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団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

今日のビールは最高においしいな

2018-04-20 05:08:10 | 日記
中日新聞の「くらしの作文」に、48歳の女性が「初めての乾杯」というタイトルで、投稿されていました。



 2ヶ月ほど前に、次男から「3月24日、一緒に行ってほしいところがある」と頼まれました。
次男の20歳の誕生日の日です。

 そして約束していた日、次男と訪れた場所は、1昨年7月に亡くなった私の父、
次男の祖父の眠るお墓です。

 次男が20歳になって最初にやりたかったことは「じいちゃんとビールで乾杯」です。
次男には、お酒を飲んでいる父の姿が幸せそうに映り、いつの日かその時間をともにしたいと思ったのでしょう。

 がんが見つかり、2度の手術と抗がん剤治療。
つらそうな父を見舞った帰りに「一緒にお酒を飲める日まで頑張ってよ、じいちゃん」とつぶやいていた次男。
私もその日が来ることを願いましたが、かないませんでした。

 お墓へ向かう途中、次男が缶ビール2缶を買い、1本は墓前に、もう1本は
自分が持ち「乾杯」と言って1口。
「飲みやすいかも」とは、父に似てお酒好きになる予感がします。

 「今日のビールは最高においしいな」と喜んでいる父の姿が目に浮かびました。

 次男が今も父を忘れずに思ってくれていることに、うれしい気持ちでいっぱいになりました。

 次男君、素直に育ってくれてありがとう。
そして20歳の誕生日、おめでとう。


 以上です。


 おじいちゃん思いのお孫さんですね。
自分の20歳の誕生日に、おじいちゃんとの約束を実行するためにお墓まいりに行くなんて。
天国のおじいちゃんも大変喜ばれたのでは。
 お孫さんがいつまでもおじいちゃんを忘れていないなんて素晴らしいです。






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