感謝の言葉、ライバル球団公式HPに異例メッセージ。」

元の金本メッセージはこちらのスワローズHPからご覧になれますが、
ミクシィニュースのほうはたぶんミクシィ会員でないと閲覧できないと思いますので、
記事の全文を引用しておきましょう。


(以下、ミクシィニュースより引用)

ヤクルトは9月28日、球団公式ホームページに、今季限りでの引退を発表している阪神の金本知憲外野手 (44歳) からスワローズファンに宛てた感謝のメッセージを掲載した。ライバル球団の選手のコメントが球団公式ホームページに掲載されるのは異例だ。

28日に神宮球場で行われた試合後に公開された 「金本知憲選手 (阪神タイガース) から東京ヤクルトスワローズファンの皆様へ」 では、まず、「東京ヤクルトスワローズのファンの皆様、こんばんは、突然お邪魔して申し訳ありません、阪神タイガースの金本知憲です。ひとつ、ふたつ、御礼と御詫びを申し上げたくてヤクルト球団の了解を得てお邪魔させて頂きました!」 との挨拶から始まる。

金本選手は、敵チームの選手にも関わらず、神宮球場に詰めかけたスワローズファンが、打席に立つたびに熱い声援と拍手を送ってくれたことに感激。加えて 「26日の試合でホームランを打った後にも拍手を頂きました。本当に嬉しかったです」 と、そんなスワローズファンの温かさが身に染みたようだ。

さらに 「今日28日の試合前に宮本、福地の両選手から花束を頂き、試合後には僕が3塁側とレフトスタンドのファンに手を振りながら帰るまでの間、わざわざヒーローインタビューを遅らせてまでも、ずっとバックスクリーンのオーロラビジョンに僕をアップしてくれていたヤクルト球団にも御礼申し上げます」 と、球団の計らいにも感謝している。

また、このメッセージには、スワローズファンに対するお詫びも。金本選手はレフトスタンド (阪神側) に手を振っている際に、スワローズファンで埋め尽くされたライトスタンドから “金本コール” が起きていたことに気が付かず、後に知人からその事実を聞かされたそう。そのため、「気付いていたらライトスタンドまで行ったのに! と嬉しさと後悔と申し訳なさでいっぱいに」 なり、今回、球団の垣根を越えて、こうしたメッセージをスワローズファンに贈ることにしたという。

そして、メッセージの最後はこう結んでいる。

「東京ドーム最後の巨人戦でも、巨人軍の選手から花束を頂き声援も送って頂きました。野球ファンはいいですね! 本当に今日は嬉しくて有り難くて野球を頑張ってきて良かったなと、再確認させてくれたヤクルト球団、並びにヤクルトファンの方、本当にありがとうございました。感謝しています」

(引用終わり)


ええ話やね。
わざわざスワローズのHPに感謝の言葉を寄せた金本もカッコいいけど、
あれだけ痛い目にあわされた金本を拍手で温かく送ったスワローズファンもむちゃカッコいいです。
1992年日本シリーズ最終戦の神宮球場を思い出します (これについては別の機会に書きます)。
これもひとえにスワローズファンが野球の楽しみ方、
ひいては人生の楽しみ方をよく知っているからだろうと思います。
たんに自分のチーム、自分の贔屓のチームが勝てばいい、優勝すればいいのではない、
勝敗や結果はともあれ、プロの選手がサイコーのプレイを見せてくれることを楽しむ、
ファンというのはそうあらねばならないと思うのです。
自分たちのホームグラウンドで相手チームが優勝を決めて胴上げをしていると、
それに向かって 「帰れコール」 を投げかけるような心ないファンもいるみたいですが、
そんなことをしてもみじめさが募るばかりで幸せにはなれないでしょう。


P.S.
ところで、記事中ちょっと気になる箇所がありました。
金本は 「スワローズファンで埋め尽くされたライトスタンド」 という言い方をしていましたが、
本当にそうだったのでしょうか?
私の記憶では神宮球場の阪神戦や巨人戦では球場全体が阪神ファンや巨人ファンで埋め尽くされ、
ホームグラウンドであるはずのスワローズファンは肩身の狭い思いをしたものでした。
特にこのときの阪神戦は金本の引退試合ということで、
早くから阪神ファンがチケットの買い占めに走っていたと聞き及んでいます。
ひょっとするとライトスタンドもスワローズファンは少数で、
むしろタイガースファンに埋め尽くされていたという可能性もありえます。
実際に放送を見ていた人からの情報を待ちたいと思います。
とはいえ、神宮球場のライトスタンドですからヤクルトの応援団とファンがいたことは確かなはずで、
彼らがまわりの阪神ファンとともに、心から金本にエールと拍手を送ったことはまちがいないでしょう。

爆笑 ・母エピソード

2012-08-12 23:55:00 | 幸せの倫理学
またちょっと仕事に追われる時期になっているので、ブログ更新が滞りがちになっています。
たまに書いてもどっかから拾ってきたネタかイベント告知だし。
今日も拾いものでごまかさせていただきます。
その名も 「笑いの神降臨! ウチの母の珍エピソード」。
いかにも笑えそうな気配がぷんぷん漂ってきます。
お楽しみください。


【やらかしちゃった編】

母というのは、何をしでかすか予測がつきません。天然の面白さここにあり。

●殺虫剤
母はそそっかしく、いつも殺虫剤をヘアスプレーと間違え頭にかけている。
先日は水虫の薬を間違えて目にさしてしまった。
急いで眼科で見てもらい、「どちらの目ですか」 と聞かれ、「両方です」 と答えて驚かれた。
「普通は片側で気づくんですがねえ…」
(引用:『twitter @_Peperon_ 』より)

そそっかしいにも程があります!


●生理中
私の家はクリーニング屋です。
ある日お客さんが 「いま、セール中ですか?」 と聞いたのを、
母は 「いま、生理中ですか?」 と聞き間違え、
「もう、3年前に終わりました」 と言ってしまった。
(引用:『幸福のEメール』より)

閉経した事を正直に答えてしまう母、よっぽどおひとよしなのでしょう。


●バーコード
携帯電話のバーコードリーダーの機能がついた時に機種変更した私は楽しくて色々試していたら、
母も 「私もやってみよう~!」 とバーコードリーダーの機能がついていない携帯で
いっぱいバーコードの写真を撮っていました。
(引用:発言小町『母が面白すぎて。。笑いがとまりません。/シュガー』より)

これじゃただのバーコードコレクターですね!


●嫁
うちの母がテレビを見ていると、美人のアナウンサーが出てきた。
母は、「こんな人が嫁に来てくれるといいわ」 と言ってニコニコしていたが、
ウチの家族で男はお父さんしかいない。
母は、いったい誰の嫁がほしいのだろうか…。
(引用:『幸福のEメール』より)

これはぜひ母の真意を確認して欲しいです。


●FAX送信依頼
家を空けることの多い私は、田舎のおふくろに 「FAX送っといて」 と言ったら、
2、3日してダンボールに包まれた 「本体」 が送られてきた。
(引用:『幸福のEメール』より)

一生懸命、梱包する母の姿が目に浮かびますね。


●解凍されたイカ
うちの母は、頭が痛くなると氷でおでこを冷やす。
先日も夜中に痛みがひどくなり、暗闇の中をフラフラしながら台所へ。
冷凍庫から、ビニール袋に入れてある氷を取り出して、おでこにのせて眠った…。
翌朝、目が覚めてみると、母の枕元には解凍されたイカが転がっていた。
(引用:『幸福のEメール』より)

その日の夕食はイカ料理だったことでしょう。


●車が無い
母はズボラなので、近所のスーパーにめんどくさがって車で買い物に行き、
それすら忘れて徒歩で帰ってきて 「車が無い!」 と大騒ぎして警察を呼びそうになってました。
(引用:発言小町『母が面白すぎて。。笑いがとまりません。/アイナ』より)

通報していたら、事件解決の最短記録を更新できていたはず。



【爆笑エピソード多発!カタカナ編】

カタカナにまつわるエピソードが数多くありました。どこの母も同じ習性を持っているようです。

●金属?
ぽっちゃり体型の母に体型のことを指摘すると、
「でもお母さん、メタリックシンポジウムちゃうもん!」 と返されました。
確かにあなたは金属的な会議ではないね、 と思いました。
(引用:ほぼ日刊イトイ新聞『言いまつがい/黒烏龍茶』より)

正解はもちろん 「メタボリックシンドローム」 でしょうが、
「シンポジウム」 だなんてずいぶん知的な間違い!


●ケネディ
うちの母は、先日車が故障した時に、「JFKを呼ばなきゃダメかしら?」 と言ってました。
JAFって言いたかったんでしょうけど…。
(引用:発言小町『母が面白すぎて。。笑いがとまりません/まや』より)

第35代アメリカ大統領なら車の修理もお手の物でしょうね、もう生きてないけど。


●ばたんきゅー
実家の近くに姉夫婦が住んでいるのですが、
共働きなので1歳の子供はほとんど私の母が面倒をみています。
その母からメールがきました。
「今週はお風呂まで一緒だから、どたんぐーかな」
あぁ、孫の世話でお疲れなのね。
倒れるように眠ってるのがわかるので直接ツッコまずにそっとしておきますが、
「ばたんきゅー」 だよね、お母さん。
(引用:ほぼ日刊イトイ新聞『言いまつがい/くしろ』より)

そんな可愛い母に 「どたんぐー」 です。


●クラプトン?
昨年、エリック・クラプトンのコンサートへ行ってきました。
余韻さめやらぬ頃、母に言われたのが
「お母さんもニュースでプランクトンのコンサート、ちろっと見たよ!」 でした。
母さん、私はそんなちっこい生き物のコンサートへは行っていません!
(引用:発言小町『母が面白すぎて。。笑いがとまりません。/車屋のおばちゃん』より)

私もプランクトンのコンサートをちろっと見てみたいです!


●ムササビ?
ウチの母は近所に出没したムササビを 「マタタビが出た~」 と言ってました。
ご近所のおばちゃん達もみんな 「マタタビ」 と間違えたまま話に花が咲いていました。
(引用:OKweb『母の面白い間違い/yoshi854』より)

ムササビもマタタビも話題にあることじたいがすごいと思われ。


●空気清浄機
友人が出産することになり、お祝いになにをあげようかと、母に相談していたときのことです。
「ウイルスバスターなんていいんじゃない? インフルエンザ流行ってるから」 と。
私って最高っていう微笑みで提案してきました。
なんで、ウィルスソフトなんてお祝いに?? ってキョトンとしたんですが、
考えてみたら 「プラズマクラスター」 の空気清浄機だったんですね。
(引用:発言小町『母が面白すぎて。。笑いがとまりません。/tane』より)

ウイルスバスターとプラズマクラスターがちゃんと結びつくところが、さすがは親子。



【母親からの面白いメール編】

母はそばにいなくても面白い! メールのおとぼけ感もたまりません。

●風俗
「もう風俗には行かないって約束して」 っておかんからメールきた。
風俗なんて行ってないんですけど…
(引用:2ch『お母さんからのメールを晒せ!!25通目』より)

お父さんへのメールの送信間違いだそうですが、ある意味笑えない……。


●良いニュース?
タイトル : ニュース(^o^)/
本文 : お父さんがリストラだよ(^o^)/ 
母さん、笑顔の顔文字しか使えないが、だからって…。
(引用:2ch『母から送られてきた面白すぎるメール』より)

もしかしたら母は 「\(^o^)/オワタ」 って意味で使ってるのかも。


●サバイバル
病院に入院していた親戚のおばさんをお見舞いに行った母から
「天敵も昨日からなくなり、明日には隊員になるそうです」 というメールが来た。
天敵がいないんだったら隊員にならなくてもいいと思う。
引用:ほぼ日刊イトイ新聞『言いまつがい/こめこめ』より)

ずいぶんサバイバルな入院生活だったようですね。


●母ペース
母  : ガメラ届いたよ
息子 : ガメラ? (ガメラの画像添付) こんなものが届いたのか…あなおそろしや
母  : あんたの学校野球部あったっけ?
息子 : 無視かい
(引用:2ch『母親からのメール晒しスレ』より)

ボケっぱなしの母親……漫才の新スタイルにありそうですね。


●打てない文字
母から来たメール : 免許証のコヒ○ーがいる
「ピ」 が打てなかったらしい。
(引用:2ch『お母さんからのメールはオカルト』より)

もしかしたら、お母さん世代にもギャル文字が流行ってるのかも。


●見ただけ
母  : 今台所でゴキブリをみました
息子: 殺した?
母  : みました
息子: みただけ? 殺してないの?
母  : みました。 殺してないです
息子: じゃあ帰りにほう酸団子でも買ってくる
母  : 早く帰ってきてください。 あなただけが頼りです
息子: わかった。 早く帰るよ
母  : 今椅子の下にいます。 みてるので早く帰ってきてください。
(引用:2ch『母親から届いた意味不明なメール』より)

きっと母性溢れるまなざしで “みる” んでしょうね。


●ゾロ目
今、オカンから誕生日おめでとうメールが来た。
気になったのは 『33歳。ゾロ目だし結婚しちゃえ』 の箇所。
え? ゾロ目だと結婚出来るの? 
ついでに言うと俺、今年で32歳です。
あと、何年も前から気になってて言おうと思ってたんだけど、
俺の誕生日、今日じゃないです。
でもありがとう。
(引用:『twitter @takaneet』より)

是非結婚してこんな可愛いお母さんを喜ばせてあげてほしいですね。


以上、先日と同じく「Gow! Magazine」 からの引用でした。
【メール編】 のなかのいくつかのエピソードは、以前にご紹介したものとかぶっていましたが、
何度読んでも面白いものは面白いですね。
そして、さらに新しい伝説がこれからもどんどん生まれてくるのでしょう。
今後とも日本中のウチ母にいろいろやらかしてくれることを期待したいと思います。

ぱいかじ南海作戦

2012-07-16 18:20:29 | 幸せの倫理学


『ぱいかじ南海作戦』 という映画を見ました。

椎名誠原作、阿部サダヲ主演。

失業と離婚を同時に経験した男が南の果ての小さな島にやってきて、

サバイバル生活を送ることになるという映画です。

なんかほわーっと脱力していくようないい気分の映画でした。

タイトルにある 「ぱいかじ」 というのは南から吹いてくる風のことで、

この風に吹かれていると身体がフワフワッとなって頭がボーッとしてきて、

いろんなことがどーでもいい気分になってくるとのことでした。

先日書いたマウイ島の風がまさにそんな風でした。

この映画の舞台は沖縄の離島ですが、南の島ではどこでもそういう風が吹いているのでしょうか。

このところ長期休暇を取って南の島に行くなんてことができていませんが、

夏休みに向けてどこかに旅立ちたいなあと思わせる、のほほんとした映画でした。

早く夏休みにならないかな

Q.福島は好きですか?

2012-06-20 17:24:10 | 幸せの倫理学
こんな直球の質問は初めていただいたような気がします。

やはりあんなことがあり、こんなことになっている最中だからでしょうか?

他にも 「Q.福島の現状を哲学の先生から見てどう思いますか?」 というような質問もありました。

相馬の看護学校でも 「Q.今の現状をどう思いますか?」 という質問をいただいていて、

何の現状のことか何にも書かれてないのでこちらで勝手に解釈するしかないのですが、

おそらくこれも 「福島の現状をどう思いますか?」 というような意味だったのでしょう。

今の福島をどう思いますかと問われると、もう言いたいことが山のようにあって、

自分の頭の中が整理しきれないくらいですので、これについては追い追い書かせていただきます。

今日のところは標題に掲げた質問に対してのみお答えしておきます。

そして、これもクローズド・クエスチョンではありますが、

たぶんお知りになりたいのはその理由のほうなんだろうと思います。

しかし、その理由もやっぱり山のようにありすぎて、頭の中を整理しきれません。

しかも今日はこのあと飲み会があるので、そろそろ出かけなければならず、

ゆっくりブログを書いている余裕がありません。

というわけで、今回は先取り的に結論だけ申し述べさせていただくことにいたします。






A.福島、大好きっっっ!





それでは、福島の夜の街に行ってきま~す

和解のテクニック

2012-06-12 12:20:45 | 幸せの倫理学
野口嘉則さんの 『鏡の法則』 という本を読みました。

号泣です

100ページ足らずの短い本ですので、山形から福島に帰ってくる新幹線のなかで、

米沢駅あたりから読み始めて福島駅に着く前に読み終わってしまったのですが、

満員の新幹線の中でおいおい泣きながら読んでいましたので、恥ずかしいことこの上なかったです。

隣の人が爆睡してくれていたことだけが救いです。

前半3分の2が実話に基づくあるケースの紹介、残り3分の1が簡単な補足解説になっています。

この実話の部分が泣かされてしまうんだなあ。

副題は 「人生のどんな問題も解決する魔法のルール」 です。

昨年の 「戦争と平和の倫理学」 の授業で 「非暴力コミュニケーション」 を紹介しましたが、

それとはちょっとタイプの違う、

コーチング理論に基づいた、人間関係の問題解決方法を教えてくれる本です。

「ゆるせない」 と思っている人がいる方々にぜひお勧めしたい本ですし、

そうでなくても人間関係で悩んでいる人、困っている人に読んでもらいたいです。

実話部分を読んでいるだけで十分おもしろいですが、

解説部分では、「ゆるせない」 人と和解するための具体的なテクニックが、

8段階に分けてまとめられています。

途中、若干勇気を必要とするステップもありますが、ほとんどは簡単にできる作業です。

こんなことで 「人生のどんな問題も解決する」 なら試してみない手はありません。

人間関係で困っている人はぜひやってみてください。

Q.子どもの頃から話すのが得意だったんですか?

2012-06-09 17:55:54 | 幸せの倫理学
第1回目の授業を聞いて、私が話すのが得意そうだと思われたのでしょうか?
とっても意外です。
まあ、そんなふうに見えているのだとしたらたいへん有り難いことですが…。

A.子どもの頃は話すのがとても苦手でした。
  いまだに話すのは得意ではありませんが、そこそこには話せるようになってきました。

子どもの頃は、人前で話すというよりも、人と話すこと自体が苦手でした。
小学校に入学したばかりの頃は、休み時間も教室でひとりで絵を描いたりしていました。
だから授業中にみんなの前で発表するなんてもってのほかで、
心臓がバクバクしながらしどろもどろに話すような子どもでした。
今思うと、そうなったきっかけがあったように思います。
私は九州生まれで、育ちはほとんど横浜だったのですが、両親ともに九州出身であり、
それで家庭で話される言葉のイントネーションが間違っていることがありました。
小学校1年生のあるとき国語の授業で金太郎のお話を順番に朗読させられたのですが、
私が読んだとたんにクラス中にどっと笑われてしまいました。
「きんたろう」 というのを我が家では 「き」 にアクセントを置いて発音していて、
私はその通りに 「【き】 んたろう」 と読んだのです。
標準語ではおそらくどこにもアクセントはつけず、最近の子たちが言う 「彼氏」 みたいに、
平板に 「きんたろう」 と言わなければならないと思うのですが、
私はそういうふうに発音することができませんでした。
みんなに笑われて先生が 「【き】 んたろう、じゃなくて、きんたろう、だよ」 と教えてくれるのですが、
私はその違いを聞き分けることができず、「うん、【き】 んたろう」 と、
何度言い直しても同じように発音し、そのたびにみんなに笑われてしまいました。
この事件をきっかけとして私は人前で話すのが怖くなってしまったのです。

その後、長年横浜で暮らすうちに次第にイントネーションは直ったようです。
それとともに人と話すことはできるようになっていきましたが、
人前で話すのはあいかわらず苦手でした。
というか、未だに苦手なままです。
皆さんもうすでにお気づきのことと思いますが、
私はものすごく言葉を噛みがちです。
おそらく話すのが苦手だったので、頭の中のセリフを早く話し終わりたいと思っていて、
そのため早口になってしまうから、自分の口がそのスピードについていけずに噛んでしまう、
という悪循環に陥っているようです。
自分のその癖は家でよく妻に指摘されるのでわかってはいて、
ある程度は気をつけているつもりなのですが、ふと気づくとスピードアップしていて、
そして噛んでしまっているのです。

ただまあ最近は、あ、今噛んじゃった、と気づいて若干恥ずかしい思いをしながらも、
まいっか、たぶん意味はわかっただろう、それに自分はアナウンサーでも芸人でもないし、
と臆せず話し続けることができるようになってきました。
というわけで、未だにまったく得意ではありませんが、
下手っぴなりにそこそこ話すことができるようになってきました。
これは、ちょっとお話しした 「幸福になる方法 (=欲求・欲望を小さくする)」 の応用版です。
上手くカッコよく話そうなんていう高度な欲望は捨て去り、
下手でもいいから意味が伝わりさえすればいいやという、
身の丈に合った欲望だけをもつように自分を抑えることによって、
あまり自分に過剰な期待や要求をすることもなくなり、
気楽に話すことができるようになってきたのです。
そうやって気楽に話したほうが、聞く側にとっても安心して聞けるのではないでしょうか。
さらには、噛んでしまったり声が裏返ってしまったりしたときに、
「あ、噛んじゃった」 とか 「あ、今声裏返っちゃった」 とわざとみんなに言ったりもします。
ダメなところも含めてさらけ出してしまうと、
聴衆はこの人はこういう人なんだなと受け容れてくれるように思います。
カッコつけようとかいいところを見せようなんていう邪心を捨て去ることによって、
聞いてる方に 「話すのが得意」 と勘違いしてもらえるほどになったのではないでしょうか。

失われた春

2012-04-25 23:30:31 | 幸せの倫理学
昨日、今日とあったかいですね。

昼間はシャツ1枚で十分なくらい、いやそれでもちょっと暑いくらいでした。

なんだかいい陽気です。

福島大学のあたりも桜は満開を少し過ぎて、そろそろ散り始めたくらい。

美しい盛りです。

なんだかこの春の陽気はものすごく久しぶりな気がします。

去年もこの時期、今年と同じくらいいい陽気でしたが、

とてもじゃないけど春や花見を楽しむ感じではありませんでした。

今時分はまだ大学も始まっていなくて、

ずっとマスクで顔を覆い、できるかぎり厚着をしていました。

外出するのもビクビクもので、大半は部屋か研究室のなかで過ごしていました。

あの頃に比べたら格段に放射線量は下がって、

それでも若干線量は高いながらも、屋外で花見を楽しんだり、

夜の街を夜風を感じながら歩いたりできるようになりました。

とはいえ、一昨年と同じレベルの幸せが戻ってきたわけではありません。

あの日以前の、何の屈託もなく春を満喫していたあの日々はいつ戻ってくるのでしょうか?

これから長い時間をかけて少しずつ失われた春を取り戻していきたいものです。

他人の何気ない一言に助けられた

2012-03-30 16:23:17 | 幸せの倫理学
一昨日、「島薗先生の思い出」 という記事を書いたときに、

皆さんにご紹介しようと思っていたあるトピのことを思い出しました。

YOMIURI ONLINE の 「発言小町」 という、

Mixi みたいに読者が勝手にトピを立ててみんなで意見を寄せ合う場があるのですが、

そのなかの 「他人の何気ない一言に助けられた」 というトピックです。

このトピは、発言小町大賞2010ベストトピ賞に選ばれ、

その頃ネット上でよく取り上げられていましたから、ご存知の方もあるかもしれません。

いつかご紹介しようと思いつつ、いつものごとく記憶の彼方に飛び去ってしまっていましたが、

先日の自分の記事でやっと今ごろ思い出した次第です。

私の一昨日の話は、面識ないとはいえ授業を取っている大学の先生ですから、

はたして 「他人」 という範疇に入るのか疑問ですし、

助けられたというよりは褒められた、認められた (あるいはイヤミを言われた?) という感じですので、

このトピにぴったり当てはまるような例とは言えませんが、

とにかくあのことと関連して思い出してしまったのだからしかたありません。

だいたい以下のようなお話が寄せられています。



「飛行機で子どもが大泣きしました。

 どうあやしても泣き止まず、着陸態勢に入り身動きも取れず、私も泣きそうでした。

 降りる際、一番うるさかったであろう近くの方にお詫びすると、

 「全然気にならなかった」 と一言。

 絶対気になるほどうるさかったのに、「全然気にならなかった」 なんて。

 「全然」 を付けてくださったことがありがたくて、思い出す度に泣けます。」



私の話みたいに長ったらしくなくて、すっきりとして読みやすい文ばかりです。

ちょっと行き詰まっている人、辛いこと悲しいことのあった人は、読んでみるときっと癒やされますよ。

Hey Jude

2012-03-29 15:10:07 | 幸せの倫理学
いやあ、むちゃくちゃいい天気です

そして、あったかい。

午前中でもう12℃もありました。

午後になると15℃を超え、場所によっては20℃近くあります。

福島で10℃を超えたのは何ヶ月ぶりでしょう。

昨日は5℃でした。

福島に来てから、10℃を超えると暖かいなあとか、

春だなあとか思うようになりました。

関東に住んでいた頃は10℃ぐらいじゃ寒くて死ぬと思っていましたが…。

そして今年はいつになく、いつまでも寒いし雪も降るし、

もういい加減にしてくれ、オレは気がすんだぞと思っていたのですが、

天の神様もこれでやっと気がすんで勘弁してくれたのでしょうか?

それにしても突然15℃って…。

いつもはもうちょっと季節の変わり目に時間をかけていたような気がするのですが。

今日のはたまたまの異常気象で、また寒さがぶり返したりするのでしょうか?

それとも、変わり目なんてナシで、今日からくっきりはっきり春がきてくれたのでしょうか?

私は後者に一票投じます。

Spring Has Come に賛成の人、手を上げてぇ。

ハーイ、賛成っ

祝・海開き!

2012-03-19 15:40:42 | 幸せの倫理学
沖縄出張で泊まった都ホテルからメールが届きました。

「こんにちは、小野原雅夫様

いつも、都ホテルズ&リゾーツ 沖縄都ホテルをご利用いただきありがとうございます!

沖縄都ホテルのタマキです。

もうすでに春休み中の方も、これから春休みを迎える方も

新学年を前に、ご家族でのご旅行はお決まりになりましたでしょうか?

沖縄都ホテルから車で約20分のところにある 【あざまサンサンビーチ】 では

昨日 3月18日に本島でも一番早い≪≪海開き≫≫が行われました!

ここ数日の天気は曇りながらも気温は25度前後と、心地よい春の風が吹いております♪

花粉でお困りの方も、杉花粉の無い沖縄で過ごす春休みはいかがでしょうか?

今日はそんな一足早い春 (夏?!) を先取りしたい

ファミリーの春休み・GW向けに 【じゃらん限定♪】 のファミリープランをご紹介します!

★【じゃらん限定♪】 選べる特典付き! ファミリープラン販売開始♪

【 美ら海水族館 】 または 【 朝食バイキング 】
 いづれかお好みの特典をお選びいただけるファミリープラン♪



   」

という、空と海の青を強調した、いたって脳天気なメールです。

文中にある 「あざまサンサンビーチ」 というのは、先日 「大人の修学旅行」 の記事で書いた、

まさにあのM先生が一人砂浜を歩いていたビーチにほかなりません。

記事中私は 「このあたりの海はそんなにキレイという感じではありませんでした」 と書きました。

だってこんな感じ↓だったんですもん。





ねっ、どんよりしていていかにも冬の海という感じでしょ。

ところが、あれからほんの10日も経っていないというのに海開きですよ、海開きっ!

気温は25℃もあるんですかいっ

琉球新聞の記事によれば 「冷たいけどきれい!」 とのことです。

写真の撮り方にもよるのでしょうが、新聞の写真ではたしかにきれいに写っています。

南国とは思っていたけど、ホントに南国だったんだぁ。

折しも今日の福島はものすごい冷え込みでした。

日本列島ってタテに長いなあ。

それにしても、ほんの1週間くらいのズレで私は南国をつかみ損ねてしまったな。

やはりリベンジするしかない。

I Shall Return!

これでいいのだ

2012-03-14 17:23:19 | 幸せの倫理学
昨日は地歴公民学習研究会でした。

このところ地歴公民学習研究会では原発問題をどう教えたらいいかということで、

毎回いろいろな高校の先生方が授業実践例を報告してくださっています。

したがって、お馴染みのぢゅんちゃんを始めとして、

先週末の 「てつカフェ 特別編2」 に参加してくれた方々がこちらにも来てくださっています。

昨日も 「日本史」 の授業で原爆と原発をからませながら歴史的に教えていくという、

たいへん刺激的な授業実践が報告され、議論が盛り上がり、そのまま飲み会に流れましたが、

飲み会参加者のほとんどが、「てつカフェ」 の打ち上げに参加してくれていた人たちでした。

そのため、なんとなく話題が 「てつカフェ」 打ち上げのときの話になってしまったのでした。

そこで教えてもらった話を2つほど。

うちのゼミ生が、初めて参加してくれた京都大学の学生さんと席が近くなって話したんだそうです。

でまあフツーに、自分は小野原先生のゼミ生だというような自己紹介をしたのでしょう。

するとその京大生は、遠くの方で酔っ払ってフラフラしている私のほうを見やりながら、

彼女にこう聞いてきたのだそうです。

「あの人を尊敬できるの?」

いやあ、そう来ましたか。

おそらく京都大学の先生方はアンタッチャプルな手の届かないリッパな方々ばかりで、

きっとお酒を飲んでもハメを外さず、静かにまじめに学問を語ったりされているのでしょう。

それに対して私は教授然とした教員ではなく、

学生にとってタッチャブルな手の届く教員でありたいと思っておりますので、

京大生に上記のような疑問を抱いてもらえたというのは、

私の意図が体現できているということになるんじゃないのかなあ?

ちなみにうちのゼミ生はその問いに対して、

「あんなふうに見えるけど尊敬できる先生だよ」 と答えてくれたそうです。

ナイスなお答えでした。

いいね

もうひとつ。

ボリビアでの2年間のボランティア活動から帰ってきた人が、

ボランティア仲間と一緒に 「てつカフェ」 に来てくださっていました。

打ち上げのときもその一団は一緒に座って飲んでいたそうなのですが、

その中のひとりがやはり、酔っ払って騒いでいる私を見てこうつぶやいたのだそうです。

「あれでいいんだぁ…」

その方は年を取るにつれて、だんだんちゃんとした大人になって、

落ち着いていかなければならないのだろうと漠然と思っていたそうなのですが、

私が50歳だと聞いて、50になってもあれぐらいの感じでいいんだぁと思ったというのです。

うーん、打ち上げの場で私は何をし、初対面の方々にどんなふうに見えていたのでしょうか?

これってどちらも褒められたんだよね?

きっとそうにちがいない。

これでいいのだっ

今日という日は

2012-03-03 14:52:32 | 幸せの倫理学


我が家の冷蔵庫に貼ってあるマグネットです。

名言マグネットとでもいうのでしょうか。

これは、エレノア・ルーズベルト (フランクリン・ルーズベルトの妻) の言葉だそうです。

もうちょっと近寄ってみましょう。



見えますか?



YESTERDAY is HISTORY

TOMORROW is MYSTERY

TODAY is A GIFT



ということだそうです。

今日という日は大切な贈り物なのですから、

ソファで寝っ転がってテレビをボーッと見ていたりしてはいけませんね。

登龍2012

2012-01-01 06:00:00 | 幸せの倫理学
  

あけましておめでとうございます

本年もよろしくお願い申しあげます

2012年といえば辰年ですが、アニメを見ない私としては、

龍で思い出せるのは、スワローズの鼻先で優勝をさらっていったドラゴンズくらいしかありません。

なぜ辰年や寅年はあるのに燕年はないのでしょうか。

それはさておき、そういえば昨年、講演のために呼んでいただいた白河高校は、

「登龍 (とりゅう)」 という言葉をモットーにしていました。

「地に伏す若き臥龍も、歳月を経てたくましく力を蓄え、雲を起こし雨を呼んで天に昇る」

という意味が込められているのだそうです。

自然の猛威にたたきのめされ、人智の無力を思い知らされ、

地に伏すことを余儀なくされた2011年でしたが、

2012年はそこから天に向かって飛翔を開始する年にしていきたいと思います。

すべての皆さまが 「登龍」 となってはばたいていくことを心よりお祈り申しあげます。

生誕50周年記念バースデイ・プレゼント

2011-12-29 12:56:23 | 幸せの倫理学
うちの家具のなかで一番高いのはソファです。
アルフレックスというイタリアの家具メーカーのものです。
イタリア人仕様なのでしょうか、デカイです。
いちおう3人がけですが、私はこのソファで横になってテレビを見たまま寝てしまうことがよくあります。
つまり、ソファというよりもベッドといってもいいくらいの大きさです。
実際、ひとが泊まりにきたときにここに1人寝てもらったりするほどです。
これをちゃんと買うと、オットマン付きで70万円くらいするのではないでしょうか?

「でしょうか?」 という曖昧な言い方をしているのは、
ちゃんと自分で買ったわけではないからです。
これは頂き物なのです。
ある方が自分の家で使っていらしたものを、
引っ越しの際に、新しい住居ではもう使わないからと言って、
誰か欲しい人はいませんかと希望者を募り、
何人かの希望者の中からいろいろと条件がたまたま合って、
うちに譲っていただけることになりました。
もちろんタダです。
郵送料のみ負担したにすぎません。
それにしても奇特な方がいらっしゃるものです。
そして、そういう機会にこんなたいそうなものを頂戴できてしまう私の強運も大したものです。
その方のお薦めにより、クッションを集めて背中の下に敷き、
ソファに寝っ転がってお酒を飲みながらテレビを見るとサイコーですよ、
という言葉に従って、ビールを飲みながらヤクルトの試合やDVDなどを鑑賞したものでした。

で、このソファのカバーは真っ白 (正確にはクリーム色?) だったんです。
こんな感じ。



ただ、中古の品でしたし、頂戴したときにすでに若干汚れ始めてはいました。
ソファというのは使ってナンボですし、
それが白となると汚れてしまうのは否めません。
しかし頂いたときはさして気になるほどではありませんでした。
ところが、我が家に来てから加速度的に汚れていったのです。
しかも、汚れるだけではなくてクッション類がすべてヘタっていきました。
休日となるとこの上でずーっと寝っ転がっていて、
さらに食事もこれに座ってカップラーメンを食べたりするのですから、
急速に傷んでしまったとしてもしかたありません。
付属のクッションはいいとしても、座面や背面のクッションが汚れヘタってしまうと、
ソファとしての威厳は著しく損なわれてしまいます。



これ↑はちょっと物悲しいですよね。
で、何とかしたいと思っていたんです。
ソファのカバーは張り替えられるというのは知っていました。
ちゃんとした会社の製品ですから当然やってもらえるでしょう。
しかし、それには相当の費用がかかるらしいということも知っていました。
というわけで、もう何年も前から張り替えたいなあとは思っていましたが、
なかなか手が出ずにいたわけです。

そして、今年。
なんと妻が、私の生誕50周年を祝ってソファを張り替えてくれるというではありませんかっ
おおっ、ありがとうっ
なんて心の広い人なんだ。
私がほぼ1人で独占的に使っていて、しかも私の怠惰な生活により傷んでしまったソファを、
私のために張り替えてくれるなんて。
2年後には君の50周年を大々的に祝ってあげるからね。

というわけで、ソファの補修をしてもらえることに決まったわけですが、
それからが大変でした。
恵比寿にあるアルフレックスの直営店に行って生地を大量に見せてもらったり、
そのうちのよさそうなやつのサンプルを福島に持ち帰って、
ああでもないこうでもないと延々と議論をしたり。
やっと決まったら、今度は張り替えのためソファを工場に送ったり。
張り替えの工程には1ヶ月以上かかりました。
つまり、ソファなしの生活を1ヶ月以上送らなくてはならなかったのです。
ソファを搬出してしまうとリビングはガラーンとしてしまいました。



しかし、これではテレビを見ることができませんので、
代わりにソファベッドを代用としてちんまり置いておいたりもしました。



なんだかものすごくショボイ感じです。
が、それも張り替えが終わるまでの辛抱です。
そして、とうとう今日、張り替えの終わったソファが届いたのです。
担当の方からは、お誕生日に間に合わなくて申しわけありませんと謝られましたが、
1日の遅れくらい誤差みたいなもんです。
カバーが張り替えられ、綿も詰め直して新品同様になったソファが戻ってまいりました。



おおっ、素晴らしい
写メではわかりにくいかと思いますが、
今回は茶系のモダンな感じの生地を選んでみました。
前の時ほど汚れが目立たずにすむでしょう。
座面も背面も付属のクッションもパンパンです。



付属ではないクッションやピンクパンサーさん、センターテーブルも元に戻して、
1ヶ月ぶりに私の居場所が帰ってきました。



うん、豪華だ。
またここでぐうたらできるぞっ。
いえ、ウソです。
いつまでもこの美しさと感動を保てるよう、できるだけここには座らないようにいたします。
本当にありがとうございました。


P.S.
妻は、ソファが戻ってくるのに合わせて、
階段箪笥のディスプレイもクリスマス仕様から正月仕様に変更してくれました。



年内にクリスマス・ディスプレイが片付けられたのは、
引っ越して以来初めてのことかもしれません。
重ね重ね、どうもありがとうございました

てつカフェ&生誕50周年記念パーティ

2011-12-24 21:52:31 | 幸せの倫理学
昨日は第7回 「てつがくカフェ@ふくしま」 & まさおさま生誕50周年記念パーティでした。
てつカフェには29名もの参加者に集まっていただきましたし、
記念パーティにも23名の方に参加していただきました。
私は本当に幸せ者です。
皆さまどうもありがとうございました。

てつカフェでは 「〈対話〉 と 〈和〉 の精神」 というテーマで、
2時間をオーバーして、皆さんに熱く語り合っていただきました。



当日用ポスターは前々日に会議の合間をぬって作ったクリスマス仕様です。
久しぶりにA・O・Z (アオウゼ) での開催でしたが、
いつもの小活動室に収まりきれないくらいの皆さんに集まっていただきました。



今回も人が多すぎて、一言も発しないまま帰られた方が何人もいらっしゃいましたが、
話を聞いていただけでもけっこう満足していただけたのではないでしょうか。
私もいろいろな気づきを得ることができました。
世話人のぢゅんちゃんがいずれまたまとめてくださることと思いますが、
とりあえずこのグチャグチャのマインドマップでも見て、
どんな対話が交わされたのか想像してみてください。



その後は 「サイトウ洋食店」 に場所を移して、生誕50周年記念パーティとなりました。
お店を借り切ってしまってどうなることかと心配しておりましたが、
23名もの方にお集まりいただきました。
ぢゅんちゃんはしきりに、こんなに集まるもんなんだと驚きを隠せない様子でした。
このムチャな企画の言い出しっぺである我が妻、
ぢゅんちゃんとすずめさん、
研究仲間である高校の先生方、
半強制的に狩り出されたゼミ生たち、
遠くから駆けつけてくれた卒業生たち、
直接の教え子でもないのに参加してくれた学生・院生の皆さん、
そして、てつカフェで出会ったたくさんの皆さま。
本当にありがとうございました。
思いがけぬバースデイ・プレゼントをいただいたり、
参加者全員の皆さまから一言ずつ、私に関する面白エピソードを話していただいたり、
そして齋藤さんからはこんなケーキまで用意していただいたり、



まさおさま冥利に尽きるというのでしょうか、
まさおさまをやっていて本当によかったと思いました。
人生3分の1の節目を迎えて、これからの100年に希望を見出すことができました。
この福島の地で、これからもみんなで楽しく幸せに暮らしていきましょう!


P.S.
このパーティの終了後、ぢゅんちゃんたちは深夜の夜行バスで成田へと旅立ったのでした。
もういい歳だしDINKSなんだから、若者みたいな貧乏旅はやめてちゃんと新幹線使おうよ