今週のお稽古も夏のお点前でした。
ですので先週と違うところだけ。
葉蓋ですが、
先週は、シュウカイドウの葉っぱでしたが、今週は、
芋の葉でした。
芋の葉にお水を一滴。
芋の葉の一滴を水指に落とし、ぽちゃんという水の音で涼を感じさせようという先人の思いなのでしょう。
昔は現在のようにもちろんエアコンも扇風機もない時代、音や目で涼しさを演出したのでしょうね。
ひさご棚での洗い茶巾でしたが、今回は地板を外し、運びのお点前でしていただきました。
天板に置かれる薄器なのですが、大海といいます。
茶入の形状が平たい場合その仕覆は、長緒のついた袋におさめます。平茶入は口大きく胴の平らな大振りのものを大海といいまして、口のやや小さく胴の平らなものを内海といっております。内海は大海と区別するために「ナイカイ」と称しておりますが、本来は、内海もダイカイと読んでおります。
口の大きく胴も大きな大海は、袋に収めてあっても薄茶用で、濃茶にはふさわしくありません。
濃茶に用いる平茶入は、主として内海です。
右が内海、左が大海。
袋(仕覆)からだした右が内海、左が大海。
洗い茶巾は薄茶なので、左の大海を使っています。
お花は、
宗全籠に、ヤハズススキ、オミナエシ、キキョウ、ヒオウギ、シュウカイドウを入れました。
お菓子は、
水無月を作りました。水無月は6月のお菓子ですが、6月につくりそこないましたので。
そうそう、
待合には、一年ぶりの長なた鉾の絵です。京都では祇園祭りでにぎわっていることでしょう。
とにかく、暑い
思い立って昔使ったかき氷器を引っ張り出し、かき氷を作って気休めの涼を味わってみました。
抹茶金時です。
美味しかった~。冷えました~
まだまだ結構使えました。
まだ野菜の収穫に襲われています。
三日前、マクワウリが初収穫でした。
今朝。マクワウリが大豊作。雨も多く、気温も高かったので、瑞々しく甘みもかなりあります。
ぱらっとお塩振りかけると余計甘みが感じられます。
庭のお花、日中はくったりしています。
毎年いっぱい綺麗に咲くヒオウギが、
チラホラです。
レンゲショウマも、
毎日一輪づつ。
シュウカイドウだけは、
とても元気で群生状態。
現在厚木市は、34℃だそうです。
横浜市は、35℃だそうで、この異常気温いったいいつまで続くのでしょうか。それともこの気温は異常なのではなくて当たり前、通常の気温?
そんなあぁ~~~~~。
嘘ですよね~~~~~。