8/23に明月院の帰りに東慶寺。
昔、駆け込み寺として聞いていました。
でも今時・・・・・・・・?
ほうずきがまっ赤でした。
東慶寺にもさざれ石がありました。
これで4つ目です。
奥の院はお墓です。
東慶寺では、季報を出されています。
2014年夏号に「回想鈴木大拙先生」 小田玉瑛さんが書かれた文章から。
先生がアメリカから帰国され、松ヶ丘文庫に止住されて以降私は
お手伝いすることになった。(中略)
先生が門から書庫までの道を行ったり来たりの姿が
樹木の間を通して見受けられた。
初めは何をして居られるのか全く解らず、暫く見ていると
道の両端に行くと屈むで何かを拾っている感じだが、
ここからは皆目検討もつかない。
この道は母屋から石段で十四、五段したにあり、
樹々の繁った間にある門から書庫へ直接にゆく狭い道で二十メ-トル位である。
私が石段下りて見ると門柱の下に石ころが数個並んでいて、
書庫の方を見ると壁ぎわにも同じように小石が数個置かれている。
丁度先生が立ち止まれたので、声をかけた。
「何をしていらっしゃるのですか」
「どの位歩いたか数える為に石を置いている、歩いている時は、
数を数えないからな」と。
先生の散歩は「無心の行」なのだろうか。
ありがとうございました。
今日は、天眞如さんの2日目です。
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