がん(骨肉腫)闘病記

抗がん剤治療、放射線治療、人工関節置換手術、MRSA感染、身体障害者となっての生活の記録を残します。

邂逅(笑)

2007年09月15日 | Weblog
2007年09月14日記載

明日は20年来の友人3人と会う予定である。皆仕事が忙しく、家庭もあるので、滅多に会うことができない。明日会えるのは非常に楽しみである。

20年来の友人に会うとき、私は、人工関節の入っている右足を押さえながら「足が痛い。ひょっとしてひょっとするとがんかもしれない。」という自虐的なボケをかます。「がんだし!」と突っ込むのは中学の時に同じ野球部でともに汗を流した親友Hである。

親友Hも最初はなかなか突っ込みづらかったようである。それはそうだろう。実際に骨肉腫となった私のことをよく知り、、両松葉の私を送り迎えしてくれたりし、私の辛さを共有してくれているのだから。

しかし私が執拗に自虐的なボケを繰り返すので、なんとか笑いにするしかないと突っ込みを入れてくれている。



私がなぜそんな自虐的なボケをかましているかの理由は、自分の中でもはっきりしないが、もう笑うしかないというか笑ってもらうしかないという開き直りのようなものなのかもしれない。

中学の部活では、私はピッチャーで4番でキャプテン、親友Hはファーストで5番、結構近い距離に居て、楽しく、かつ、一生懸命野球に打ち込んでいた。

その頃からは全く想像もつかなかった今を生きている。それを無理にでも笑い飛ばそうとしているのかもしれない。そんな私の「もがき」に付き合ってくれている友人にはただただ感謝である。


多事争論

2007年09月15日 | Weblog
2007年09月14日記載

筑紫哲也氏は、現在がん闘病中のためNEWS23に姿を見せていない。

しかし、大きな出来事があった場合には声だけの出演をする。先般の参院選の際にも安倍総理に鋭く切り込んでいた。流石、自分の名前を冠したニュース番組を持つキャスターだなと感心した。(その際、TBSの杉尾秀哉
氏も出演していたのだが、筑紫氏が鋭く切り込んでいる所に、的外れな質問を挟み、筑紫氏の追及を邪魔してしまった。現在は、TBSテレビの報道本部担当局次長をしているようだが、あんな質問をしているようでは、報道の責任者にはなり得ないのではないだろうか。筑紫氏の著作や、筑紫氏が読んできた本を教えてもらって、もう少し勉強し直した方がいいと思う。杉尾秀哉氏のことは、ニュースの森のキャスターをしていた頃から存じ上げていて、性格は誠実そうだと思っているが、民主主義に対する理解や歴史の知識が不足しているように感じる。総理に切り込む質問をするのであれば、もう少し識見を深めなければならないと思う。)

現在、NEWS23のWEBサイト(URLは http://www.tbs.co.jp/news23/ )では、安倍総理の辞任について「多事争論」中で筑紫哲也氏が意見を述べている。聞くに値する意見である。皆さんにも是非聞いて欲しい。

筑紫キャスターの復帰を心より願う。