団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

投稿者さんは、聖母マリアさんのような方ですね。

2020-01-11 05:30:59 | 日記
 中日新聞の読者投稿欄に「介護される側もつらい」というタイトルで、70歳の女性が投稿されていました。




 この6年間、ずっと多重介護をしてきた。
2014年に86歳の義父、
16年に86歳の義母、
昨年7月に95歳の実母をそれぞれみとった。

 1990年に亡くなった実父を含め介護される側の高齢者4人の姿を間近で見てきた。

 4人とも私一人で在宅介護を担い、食事、排せつ、入浴などの世話をした。
私の自由になる時間なんてほぼなく、肉体的な疲労はなかなか抜けず、ずっと睡眠不足だった。
家計にも随分としわ寄せがきた。

 世間では在宅であれ入所であれ介護者の大変さや問題点はよく語られるが、
それと同じぐらい介護される側もつらいのではないか。
私は実体験からそう強く思った。

 実母が入所した施設は介護者の技術や知識が不足しているようだった。
入所者へのぞんざいな態度や言葉遣いに苦情を言ったこともあったが、
まずは聞き入れてもらえなかった。

 それでもそこに居続けなければいけない入所者のことを思うと、
切なく、やるせない悲しみに襲われた。


 以上です。


 4人の介護をされて、尚且つ介護される側の痛みを理解されている。
投稿者さんは、聖母マリアさんのような方ですね。
恐れ入りました。

 一人で一人を介護する、それだけで大変なのに、それが四人も続いたなんて。
寝る間もなかったでしょうね。
このような方に、自宅で介護されたお父様、お母様は幸せだったと思います。







ふたつの手の思い出 森山良子 1967
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6 コメント

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Unknown (かずちゃん)
2020-01-11 14:25:14
本当にマリアさまみたいです
介護の真っ只中にいる時は、そんなこと思いもしなかったです

でも少し余裕ができたり、自分が介護される年齢に近づくにつれ、きっとこうだったんだろうなあとか
あれこれ思いを馳せることがあります

良くも悪くも勉強させてもらったと思います

なるべく自分の意思を無理なく伝えることができるような、そんな環境を整えたいですね
介護の問題 (ねこママ)
2020-01-11 15:48:37
義父は69歳で逝きましたが、その前1年ほど寝たきりでした。
35年以上も前の事ですので、介護施設などなく義母が世話をしていました。
義母は文句ばかり言う人で、ある日1週間ほど介護から逃げて義妹の所に行ってしまいました。
私はまだ30歳位、仕事から帰ってくると家中真っ暗・・・
小学校低学年の息子2人が、TVを見ていました。
義父が気に毒で、息子2人に片足づつを持ってもらい
汚れたシーツを替え着替えさせ、大急ぎで食事の支度をし
子供は自分たちで食べさせ、義父に食事をあたえました。

その時の義父のとても辛そうな顔・・・・
「すまんな~」の言葉・・・
あの時は、自分より義父方がよっぽどつらかっただろうな~と・・・
義母は認知症になり、我儘いっぱいで逝きました。
実母は、自身で生活できるにも拘わらず、軽い老人性鬱と言われ
介護施設で10年暮らしました。
介護職員さんも色々で、思うことも多々ありました。

よく自分で動ける内は・・・と言いますが
義父母や実母を見ていて、自身は認知症にならない限り
這ってでも自分で暮らしたいと、思うようになりました。
足腰の健康って大事だな~と
される側 (hidebach)
2020-01-11 18:13:13
何時介護される側になるか解りませんが、
そんな年齢になってきました。

する方もされる方も大変ですね。
だから生きて居る間は、元気に介護されずに、
死ぬ時は、あっという間に死にたいですね。
父の長兄は90歳で、息子と野良仕事をしていて、
三時のお茶にしようと、二人分のお茶を入れて、
息子に「お茶が入ったよ!」と呼んだ後、
そのまま土手に依りかかって眠るように死にました。
また、義理の叔父は同じく90歳で「トイレ4!」と言って、
入ったまま出てきませんで、あの世へ旅立ちました。
姉はこれまた90歳で疲れたから、
「お先に休ませて頂きます」と布団に入り、
大いびきをかいてそのままあの世へ旅立ちました。
およそこのように真似たいものです。

「疲れたからちょっと横になるよ」で、
終わりにしたいものです。
介護される側の身になって考えられるのは (masamikeitas)
2020-01-12 08:47:20
かずちゃん、おはようございます。

>本当にマリアさまみたいです
介護の真っ只中にいる時は、そんなこと思いもしなかったです

介護の真っ只中にいる時は、他のことを考える余裕なんてないでしょうね。

>でも少し余裕ができたり、自分が介護される年齢に近づくにつれ、きっとこうだったんだろうなあとか
あれこれ思いを馳せることがあります

介護される側の身になって考えられるのは、介護が一段落終わってからのことでしょうね。
介護される側の人もあれこれ言われる方、黙ってニコニコされている方もいろいろいらっしゃるでしょね。
ご自分の言いたいことが言えない身体になった方は辛いでしょうね。
足腰の健康は大切ですね。 (masamikeitas)
2020-01-12 08:53:32
ねこママさん、おはようございます。

>その時の義父のとても辛そうな顔・・・・
「すまんな~」の言葉・・・
あの時は、自分より義父方がよっぽどつらかっただろうな~と・・・

お父様は辛かったでしょうが、奥様にクレームは言えなかったでしょうね。
ねこママさんのような優しいお嫁さんがいて、よかったと思います。

>義父母や実母を見ていて、自身は認知症にならない限り
這ってでも自分で暮らしたいと、思うようになりました。
足腰の健康って大事だな~と

足腰の健康は大切ですね。
1キロ歩くとしんどくなる自分が情けない!
まさか自分がこのようになるとは、思っても見ませんでした。(苦笑)
ピンピンコロリ (masamikeitas)
2020-01-12 08:57:08
hide-sanさん、おはようございます。

>死ぬ時は、あっという間に死にたいですね。
父の長兄は90歳で、息子と野良仕事をしていて、
三時のお茶にしようと、二人分のお茶を入れて、
息子に「お茶が入ったよ!」と呼んだ後、
そのまま土手に依りかかって眠るように死にました。
また、義理の叔父は同じく90歳で「トイレ4!」と言って、
入ったまま出てきませんで、あの世へ旅立ちました。
姉はこれまた90歳で疲れたから、
「お先に休ませて頂きます」と布団に入り、
大いびきをかいてそのままあの世へ旅立ちました。
およそこのように真似たいものです。

ピンピンコロリ、まさしく理想的な亡くなり方ですよね。

>「疲れたからちょっと横になるよ」で、
終わりにしたいものです。

私の希望も同じです。(笑)

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