おじさん山伏です

修験道の修行から見た心の散歩です。
アイヌのアシリ・レラさんからの命名です。
「キムン・マタギ」になりました。

畑田天眞如さんの勉強会が東京八重口でありました。

2014-09-23 | 日記

9/21日午後1時から5時まで3時のテイ-タイムを挟んでありました。

今回は、僕のブログの読者の方や保江先生の門人の方の参加がありました。

ヨガを教えておられるお弟子さんたちも参加。

今回は、参加者の自己紹介と質問でした。

主な質問です。

その1

仲間の小豆島に行って皆さんと話をしたときに違和感を感じたことからです。

お金を儲けることや、名誉を求めることに人生の目標を求めて

これからどうやって生きて行こうかの話で、何か違うと感じたそうです。

先生の回答。

それを満足したときに不安を抱くようになります。

人間は何のために生まれて来たのかを良く考える必要があります。

本人としての真実の生き方は、古事記に書かれています。

個別的な意見ですが。

欲があるから迷うのです。

自分の心は、阿弥陀様しか分からない。

 

その2

先生の小さい時の話です。

本に書かれていることです。

学校のこと。お医者さんに大丈夫と聞いた話。やぶ医者の話など。

お医者さんは、自分の体を治せない。

見えないものが見えないから不安になります。

それを教えてくれるのが、仏さまなのです。

そして あいうえおの50音が教えてくれます。

今の社会は、知識が先にたち、知恵がない。

若い人は、学ぼうとしない。

ほんとうの「かみ」は、神ではなく幽身で、

神社で拝礼したときにお出ましになるかみさまは、幽身(かみ)さまです。

今の若い人は、赤ちゃんが出来たときに腹帯をしないとか。

日本人として昔からの知恵を学ぼうとしない。

お米のごはんの葡萄糖は、脳に大切であること。

本に書かれている「にわとり騒動」のことなど。

表現が上手く出来ないのですが、あいうえお の話がありました。

自ら学んで体で感じることの必要性なのでしょうね。

 

参加者から悩みの話があるときには、

先生がそれに答えられていました。

悩みを皆さんの前で話すことは、自分の心を見つめ直すことになり

その上、先生のアドバイスで解決するのでしょうね。

僕は、テイ-タイムの時に雑談で、

先日清水義久さんの花の精について話しました。

膝が痛いのに箱根勤行で20数km歩かせて頂いているのは、

花や草木の精霊なのではないかと感じていますと。

先生は、その通りだと励ましていただきました。

先生が、山に帰ると木々がザワザワと話掛けてくるし

セミも虫も寄って来るとか。

 

今回の先生の話で感じたこと。

 

言葉と言葉の間に伝わってくるものがありました。

先生は、死の世界も覗かれ、目が見えなくなったことも

耳が聞こえなくなったこともあります。

手術も何回も。体重が30kgになったこともあります。

そして、今 まだこの世でやらなければならないことが残っていて

魔王尊との約束を果たしていないので帰るところがないそうです。

 

話されている言葉の裏に沢山の情報は詰め込まれています。

喉から出る音として言葉に沢山の情報が隠されていることに気づきました。

その切っ掛けを教えてくれたのは、一人の男性でした。

声はある程度大きいのですが、言葉の内容が聞き取れないのです。

呼吸が浅いからもっと息を吸って、胸を膨らませて話したらとの注意がありました。

僕は、理工系の人間なので知識の豊富さや経験は、話していて

言葉の端くれで感ずることがあります。「良く分かっているなあ」と。

でも今回は、知識ではなく学びです。

畑田先生とその方のやり取りを聞いて先生の言葉に沢山の情報が含まれていることに気づきました。

もうひとつは、ブラジルの子供のど自慢大会での

山下ヤスミンちゃんの歌声です。

節回しは、練習して出てくるものではなく、日本人の持っている原点のような声でした。

それらが僕の中で混じり合って先生の声に気づいたのでしょう。

 

今まで、講演会などでは知識の伝達だけでそのようなことを考えたこともありませんでした。

それをひとつひとつ自分の中に取り込んで解きほぐして行きました。

そうすると心の中に何かが生まれてきます。

それを上手に育てて行くことではないでしょうか。

それが、最大の収穫でした。

ほんとうは小さな悟り?なのかも知れません。

 

つたない文章を最後までお読みいただき

ほんとうにありがとうございました。

 

番外編

体の痛みに対して、その根底から理解しないでいることを

先生に見せていただきました。

一般には、親切という名の行為の中で行われていますが、

その行為は、ほんとうなのでしょうか。

先生の凄さを改めて感じました。

ごめんさい。 個人のことなのでここまでしか書けません。

 

今日は、保江先生の愛魂(?)・・みほしんでん  の稽古で

終わってから家元の誕生会があります。

和やかな懇親会なので楽しみにしています。

でも木曜日の清水先生、日曜日の畑田先生、月、火の保江家元と

続いています。止めは今週の土曜日に浅草でうなぎの老舗で

大学の仲間達の会食です。卒業して半世紀が経ちます。

 

 

 

 

 

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