おじさん山伏です

修験道の修行から見た心の散歩です。
アイヌのアシリ・レラさんからの命名です。
「キムン・マタギ」になりました。

アイヌの聖地の祈りの旅 その2 二風谷アイヌ文化博物館

2016-06-02 | 旅行

5/28日最初に訪れたのは、

平取町立二風谷アイヌ博物館です。

アイヌ文化に触れる沢山の品々が展示されています。

案内は、今回の旅で終わりまでお話しいただいた

山道アシリ・レラさんです。

     

「イタ」といってお盆の模様はアイヌの文化です。

     

     

ちょうど屋根の葺き替えを行っていました。

     

     

     

新緑の鮮やかさは、関東と違って「はっ」としますね。

気温の関係で葉の緑の色が変わっているのでしょうね。

     

アイヌの文様です。先の尖ったところは

魔除けになります。

     

     

     

     

     

     

レラ「さんの話ですが、山に入るとき ナイフ、火打ち石、塩を持って行けば何かの時に

生き延びることができるそうです。

ここに展示されているもののうち、交換したものがあるそうです。

アイヌや縄文を学んで分かったことですが、文化は大和朝廷から

地方に伝わったものと思っていました。

青森の三内丸山遺跡などからオホ-ツや直接大陸から伝わったようです。

藤原三代のころには、十三湊には中国の船が通っていたそうです。

     

     

     

     

     

祭祀で使われる道具です。

お椀の水を願いを込めて火に捧げます。

数千年前の縄文時代のものが発見されたそうです。

何時から祭祀が行われていたのかが考古学で議論されているようです。

僕も伯王家神道を学んでいて縄文時代の神を祭ることはどうなのだろうか疑問に思って

書籍を読み漁っています。

初めは古事記や日本書紀から入りましたが考古学に没頭しています。

縄文時代は、神をどようように祭っていたのだろうか?

アイヌには文字がありませんが、家紋はありました。

文字がなかったので記憶力は抜群です。

ネイティブアメリカンの1万年の旅を読むとやはり記憶の素晴らしさを知ります。

      

鮭の皮で作った靴です。

      

オッチケシ  大陸から渡ってきた物で酋長の宝物

左端の乾いて束ねたものは「トリカブト」です。

右上の2本1組で5セットのものは「ボタラナウケブ」でななかまどの枝です。

「イケマ」魔除けになる根です。

    

丸木船です。

      

ありがとうございました。  

 

 

 

 

 

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