団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

「引き算ばかりの人生でした。あなたと再婚して毎日が幸福の足し算です」。

2018-04-09 05:25:33 | 日記
 中日新聞の「くらしの作文」に「ベストカップル」というタイトルで、69歳の女性が投稿されていました。


 「引き算ばかりの人生でした。あなたと再婚して毎日が幸福の足し算です」。
21年前、旧東海郵政局の「33文字 愛のメッセージ」で特選に選ばれた私の小文です。

 無口で愚直に家具を作る夫の姿に感動、再婚しました。
直後、共同経営をしていた義兄が突然、自死したのです。

 私たちには多額の借金が残されました。
返済のため夫は働きに働き、難問にぶつかると夫婦でとことん話し合い、何とか乗り越えてきました。

 大量生産で廉価の家具が大勢の中、夫の特注家具販売は、苦戦の連続でした。
そんな中、42年間の家具職人の腕を評価された夫は、「飛騨高山の名匠」と現代の「飛騨の匠」に認定されました。

 ITに強い娘も加わって、未来に黎明を感じていた直後、夫が難治性のがんを宣告されました。
ぼうぜんとして何も手に付かないでいる私に、娘が言いました。

 「今一番つらいのはお父さんなんだよ。私たちがお父さんを守ってあげようよ。
お母さんに今からすぐ続けてほしいことがある。毎日しっかりハグして、大声で
『大好きだよ』って言ってあげること。
お母さんたちはどんな時でもいつも二人で困難を乗りきってきた。
お母さんたちは、他に比べようもないベストカップルなんだから」



 以上です。


 さすがこのご両親のお子様ですね。
こんなにしっかりされているお嬢様が商売を手伝われているなら大丈夫だと
思います。
奥様はご主人を毎日しっかりハグして、大声で
『大好きだよ』って言って励ましていただきたいです。





糸 BankBand
コメント (4)
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